14章までの『キャラクター情報』
※ ネタバレを含みます。
本編14章をお読みいただいてからご覧下さい。
※ ★と「UPDATE!」表記があるのは、
すでに登場したキャラの《追記》案内です。
★ ハイリア(赤宮サイン) ★ UPDATE!
かつて裕真と戦った、アルタメアの〈魔王〉。
一度亜里奈に憑依した後、〈人造生命〉の身体を得て顕現するに至った。
現在はアガシーの兄という体で、裕真と同じ高校に通う。
文武両道、態度は紳士、所作は高貴、さらに超絶美形という完璧超人。
編入初日の亜里奈を巡る言動から、こちらでも『魔王』の称号を得た。
クローリヒトの仲間、〈クローナハト〉としての一面も持つ。
こちらの世界での服装は和装がお気に入り。
《 追記 》
〈世壊呪〉について何か調べられればと考えていたところに、やはり夏休みの社会の宿題を進めるのに図書館に行こうと思っていた亜里奈に案内され、ともに図書館へ出かけた。
その際、彼の和装が特に街の人々の目を引いていたが、亜里奈が言うには「珍しいだけじゃなく似合いすぎてるから」らしい。
昼食用にと、亜里奈が作ってくれていたサンドイッチに合わせて飲み物を買おうとしたが、ちゃんと水筒にお茶も用意していた亜里奈に、「もったいないです。お小遣いには限りがあるんですよ?」と、しっかり叱られたりも。
神楽舞いの見物の際には、〈世壊呪〉に関係があると目された古書の内容を確かめるため、アガシーの依頼を受けて、怪盗じみた活躍を見せた。
【 怪盗適性:わりと高そう 】
★ 赤宮亜里奈 ★ UPDATE!
小学6年生。裕真の実妹で、彼の勇者事情を知る理解者。
〈天の湯〉の看板娘にして、勉学・運動に家事もこなす小さな才媛。
あんまり隠れてない隠れブラコンでもある。
クセっ毛にツリ目が特徴。(本人としてはコンプレックス)
本人に自覚は無いが、〈世壊呪〉の本体でもある。
元魔王のハイリアから告白を受けた。(返事は大人になるまで保留中)
《 追記 》
ハイリアの調べものに、宿題の片付けも兼ねて案内がてら図書館まで付き合ったが、その際、ささっと昨夜の余り物を使ってお弁当のサンドイッチを作ったりするあたり、さすがのデキる妹っぷりだった。
ちなみに本人にデートのつもりはなかったが、はたから見てどうなのかは何とも。
ドクトル主催の神楽舞いは、不安を抱きつつも八乙女の一人として立派にこなしてみせた。そんな妹の成長ぶりには、兄の裕真も感じ入っていたようだ。
また、祖母から着物についてもある程度学んでいたお陰で、巫女装束の着付けも早くて上手かったらしい。
巫女さんのバイト代の使い道としては、〈聖鬼神姫ラクシャの設定資料集〉とかを考えていたが……実際のバイト代が予想を超える4万円もの(小学生には)大金だったことで、こんなにもらっていいのかと、マジメな彼女は数秒間石化したようである。
【 巫女さん:ちょっとテンション上がっちゃった 】
★ 白城鳴 ★ UPDATE!
高校1年生。裕真たちの後輩。
元勇者でもある〈常春〉マスターの娘にして、しっかり者のウェイトレス。
〈救国魔導団〉の一員で、〈お嬢〉と呼ばれる。
平均的美容体型のメガネっ子。メガネの有無で可愛い系か美人系か変わるとか。
裕真と千紗が付き合っているのは承知の上で、裕真に恋心を抱く。
異世界で〈魔法王女・ハルモニア〉としてのチカラを得て帰ってきた。
《 追記 》
異世界〈魔法王国ティラティウム〉に行っている間、ウェイトレスとしての腕を維持するべく、カフェの女給さんとかお店の店員さんとかお屋敷のメイドさんとかのバイトをしていた……が、久々の実家の手伝いで、父から「なまったんじゃないのか?」との評価を受け、わりとショックだったようである。
ドクトルが主催した神楽舞いに、おキヌからの「赤みゃんを諦めないならやらないテはない」との誘いもあって、八乙女の一人として参加。
千紗と双璧をなすメインの舞い手として鎬を削りながら、その大役を見事に果たしてみせた。
巫女さんとしての印象は、ただ似合っているというだけでなく、亜里奈によると『普段からウェイトレスさんとして仕事してるせいか、服装と一緒に気持ちも着替えてるみたい。雰囲気からして、まさしく〈変身〉してる感じ』とのこと。
神楽舞いの休憩時、一人でいるところにやって来た衛との会話では、その物言いや態度から、何となく、自分と同じく『とても敵わない相手』がいることへの、シンパシーめいたものを感じたようである。
【 巫女さん:色んな意味で、貴重な経験になったなあ…… 】
★ キャリコ ★ UPDATE!
