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8章までの『キャラクター情報』



※ ネタバレを含みます。

  本編8章をお読みいただいてからご覧下さい。


※ ★と「UPDATE!」表記があるのは、

  すでに登場したキャラの《追記》案内です。





― 塩花(しおばな)美汐(みしお) ―


 身長163cm

 体重53kg

 10月20日生まれ O型


 堅隅(かたすみ)高校1年生。白城(しらき)(めい)のクラスメイトで友人。



《 外見 》


 友人のめいから「チャラい感じ」と評される通りの雰囲気だが、それは主にアクセサリー的なものを多く身に付けていたり(ただし諸事情によりピアスは穴も開けてないらしい)、スカートがやや短いからでしかなく……。

 実のところ、ハデハデに化粧をしているだとか、髪の毛がスゴい色をしているとか言うほどのことはなかったりする。

 ただ、もともとの顔立ちがネコ的というか、挑発的・挑戦的なものであるところが、そうした評価に一役買っている面も。

 ちなみに髪は、背中ほどの長さのものを後頭部に纏め上げていることが多い。

 また、制服では基本的にリボンもネクタイもしない派。

 体型は、背は高めなものの、スタイルとしては鳴にやや負けている感じ。




《 備考 》


 広隅(ひろすみ)市立堅隅高等学校の1年生。クラスはA組。

 鳴とは、高校になってから知り合った仲だが、ウマが合うらしくお気に入りで、よくつるむ。

 見た目の印象はチャラいものの、実は案外知識豊富で、言動のうちに高い知性を感じさせたりすることも。

 体育祭の最中、鳴の裕真(ゆうま)への想いを悟ったらしく、それを応援しているらしい。


 また、鳴のことを『ラッキー』と呼ぶのが特徴。

 逆に、自分が『しおしお』と呼ばれるのは、『青菜に塩』とかけて「青菜か!」とツッコむと同時に、なんか弱そうだからイヤ、らしい。



【 チャラさ度:70 】






― クローナハト ―


 身長182cm(擬態上の数値。実際は宿主の139cm)

 体重72kg (擬態上の数値。実際は宿主の34kg)



 漆黒のマントを纏い、漆黒の仮面で顔を隠した、銀髪の怪人。

 その正体は、かつてアルタメアで裕真と戦った魔王であり、この姿も幻影の魔法によって元々の姿を擬態したもの。

 実際はまだ憑依したままなので、身体は亜里奈(ありな)


 三つ巴の戦場に、カゼでふらふらなクローリヒトの援軍という形で突如参戦した。

 魔法を使っての擬態状態(あくまで外見だけで、質量は伴っていない)なので、直接相手に触れることが出来ず、またその擬態に魔力を大きく消費している上に、宿主である亜里奈への負担を(おもんぱか)ってチカラを制限するという、縛りの多い形だったが……。

 それら不利を一切悟らせることなく、圧倒的な力量と巧みな戦術(アガシー的には『ずっこい手』)で、たった一人で戦場を制圧せしめた。



【 強者の雰囲気度:圧倒的 】






★ 赤宮(あかみや)裕真(ゆうま) ★  UPDATE!


 高校2年生。異世界帰り(×3)のベテラン〈勇者〉。

 悪役風魔剣士〈クローリヒト〉の正体。

 鈴守(すずもり)千紗(ちさ)の彼氏で、ひたすらに苦労人気質。

 スマホなど電子機器に弱い……が、やや改善されつつある。

 体育祭での言動により、現実でも『勇者』の称号を得てしまった。

 一応、本編主人公。




《 追記 》


 カゼでダウンした妹の亜里奈や千紗(ちさ)のために、おかゆを作るという家庭的な面を見せた。

 同時に、そのスキルや信用を買われて、千紗の看病を任されたりもしたが……本人も体調不良な上に、クローリヒトとしての活動が重なったりで、恋愛的進展に繋がらなかったのはお約束というものである。

 ちなみに、おかゆを千紗に『食べさせてあげた』そうだが……それがどういう手段なのかは不明。


 体調不良を押してクローリヒトとして戦った際は、同じく体調不良のシルキーベルと、妙に気が合うようなヤケクソ気味の打ち合いを繰り広げることに。


 6年ほど前、まだ勇者でもない頃、亜里奈を守るために野生の大イノシシと激闘を繰り広げ、脇腹に大ケガを負って入院、夏休みを棒に振った経験があるらしい。


 魔王から、「亜里奈を妻に」と言われた際、反射的に大反発してしまったが……。

 その際に魔王に説かれた道理と、自身の気持ちとの衝突は、この先もまだまだ長引きそうである。



【 お兄ちゃん指数:95 】






★ 鈴守(すずもり)千紗(ちさ) ★  UPDATE!


