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アメガフル
何もなかったかのようにまた歩き出す。
そして、ぽつりと彼は言った。
「たもだちだったんだ」
それ以上は何も言わなかった。
何かを言わなければいけない気がした。
何も言えなかった。声は出なかった。
雨が降っている。
ここからは空が見えないけれど。
雨が降っている。
音も聞こえないけれど。
雨が降っている。
雨が降っている。
後ろから声が聞こえた。
「もし、僕があんなになったら君が止めてくれると嬉しい」
うなずく。
長い長いアメガフル。
そろそろあとがきに挑戦してみたいと思います。
まず初めに、この拙いにも程がありすぎる文章をお読みいただきありがとうございます。
ここはこうした方がいいんでないのーとか
読みづらい等ありましたら
コメントでもいいですしTwitterのDMでもいいですしご意見いただけるとありがたいです。
この話でプロローグが終わりという形になります。
最後までお付き合いいただければ幸いです。