白城鳴を異世界ティラティウムへと誘ったネコ。現在は鳴の使い魔。
茶色多めの三毛だがオスで、わりとイケボ。トレードマークは蝶ネクタイ。
偉大な〈獣神の王〉らしいが、本質的にはネコで、シャンプーが超キライ。
何かにつけて言葉に「まくり」と付けまくりなクセがありまくり。
《 追記 》
〈獣神の王〉としてのプライドはどこへやら……な、〈常春〉のお客さんへの愛想の振りまきっぷりで、すっかりお店の看板ネコになっている。
ちなみに、看板ネコとしての仮の名は、その毛色の割合から〈キャラメル〉となった。
店内を我が物顔でうろつくが、基本的な居場所は、「器用な黒井くんがブツブツ言いながら作ってくれた」(鳴談)という、店の奥にある台の上である。
ちなみに、キャリコという名も実質『三毛猫』という意味合いでしかなく、真名は別にあるらしい。
また、故郷ティラティウムにおいては、有産階級のお貴族サマであるようだ。
【 使い魔のお仕事:働きまくり!……推定給料分くらいは(ボソッ) 】
★ 塩花美汐 ★ UPDATE!
堅隅高校1年生。白城鳴のクラスメイトで友人。
知り合ったのは高校に入ってからだが、2人とも妙に気が合った。
雰囲気はややチャラいが、案外知識豊富で、高い知性を感じさせる面も。
背は高めだが、スタイルとしてはやや鳴に負けている感じ。
鳴のことは、名字の白城から取って『ラッキー』と呼ぶ。
《 追記 》
鳴の友人として、ドクトル主催の神楽舞いに一緒に参加した。
そんな経緯から、他の少女たちとは繋がりが薄かったが、生来の気安さですんなり馴染んだようである。
巫女さんとしては、亜里奈によると『チャラっとしてるけど、実際は姿勢が良いし背も高いから、凜とした感じ』らしい。
ただ同時に、『早速自撮りとかしてるあたりは、いかにもバイトの巫女さん』っぽくもあるそうだが。
【 巫女さん:伝統の装束、いいよねえ。……忍者なんかはイヤだけど 】
★ 真殿凛太郎 ★ UPDATE!
小学6年生。亜里奈たちのクラスメイトにして、武尊の親友。
男子ながら、深窓の令嬢という表現こそピッタリな、メガネの美少年。
独特すぎる感性を持ち、無言無表情が基本の『不思議ちゃん』。
だが同時に、意外と常識人でもあるし、ノリも良い。
普通は聞こえないはずの『念話』を聞くことが出来るようだが……?
《 追記 》
『念話』を聞けることについては、昔から幽霊などの『声なき声』を聞くことが出来たらしく……ただ魔力が高いだけではなく、そもそも体質というか〈巫覡〉としての特異な才能があるようだ。
もっとも、そのままでは日常生活においては弊害が多いため、祖父の助言に従い、普段は意図してチカラを抑えているらしい。
そして、そのチカラによるものか、ハイリアさえ気付かなかった〈クローリヒト変身セット〉の『声』すらも聞いていた。
裕真たち高校生と一緒に遊びに行った〈嵐運動・斬〉では、ハイリア率いる〈魔王軍〉に属し、謎のアダムスキーボールやら、やたら強いガチャプレイやら、妙に上手いイタダキの扱いやら、その不思議ちゃんパワーを存分に発揮して活躍した。
チームで負けだった格ゲー勝負においても、彼は武尊に勝利しているため、実質、メンツ中唯一の無敗だったりする。
【 〈巫覡〉レベル:80 】
★ 摩天楼見晴 ★ UPDATE!
