6章までの『キャラクター情報』
※ ネタバレを含みます。
本編6章をお読みいただいてからご覧下さい。
※ ★と「UPDATE!」表記があるのは、
すでに登場したキャラの《追記》案内です。
★ アガシー(赤宮シオン) ★
聖剣ガヴァナードの剣の聖霊。本来の名はアガシオーヌ。
本来は妖精のような姿だが、ほぼ人間の〈人造生命〉の身体を得た。
裕真と亜里奈の再従妹ということにして、小学校に通う。
亜里奈のクラスメイトでもあり、二つ名は〈ゴールド軍曹〉。
ポニーテールがチャームポイントの超絶美少女。(見た目は)
《 追記 》
裕真の応援に、亜里奈とともに体育祭見学に出向いたところ、おキヌと意気投合、彼女に代わっての2−A応援団長に任命された。
ちなみに、基本は右利きとして振る舞っているが、実は左右同時にお箸を使えるぐらい器用。
その抜きん出た器用さを活かし(?)、タコさんウインナーに精緻すぎる造型を施した結果……それはタコさんを超越し、禍々しき深海に潜む邪神『ダゴンさん』へと進化した。
国東衛に、かつて会ったことがあるような既視感を覚えたらしいが……?
【 精神年齢:5歳でおっさん(亜里奈談) 】
★ 赤宮亜里奈 ★ UPDATE!
小学6年生。裕真の実妹で、事情を知る理解者。
〈天の湯〉の番台を手伝う看板娘。小さな才媛。
あんまり隠れてない隠れブラコンでもある。
クセっ毛にツリ目が特徴。(本人としてはコンプレックス)
誰も気付いていないが、アルタメアの〈魔王〉が憑依中。
《 追記 》
その高い料理スキルを遺憾なく発揮し、兄のお弁当を作ってきたが……そもそも彼女に料理の基本を教えたのは、当の兄、裕真であるようだ。
母や祖母からもしっかり教えを受けたこともあり、今ではすっかり兄より料理上手だが、それでも兄の作る料理が好き――らしい。
料理のみならず、家事全般において高いスキルを持つことと、その人当たりや性格、可愛らしい見た目から、裕真のクラスメイト――特に女子に人気を博し、しきりに『うちの妹に』とお誘いを受けていた。
ちなみに、ドクトルのファンだった母の影響か、意外にもプロレス技への造詣も深いらしい。
【 お弁当のおいしさ:100億万(アガシー談) 】
★ 絹漉あかね(おキヌさん) ★ UPDATE!
高校2年生。裕真のクラスメイトで、鈴守千紗の親友。
最小のボディに最大のリーダーシップを備えた、2−Aの姐御。
さらには計り知れないコネクションも持つ、豆腐屋の娘。
本編中、フルネーム(特に下の名前)がほとんど出ない。
おデコちゃん。
《 追記 》
演劇部の小道具からちょろまかしてきた、それっぽい毛皮のコート(ふわもこがメッチャ暑い)を装備し、〈2−A山賊団〉団長を自称。
波長の合うアガシーを、一目見るなり応援団長に任命した。
また、体育祭本部テントで解説者もこなしているが、プログラムに介入し、借り物競走を〈略奪競走〉に――というムチャもブッ込んだ。
しかしそれも、裕真と千紗の仲を後押しするためで……さらには、自身も抱いていた裕真への想いをすっぱりと吹っ切るためでもあった。
イタダキいわく、発育不良代表……なのだが、そのミニマムな体型を最大限に活かすことで、三輪車競走ではブッチギリの1位をもぎ取る。
ちなみに千紗によれば、料理の腕前はプロ級で……特に豆腐料理は絶品らしい。
【 オンナ前っぷり:90 】
★ 朝岡武尊 ★ UPDATE!
小学6年生。亜里奈やアガシーのクラスメイト。
健康優良、イタズラ好きだが本質は好漢系のガキ大将。
実はわりとカワイイ系の顔立ちだが、本人はイヤがっている。
アガシーからは〈アーサー〉と呼ばれる。
《 追記 》
実は裕真のクラスメイト国東衛の従弟で、亜里奈やアガシーと同じく、衛の応援にやって来ていた。
衛のことは結構尊敬しているようで、その凄さを自分のことのように嬉しそうに話す。
校門前で亜里奈&アガシーと出会った際、ハデに動き回るアガシーのスカートの下をバッチリと目撃してしまい、亜里奈にボディーブローを叩き込まれるハメになった。
【 亜里奈の物理攻撃で沈黙した回数:数知れず 】
★ 国東衛 ★ UPDATE!