 高校2年生。裕真(ゆうま)のクラスメイトで彼女。大人しい系関西人。

 魔法少女〈シルキーベル〉の正体で、マジメな頑張り屋。

 〈呪〉を祓うという家業に従い戦う、〈鈴守(すずもり)の巫女〉でもある。

 前髪ぱっつんの黒髪おかっぱさん。体型的には中学生。

 校内に、ファンクラブが出来るほど人気が出始めた。(主に女子に)




《 追記 》


 カゼを引いてダウンしたところ、親友おキヌと祖母ドクトルの計らいにより、裕真から看病を受けることに。

 その際、一人っ子ゆえの兄弟への憧れというのもあってか、裕真の『お兄ちゃんっぽさ』というのを強く感じたようだ。

 ちなみに、部屋の様子などは、女の子っぽく可愛らしくも、飾りっ気はやや控えめ……なところは「亜里奈の部屋と似ている」(裕真談)そうである。


 その後、裕真と同じく、体調不良を押してシルキーベルとして戦うも……やはりと言うべきか、まともな活躍は出来なかった。

 ただ、クローナハトの出現なども受けて、「頑張らないと」という思いを新たにしたようである。


 裕真も体調が悪かったことを知り、もし快復していないようなら、お返しに看病してあげられる……なんて考えたりも。



【 裕真を『お兄ちゃん』呼び:ちょっとええかも…… 】






★ ドクトル・カリヨン ★  UPDATE!


 鈴守(すずもり)千紗(ちさ)の祖母。博士号を持つ、元・女子プロレスラー。

 総合格闘ジム〈ドクトル・ラボ〉の代表兼トレーナーで、魔法少女〈シルキーベル〉及び魔法剣士〈能丸(のうまる)〉の生みの親でもある。

 実年齢は60のハズだが、30前後にしか見えないという超美魔女。

 本名は鈴守(すずもり)牡丹(ぼたん)




《 追記 》


 もともと裕真のことを買ってはいたが、自分の代わりに孫娘の看病を任せてもいいと思うぐらいに信用しているようである。

 ……もっともそれも、あるいは彼のヘタレっぷりも計算してのことかも知れないが。

 そして同時に、それらを込み込みで、この話を持ち込んだおキヌとともに、二人の反応を楽しんでいるフシもあったりなかったり。


 ちなみに、外国で在学中に特許をいくつか取ったらしく……生活に困らない程度の貯えはあるらしい。



【 握力:ドラゴンの鉤爪級(裕真による、超緊張時の参考記録) 】






★ 赤宮(あかみや)亜里奈(ありな) ★  UPDATE!


 小学6年生。裕真(ゆうま)の実妹で、事情を知る理解者。

 〈(あま)()〉の番台を手伝う看板娘。

 勉学・運動・家事と何でもこなす小さな才媛。

 あんまり隠れてない隠れブラコンでもある。

 クセっ毛にツリ目が特徴。(本人としてはコンプレックス)

 誰も気付いていないが、アルタメアの〈魔王〉が憑依中。




《 追記 》


 学校では、男子からレッドアリーナーの二つ名で恐れられたりする彼女だが、いかんせんまだ成長途中の小学生……体育祭の応援に熱が入りすぎたのか、カゼでダウンすることに。

 その際には、さすがに弱気が勝ってか、年相応の甘えが顔を出したりしたようである。

 ちなみに、兄裕真の談によれば、大人びて食べ物の好き嫌いも無さそうな彼女だが、ショウガがニガテらしい。


 そして――憑依している魔王のもたらした情報により、実は魔王ではなく、彼女こそが〈世壊呪(セカイジュ)〉であることが判明した。

 ただし、その情報は、魔王が憑依している事実も含め、彼女自身には伏せられている。


 また、魔王より、本人の知らぬ間に求婚されたりも……。



【 この日1日の関連イベント数:濃すぎ(ただし本人は(あずか)り知らない) 】






★ 質草(しちぐさ)くん ★


 純喫茶〈常春(トコハル)〉の常連。黒井(くろい)くんと同じ学校に通う大学生。

 ケチャップ多めのオムライスとコーヒーだけで長々と粘る図太い神経を持つ。

 〈救国魔導団(きゅうこくまどうだん)〉の一員でもあり、二つ名は〈ポーン参謀〉。

 いかにも勉強出来そうで、実際デキる男。超色白で細目。




《 追記 》


 今回ついに、〈ポーン参謀〉として戦場に現れることになった。

 その外見は道化師(ピエロ)のような姿で、両手に逆手に構えた短剣と、魔術による火炎弾を用い、スピードを重視したトリッキーな戦法で能丸(のうまる)を手玉に取る活躍を見せる。

 しかし、クローナハトのハッタリに見事に引っかかり、〈霊脈(れいみゃく)〉汚染の目的は達せず、退却することに。


 ちなみに、歩兵(ポーン)で参謀で、さらに道化師とはどういうことかと裕真が心の中で一人、ツッコみまくっていたが……。

 そもそも、ポーンの名が本名の『質』の方から来ているのは言うまでもないことである。



【 戦闘のトリッキー加減:大変イヤらしい 】






★ アガシー(赤宮(あかみや)シオン) ★  UPDATE!