小学6年生。摩天楼頂の妹で、亜里奈のクラスメイトにして親友。
ふんわりぽやんと笑顔を絶やさない、天然癒やし系マイペース少女。
その癒やし度も、そこはかとない器のデカさも聖女級。
お菓子(食べるのも作るのも)と恋バナが大好き。
また、同年代の中では発育が良い方だとか……。
《 追記 》
ふわふわ天然系ではあるが、金銭管理については(意外にも)しっかりしていて、お小遣いノートとかちゃんとつけて、無駄遣いしないよう心がけているらしい。
ドクトル考案の神楽舞いへの参加についても、バイトという触れ込みから、しっかりと「おきゅーりょーとか、出るのかなあ〜?」なんて期待していた。
巫女さんとしては、亜里奈によると『可愛いし、優しくニコニコほんわかしてて、売店の売り子さんとかすごく似合いそう』らしい。
【 巫女さん:えへへ〜、おきゅーりょー、たくさん〜 】
★ アガシー(赤宮シオン) ★ UPDATE!
ガヴァナードの〈剣の聖霊〉……なのに、ユルいミリオタ。裕真の相棒。
本来は妖精のような姿だが、ほぼ人間の〈人造生命〉の身体を得た。
赤宮兄妹の再従妹として、亜里奈のクラスメイトに。
編入初日の言動から、付けられた二つ名は〈ゴールド軍曹〉。
ポニーテールがチャームポイントの、金髪碧眼超絶美少女。(見た目は)
ハイテンションでウザい感じだが、根はわりとマジメで、さびしがりな面も。
聖霊としてずっと飛行していたからか、実はまったく泳げない。
《 追記 》
亜里奈や見晴とともに、ドクトル主催の神楽舞いに八乙女の一人として参加。
巫女さんとしては、ある意味最もかけ離れた金髪ではあるものの……亜里奈によれば『それが正しいんだって有無を言わさないような説得力に変わる』ほど似合っていた。
さすが〈聖霊〉らしく、黙って真剣な表情をしていればかわいいどころじゃなく、ひたすら神秘的で美しくもあったが……調子に乗ってそこに二挺拳銃とか装備してはしゃぐから、いろいろ台無しだったようである。
また、神楽舞いのもととなった説話が、〈世壊呪〉のことを指しているのではと考え、その詳しい調査をハイリアへと託した。(押し付けたとも言う)
【 巫女さん:二挺拳銃か、軍用ショットガンか……むむぅ(悩) 】
★ 絹漉あかね(おキヌさん) ★ UPDATE!
高校2年生。裕真のクラスメイトで、鈴守千紗の親友。
最小のボディ(小学生級)に最大のリーダーシップを備えた、2−Aの姐御。
さらには計り知れないコネクションすら持つ、豆腐屋の娘。
本編中、フルネーム(特に下の名前)がほとんど出ないおデコちゃん。
成績は良く器用、料理(特に豆腐料理)の腕もプロ級だが、運動神経は壊滅的。
《 追記 》
その運動神経の壊滅具合たるや……ウタいわく『逆上がり出来ない、ハードル全倒し、幅跳び踏み切れない、ボール蹴れない、バットに振られる、砲丸投げれず潰される、跳び箱飛べない、後転出来ない』――らしい。
中でも後転は、転がろうとしては元に戻る、『起き上がりこぼし』状態になるようだ。
上半身に重みがまったく無いからだ、とか言ってはいけない。
巫女さんとしては、亜里奈によると『キリッとした表情をすると、かわいいばかりじゃなくてカッコイイ感じもある』とのこと。
もっとも、すぐに裾を踏んづけてコケたりしていたので、総評としては『かわいい』の方に傾いたようではある。
鳴の裕真への恋心を知っていて、敢えて千紗と同じ舞台に上げたのは、
「――どっちみち、傷つくんなら……。
悔いの残らないよう、精一杯に前のめりな方が――きっと、いいよ」
……という真意あってのことだったようだ。
【 巫女さん:ふっ……これなら誰も七五三とか言うまい! 祓う側だし! 】
★ 鈴守千紗 ★ UPDATE!