堅隅高校2年生。裕真のクラスメイトで友人。
愛想も人付き合いも良い、コミュニケーション魔人。
やや中性的で可愛い系の外見。実は文武両道。
魔法剣士〈能丸〉の正体でもある。
《 追記 》
朝岡武尊の従兄(衛の父と、武尊の母が兄妹)で、実の兄弟のように懐かれている。
アガシーの『会ったことある?』発言に、まさかの逆ナンかと驚くも、それはないとバッサリ無情に切り捨てられた。
武尊によれば、剣道では負け無しの強さだったらしい。
しかし中学生の頃に辞めてしまっており、その理由を本人は『向いてない』と語るが……。
【 剣道段位:初段 】
★ 沢口唄音 ★ UPDATE!
〈モブこそ至福〉を座右の銘とする、裕真たちのクラスメイト。
大人びた雰囲気でスタイルも抜群。
『地獄耳』と呼ぶに相応しい情報収集力を持つ。
愛称は〈ウタ〉。その名の通り抜群に歌が上手いらしい。
《 追記 》
いつの間にやら、山賊団の参謀っぽい地位に収まっているが、違和感無いので誰もツッコまない。
……というか、彼女自身がそもそもおキヌ団長へのツッコミポジションなのかも知れない。
【 デキる参謀感:80 】
★ 摩天楼頂 ★ UPDATE!
高校2年生。裕真のクラスメイトで、幼馴染み。
頂点を目指すオトコ――だが、何の、かは多分永遠に不明。
見た目も運動神経なんかもわりと良いが、とにかくザンネン。
家はお金持ちだが、小遣いは少ないので年中金欠ぎみ。
《 追記 》
障害物競走で、1位なのをいいことに調子づき、平均台で足を滑らせ股間を強打、勝てるレースを落として保健室送り……という、毎度のごとくザンネンな醜態をさらす。
……が、裕真も忘れていた幼少時の約束をキッチリ守るという、義理堅い面も見せた。
頂点に立つオトコとして、有言実行・約束厳守は譲れないようだ。
また、何かとザンネンなヤツながら、おキヌの裕真への想いには気付いていたフシがある。
健康志向な面があり、学校の自販機では良く(普通の)牛乳を買う。
ちなみに家がお金持ちなのは、高稲で総合病院を経営しているかららしい。
【 現在の標高:47m(+5) 】
★ 白城鳴 ★ UPDATE!
堅隅高校1年生。裕真たちの後輩。
純喫茶〈常春〉のマスターの娘にして、しっかり者のウェイトレス。
〈救国魔導団〉の一員で、〈お嬢〉と呼ばれる。
平均的美容体型のメガネっ子。霊感アリ。
《 追記 》
A組所属なので、体育祭におけるチームは裕真たちと同じ紅組。
幼少時より家の手伝いでウェイトレスをしていることもあって、運動神経に加えて状況判断力も高いようで、〈略奪競走〉では機敏に活躍……白組のスキを突いて次々に借り物を略奪せしめた。
……とか言うとなんか非常に外聞が悪いが、その実は〈元勇者の娘〉である。
【 本日の略奪数:4(第2位) 】
★ 赤宮裕真 ★ UPDATE!
高校2年生。異世界帰り(×3)の〈勇者〉。
魔剣士〈クローリヒト〉の正体。
鈴守千紗の彼氏で、ひたすらに苦労人気質。
スマホなど電子機器に壊滅的に弱い。
《 追記 》
おキヌのお膳立てした〈略奪競走〉により、ついに全校生徒の前で、鈴守千紗とのお付き合いを公言。
そのサマから、学校においても、ある意味慣れ親しんだ『勇者』の二つ名を頂戴してしまうことに。
これにより、もともとは特別目立った生徒でもなかったのに、一気に校内有数の有名人になってしまった。
さらに加えて、応援に、亜里奈とアガシーという(一応)妹な可愛らしい小学生2人がやって来たこともあって、特にクラスの男子からは『リア充憎し』と徹底的に面罵された……が、通過儀礼と言っていいものであろうから、作者も擁護はしない。
ちなみに、父がお役所勤め、母が銭湯経営と両親が共働きであるため、亜里奈の世話もあって、幼い頃から一通りの料理技能を身に付けていたようだ。
【 校内知名度:20→100 】
★ 鈴守千紗 ★ UPDATE!
高校2年生。裕真のクラスメイトで彼女。大人しい系関西人。
魔法少女〈シルキーベル〉の正体で、マジメな頑張り屋。
〈呪〉を祓うという家業に従い戦う、〈鈴守の巫女〉でもある。
前髪ぱっつんの黒髪おかっぱさん。体型的には中学生。
《 追記 》
〈略奪競走〉の流れで裕真に、『彼女』であることを全校生徒に向けて公言の上お姫さま抱っこまでされたが、恥ずかしくともイヤではないらしい。
また、同競技にて抜きん出た運動神経を存分に発揮し……その華麗な姿に、特に女子人気が一気に高まっている模様。
もともと、実は一部男子の間で「地味だが可愛い」と知る人ぞ知る存在だったのだが、このイベントにより知名度はたちどころにMAXとなった。
ちなみに裕真とは、高校受験の際、関西弁をからかわれているところをフォローされる形で知り合ったようだ。
お手製お弁当がバッティングしたことで、速やかに身を引こうとした亜里奈に対し「みんなでいっしょに」という提案が自然に出てくる、ナチュラル気遣いさんでもある。
また、料理の腕も確からしい。
【 校内知名度:45→100 】
★ 剣崎聖利 ★ UPDATE!