 聖剣ガヴァナードの剣の聖霊。裕真(ゆうま)の相棒。

 本来は妖精のような姿だが、ほぼ人間の〈人造生命(ホムンクルス)〉の身体を得た。

 裕真と亜里奈(ありな)再従妹(はとこ)ということにして、小学校に通う。

 亜里奈のクラスメイトでもあり、二つ名は〈ゴールド軍曹〉。

 ポニーテールがチャームポイントの、金髪碧眼超絶美少女。(見た目は)




《 追記 》


 カゼでダウンした亜里奈の看病のため、自らも学校を休んだ。

 その主たる理由としては、汗をかいた亜里奈を着替えさせたりするのを、裕真に任せるわけにはいかないという、女性としての亜里奈を気遣った大変真っ当なものだったが……。

 その際の、亜里奈を好きすぎる彼女自身の「グヘヘ」な態度が、むしろよりヤバげな感じであったことは言うまでもない。


 ちなみに、見晴(みはる)に連れられて一緒に亜里奈の見舞いにやって来た武尊(たける)に対して、当初は「後宮に男は入れん」などと突っぱねる態度を見せるも……給食に出た白桃ゼリーを差し出されるや、コロリと態度を変えたらしい。

 これについての、「食い物に釣られるとか番犬以下」とは亜里奈の談である。


 また、そもそもが聖剣に宿る〈剣の聖霊〉として歴代の魔王と戦ってきたためか、〈魔王〉とは根本的に相性が悪いらしく……彼の亜里奈への求婚宣言には、それはもう猛烈な勢いで噛み付くことに。



【 〈魔王〉:ムカつくイラつくキライ 】






★ 魔王 ★  UPDATE!


 裕真との激闘の後、友として和解に至った異世界アルタメアの〈魔王〉。

 当然、戦闘能力は高く、魔法の扱いに優れる。

 礼儀正しく頭も切れるが、やや世間知らずな面も。

 亜里奈に憑依中だが、悪意はなく、むしろ守護者的な立ち位置。




《 追記 》


 明らかになった本名は、『ハイリア=サイン』。

 自身が憑依し続けることで亜里奈に悪影響が出ることを懸念し、裕真たちと様々な事柄を相談するためにも、改めてオモテに出て来た。


 アガシーがしたように、〈人工生命(ホムンクルス)〉を依り代として用い、いずれ亜里奈から分離するつもりらしいが、まだこの時点では亜里奈の身体を借りている状態のため、一見すれば亜里奈が尊大な態度を取っているように見える。


 また、憑依中に得た情報から、亜里奈を〈世壊呪〉と結論付けるとともに、至ってマジメに亜里奈を「将来は妻に」と言ってのけた。


 当然、裕真たちから大反発を食らうものの、どこ吹く風――どころか、逆に理を説いてやり込めたりするあたり、さすが魔王という貫禄(?)を見せつけた。



【 亜里奈への好感度:100 】







【お得じゃない4勇コラム】


 ・クローナハトの登場時、それまでのシナリオ

  の選択肢によっては、亜里奈の魔力が足りな

  いという事態になり、「亜里奈の姿のまま」

  黒マントに仮面で参戦するぞ!

  当然、アクションも専用のものになるんだ!

  さらに、一度その条件を満たせば対戦でも使

  用可能に!








  ……それもうクローナハトじゃないけどな!


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 『4度目も勇者!?』本編へはこちらからお願いします。
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 〈作:石河 翠さま〉
(女の子は、Picrewの「かわいい女の子メーカー」でつくられております)
  https://picrew.me/share?cd=8n6AX5aJmn
― 新着の感想 ―
[一言] やっぱり設定集って良いですね (*´▽`*) ドクトルさんの握力に笑いました☆彡
[一言] 懐かしい。 作中時間は数日でもリアル時間ではもうかなり前。
[一言] >まだこの時点では亜里奈の身体を借りている状態のため、一見すれば亜里奈が尊大な態度を取っているように見える。 これはアニメ化した際、声優さんの演技力が試される(迫真)。
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