表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/212

異世界なんかより重要だ!

「相田つかささん。あなたは不慮の事故により……」


ああ、最近お約束の異世界転生か。


真っ白な衣装を着た女神様風の女性が話すのを、どこか冷めた気持ちでぼんやりと聞いていた。

 

こちとらアラサーだ。

異世界の冒険より、元の世界で死んだ後の事が気になる。


明日、資源ゴミの日だったんだよね。

隔週だから、捨てそびると……。


そこまで考えて、一番重要な事を思い出した。


「猫!!」


「は?」


説明の途中で突然叫んだ私に、女神様が不思議そうな表情になった。


「うちの猫達、どうなった!?」


両親の残してくれた古い一軒家で、私は8匹の猫達と暮らしていたのだ。


「私が死んだら、猫達はどうなるのよ!?」


「ああ、それなら……」


にっこりと笑う女神様に、何だか嫌な予感がする。


「ご一緒に来てもらいました」


そのどや顔は、どういう事だ⁉️



面白いと思って下さった方は、ブックマーク、評価など、お願いいたします。


「猫さん達のために、ぜひお願いします!!」


「これ以上は、強要になるからダメだってば、女神様!!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 猫好きの鏡!!! 同行させてくれる女神様も神(意味重複)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