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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。 もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?  作者: たまご
第四部 地下迷宮

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指名依頼。

「指名依頼が入って……って、露骨に嫌な顔をしないで下さい」


だって、どうせ、どこかの金持ちの護衛とか、うちの猫達をもふりたい、とかの依頼だろ。


ギルドのお姉さんはため息をついた。


「お気持ちは分かりますけど」


最近、意味のない指名依頼が多くてうんざりする。


フラーの件で、うっかりまた知名度が上がってしまったせいだ。


あの小さな町で英雄扱いされるのが気恥ずかしくて、オパール王国の首都に拠点を移したのもまずかった。


貴族や金持ち連中が、うちの猫達に興味津々なのだ。


中には高値で買い取るとかぬかしやがったやつもいたが、くぅが一声鳴いたら、真っ青になってガタガタ震えながら謝罪してきた。


「でも、今回は少し違うみたいですよ」


んー?


本当に困っているって言うなら、依頼を受けてもいいけど。


「サナさんとナルシさんという方は、お知り合いですか?」


「!」


一緒にキャラバンの護衛をした兄妹だ。


「見せて!」


慌てて、依頼書を受け取った。


指名依頼 《猫を連れた冒険者》。


内容 サナとナルシ戻らず。捜索されたし。


依頼主 鍛冶職人ナロク。


場所 火山都市ガーネット。


……戻らないって、どこから?


ナロクさんって人は知らないけど、サナ達の知り合いなのか?


ガーネットは、確かドワーフ達が住んでいる都市だ。


「……」


サナ達は、普段は護衛の依頼は受けないと言っていた。


なら、討伐依頼か、探索か……。


「どうなさいますか?」


決まっている。


「この依頼、引き受けました」





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