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夜ご飯を食べ終わったら、みんなで今人気のMarkをすることが日課になっている。このゲームには色々な種類があり、村を初めから作るゲーム・敵と戦うゲーム・運動をするゲームなど沢山がある。そして今日は多数決によって「The Hero fierce battle」 に決まった。
まずみんなでキャラクターを決めステージを選択する。それから戦い、勝敗を決める。相変わらずみんなはゲームをすると大はしゃぎ。でもそれが面白くて楽しいから毎日続いている。
少しして明日は月曜日だから今日は少し早めに寝ることにした。
寝室は僕と航陽が同じ部屋で、拓哉と翔太が同じ部屋だ。僕達は寝る前に嘘無しで今日あった一番楽しかったことと、嫌だったことを話している。航陽が「ハンバーグをみんなで作ったことが一番楽しくて、嫌だったことはゲームで負けたことかな」と苦笑いしながら言う。「お前は昔から負けず嫌いだもんな(笑)」と続いて僕が。「僕は夜ご飯が楽しかったかな。嫌だったことは、プリンがなかなか寄ってきてくれないことかな(笑)」すると「やっぱり食べ物のことが多いな(笑)」と言われた。「だって拓哉が作るご飯美味しいんだもん〜航陽もそれは知ってるでしょ?」「まあな。流石拓哉!って感じ(笑)」と二人の会話は止まらない。
翔太達の部屋では「今日の夜ご飯どうだった?辛くなかったか?」と沢山質問をする。「めちゃくちゃ美味しかったよ。味付けもバッチリだったし」と翔太が答える。「そうかそれは良かった(笑)」と拓哉は嬉しそうだ。実は翔太が拓哉の作ったご飯が一番大好きで、毎日すごく美味しそうに食べている。それを知っているのか拓哉はもっと頑張ろう!って思ってるらしい……