高校2年生。裕真のクラスメイトで彼女。大人しい系関西人。
すっかり武闘派な魔法少女〈シルキーベル〉の正体で、マジメな頑張り屋。
〈呪〉を祓うという家業に従い戦う、〈鈴守の巫女〉でもあるが……問答無用で〈世壊呪〉を祓うことについて、悩んでもいる。
前髪ぱっつんの黒髪おかっぱさんで、体型的には中学生。
体育祭での大活躍によって、校内にファンクラブが出来てしまった。
父親は有名国立大で教鞭を執っているようだ。
《 追記 》
母親がもとは神社の娘として本業の巫女さんだったこともあり、さすが神事に詳しい。
なので、神楽舞いについては自然とメインの一翼を務めることに。
巫女さんとしては、亜里奈によると『もうこれしかないって感じ。まさにホンモノ』だったようで、(やや形は違えど)本職の面目躍如といったところか。
神楽舞いの後、みんなと行った焼き肉屋では、「ホンマにお腹空いてたから」と、その笑顔みたさに裕真が自分で育てていた肉を譲りまくるぐらい、実によく食べたようだ。
裕真によれば彼女は、そもそも体格のわりに健啖家、食べ方もキレイで、かつ、いかにもおいしそうに食べる上に早く、気付けばペロリ、らしい。
2人きりでいるのに、つい神楽舞いでの鳴の頑張りを褒めちぎってしまい、「やっちまった」と青ざめて謝り倒す裕真に、「一生懸命な人の頑張りを素直に認めて讃えられる、そんな赤宮くんが好きやねんから」と再確認したようである。
おのれリア充。
【 巫女さん:あ、赤宮くんに褒めてもらえて良かったあ…… 】
★ 沢口唄音 ★ UPDATE!
〈モブこそ至福〉を座右の銘とする、裕真たちのクラスメイト。
短めに整えた髪といい、落ち着きといい、大人びた雰囲気でスタイルも抜群。
『地獄耳』と呼ぶに相応しい情報収集力を持つ。
愛称は〈ウタ〉。その名の通り抜群に歌が上手いらしい。
《 追記 》
ドクトル主催の神楽舞いに、八乙女の一人として参加したが……やはり本心は、「モブとしては本来遠慮するところなんだけど」らしい。
しかし巫女さんとしては、亜里奈によると『スタイルもいいし、落ち着いていて、凜とした』、モブと一言で片付けられないようなレベルのようである。
もっとも、落ち着いて控えめにしているのは、本人にすれば『モブとして目立たないため』なのが一番の理由のようだが。
おキヌが、裕真に恋する鳴を千紗と競わせるような形に持っていったことについて、「あの赤宮くんがおスズ以外を選ぶわけもないのに、結構キツいんじゃないの?」と、おキヌの真意を問いつつ、鳴を気遣ったりもしていた。
そうしたところも、いかにもお姉さん的であるのかも知れない。
【 巫女さん:モブがやることじゃないわよね 】
★ ドクトル・カリヨン ★ UPDATE!
鈴守千紗の祖母。博士号を持つ、元・女子プロレスラー。本名は鈴守牡丹。
総合格闘ジム〈ドクトル・ラボ〉の代表兼トレーナーで、魔法少女〈シルキーベル〉及び魔法剣士〈能丸〉の生みの親でもある。
実年齢は60のハズだが、30前後にしか見えないという超美魔女。
外国での在学中に、幾つか特許をも取得しているらしい。
《 追記 》
知り合いから、神楽舞いの巫女の助っ人集めを頼まれたことに端を発し、なんと、少女8人による、オリジナルの八乙女舞いをプロデュース。
さらに、その参考動画を、時間も無かったはずなのにCGムービーとして恐ろしいほどのクオリティで作り上げたりした。
また、打ち上げと称して、神楽舞いをこなした女子だけでなく、見に来た男子やらも一緒くたに焼き肉屋さんに誘い、総勢10人を超える食べ盛りの大所帯に「遠慮せず好きなだけ食え!」と豪快に奢るあたりもさすがである。
【 巫女さん:アタシにも、そんな時代があったねえ…… 】
★ 朝岡武尊 ★ UPDATE!
小学6年生。亜里奈やアガシーのクラスメイトで、凛太郎とは親友。
健康優良な好漢系のガキ大将。実は顔立ちはかわいい系。
アガシーやハイリアからは〈アーサー〉と呼ばれる。
聖剣ガヴァナードに使い手として認められるとともに、霊獣ガルティエンの加護により、〈烈風鳥人ティエンオー〉に変身するチカラを得る。
裕真の勇者としての実力に感じ入り、弟子入りした。
《 追記 》
裕真から、その戦闘センスについて認められてはいるものの、未だに模擬戦では有効打は一つも入れられていないらしい。
とは言え、それでカンタンに腐ったりしないあたりはさすがである。
親友の凛太郎が、実は〈巫覡〉としてのチカラを持っていたことについての反応は、驚きはしたが何よりも、目を輝かせての「さっすが凛太郎! かぁっけぇー!」だった。
あるいはそんな彼だからこそ、凛太郎も一緒にいるのかも知れない。
裕真たちと遊びに行った〈嵐運動・斬〉では、衛とともに裕真の〈勇者軍〉に属し、ハイリア率いる〈魔王軍〉と死闘(?)を繰り広げた。
【 ヒーローレベル:29(+2) 】
★ 摩天楼頂(イタダキ) ★ UPDATE!
