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※Character

　　　　　　カネダトウマ

　　　　　　金田斗真

この本の主人公で、とある大学1年生。友達と一緒にシェアハウスをしている。

部活は、やっていない。

　　　　キカワコウヨウ

　　　　　城川航陽

主人公の幼なじみ。同じ大学に通っている大学1年生。

部活は、バスケ部。

　　　　　　シミズタクヤ

　　　　　　清水拓哉

みんなと同じ大学の1つ上の先輩。高校からの友達。優しく面倒見が良くて、面白い。航陽とも仲がいい。

サッカー部に所属している。

　　　　　　カミヤマショウタ

　　　　　　神山翔太

主人公と航陽とは中学からの友達で同級生。

部活は、ハンドボール部。1年生ながら、レギュラー入りしている。

潮風が顔にあたる。

僕の名前は金田斗真。とある大学一年生。僕は今、海の近くで美しい景色を眺めている。

「おーい」

誰かの声がした。振り向くと、拓哉と航陽が手を振っていた。「早くこっちに来いよ！」

咄嗟に僕も手を振り返した。「うん！」と言って走って行く。

僕らは海の近くに四人でシェアハウスしている。今日は一週間のうちすごく楽しい日曜日。もう一人の翔太は近くのスーパーに買い物に行っている。毎週一人じゃんけんで負けた人が買い物に行くというルールがある。今週は翔太、先週は僕が負けた。

家に着くと、まず手洗いをしてソファーに座りテレビをつける。すると拓哉がみんなにお茶を淹れる。「ありがとう」この流れまでが日課だ。拓哉はみんなより一つ上の先輩だが、本人が敬語は嫌だというのでタメ口で話している。「うぅ〜ワン！」犬が吠えた。この犬は翔太が連れてきたプリンという女の子。みんなは犬が大好きでプリンのことをとても可愛がっている。「プリン、今日も可愛いな」「何かで遊ぼっか！」と続々と言う。