高校2年生。裕真のクラスメイトで、幼馴染み。
頂点を目指すオトコ――だが、何の、とかは多分関係ない。
見た目も運動神経なんかもわりと良いが、とにかく色々とザンネン。
ただ、約束は必ず守る男気もある。
家はお金持ちだが、小遣いは少ないので年中金欠ぎみ。
《 追記 》
偶然居合わせた武尊と凛太郎を、一緒に〈嵐運動・斬〉で遊ぼうと気安く誘ったり、また彼らの分の料金については自分たち年長者での分割負担を提案したりと、いかにも長男っぽい、なかなかに自然で粋な心遣いを見せた。
〈嵐運動・斬〉では、ハイリア率いる〈魔王軍〉に属し、実は得意なボウリングでは3連続ストライクを取るなど活躍するも、格ゲー勝負においては衛の操る異次元忍者に惨敗を喫した。
【 標高:47m(+2) 】
★ 赤宮裕真 ★ UPDATE!
堅隅高校2年生。異世界帰り(×3)のベテラン〈勇者〉。
見た目悪役系魔剣士〈クローリヒト〉の正体。
鈴守千紗の彼氏で、ひたすらに苦労人気質。
スマホなど電子機器に弱い……が、やや改善されつつある。
体育祭での言動により、現実でも『勇者』の称号を得てしまった。
また、ヒーローに憧れる武尊の『師匠』にもなった。
《 追記 》
夏休みに入ったはいいが、千紗が(神楽舞いのことなどで)忙しく、逢えないこともあって、数日をのんびりダラダラと過ごしていた。
ある意味、それこそ彼が望んだ、いかにも普通の高校生らしい生活でもあるわけだが、〈世壊呪〉絡みの問題などもあって、どうにも落ち着かない面もあったようだ。
しかしだからといって、宿題とかを済ませてしまおうとも思わないらしい。(そして後々亜里奈に怒られる)
イタダキたちと遊びに行った〈嵐運動・斬〉では、〈勇者軍〉を率い、ハイリアの〈魔王軍〉と戦ったが、最終的には引き分けとなった。
ドクトル主催の神楽舞いを見たときは、素直に舞い手の八乙女たちの頑張りに感動し、いかにも彼らしく、千紗だけでなく全員を褒め称えるばかりか、素晴らしいものを見せてくれたからとお礼も告げていた。
そんな中、実妹の亜里奈の成長が感じられたことについては、「いつまでも子供じゃないんだよな……」と、一際染み入るものがあったようだ。
【 夏休みの宿題:追い込まれてからが、勇者の本領発揮だろ! 】
★ 国東衛 ★ UPDATE!
堅隅高校2年生。裕真のクラスメイトで友人。
愛想も人付き合いも良い、コミュニケーション魔人。
やや中性的で可愛い系の外見をした、文武両道の優等生。
魔法剣士〈能丸〉、そして黄金の勇者〈エクサリオ〉の正体でもある。
かつて初めて〈勇者〉となった世界が、アルタメアらしい。
《 追記 》
武尊によると、実家は剣道の道場を営んでおり、祖父が師範をしていて『すげー厳しくて、すげー強い』らしい。
イタダキたちと〈嵐運動・斬〉に行った際には、裕真の〈勇者軍〉に所属。
特にバスケ勝負では、(実は)同じく勇者である裕真、そして(実は)変身ヒーローである武尊と、息ピッタリのコンビネーションを繰り出したりした。
神楽舞いの見物の際、一人でいた鳴との会話から、彼女の裕真への想いに気付き、同時に自分の苦悩の一端も見抜かれ、同じような『壁』を前にしている感じもしたが……。
だからこそなのか、それに向かう態度に、確かな違いを感じ取ったようである。
【 白城鳴との親密度:わりとアップ 】
【お得じゃない4勇コラム】
・神楽舞いのミニゲームで、難易度は何でもい
いのでAランク以上のスコアを取ると、プレ
イヤーキャラでもある八乙女には、神楽舞い
を模した隠し超必殺技が追加されるぞ!
しかも、ちゃんとそれぞれモーションが違う
凝りっぷりだ!
……使える性能かどうかはまた別だけどな!