堅隅高校の教師。裕真たち2−Aの担任。
ちょっと頼りない感じだが、生徒との距離感がほど良く、わりと人気。
意外とブッスリ刺さる毒吐きなので、〈マサシン〉のアダ名をもつ。
29歳独身、彼女ナシ。
《 追記 》
残念ながら、クラス担任としての役目は、すっかり山賊団長のおキヌに奪われてしまっている感がある。
実は学生時代、陸上部だったとのことで、担任対抗レースには期待が高まったが……。
陸上部は陸上部でも種目はヤリ投げ、しかもほぼ幽霊部員だったとのことで、ものの見事に最下位に沈む。
これについて、「投げやりなヤリ投げ」とはおキヌの談。
……しかし、そんなサマであっても、誰も責めないどころか妙な安心を覚えてしまうのがマサシンクオリティである。
【 生徒好感度:むしろプラス 】
★ 質草くん ★ UPDATE!
純喫茶〈常春〉の常連。黒井くんと同じ学校に通う大学生。
ケチャップ多めのオムライスとコーヒーだけで長々と粘る図太い神経を持つ。
〈救国魔導団〉の一員でもあり、二つ名は〈ポーン参謀〉。
いかにも勉強出来そうで、実際デキる男。超色白で細目。
《 追記 》
実は〈夜の子〉とも呼ばれるいわゆる吸血鬼なので、太陽が出ている昼間の行動は(特に害と言うほどの害はないのだが)ツラいらしく、日傘を差していることも多い。
そんな体質にもかかわらず、白城鳴が忘れていた弁当を届けに来たのは、目付きが悪い黒井クンに任せると不審者扱いされそうだから――らしい。
【 日光耐性:−20 】
― 2−Aのクラスメイト ―
男女問わず、山賊宣言をするおキヌに迷い無く合わせたり、応援団長となったアガシーに即座に付き合ったりと、驚異的なまでのノリの良さを持つヤツら。
ちなみに裕真の、〈略奪競走〉における千紗との恋人宣言については、女子にはもともと付き合っているのがバレバレだったため、概ね「よくやった」との評価が下されたものの……反面、男子からは「リア充死すべし!」とボロクソの扱い(ハタから見れば)を受けた。
また、男女問わず、亜里奈とアガシーの存在を知ったことで、「こんな妹たちがいるとか、赤宮裕真許すまじ」と別の形のヘイト(?)も高まっているらしい。
【 ノリノリ度:97 】
― 白組の〈略奪競走〉参加者 ―
女子勢はともかく男子については、総合得点では彼ら白組の方が大幅リードしているので、ザ・リア充な裕真たちを潰すことに全力を傾けていた。
……気持ちは分かる。
運動系クラブの実力者が揃っているため、その点では帰宅部で無名な裕真なら後れを取るはずもない、と高を括っていたわけだが……無論、ガチの〈勇者〉が相手では結果は推して知るべしであった。
その敗北感もまた……推して知るべし。
【 リア充滅殺ゲージ:常時MAX 】
― 〈略奪競走〉の封筒係 ―
〈略奪競走〉の借り物が書かれた封筒を管理する係の男子生徒。2年生。
実は手品同好会に所属する、プロ顔負けのテクニックを持つマジシャン。
その技術をもって見事に(タネは秘密)、裕真に『彼女』と書かれた封筒を引かせた。
裕真たちのクラスメイトではないが、そのノリノリな態度から、おキヌの協力要請には嬉々として乗っかったと思われる。
【 手品レベル:92 】
― 体育の先生 ―
見た目からしていかにも『体育教師』な、ガタイの良い先生。
マジメで律儀でしっかりした性格ゆえに、借り物競走に新ルールをねじ込み、〈略奪競走〉にしようとしたおキヌを止めにかかったものの……。
同時にやはり体育会系だからか、おキヌとの取っ組み合いの果て、そのアツい想いに触れ(少なくとも本人はそう思っている)、一転、その主張を感涙とともに認めた。
間違いなく、友情とか青春とか熱血って言葉がプロテインばりに好きな脳筋。
【 体力と魔力のバランス:10−0 】
【お得じゃない4勇コラム】
・〈略奪競走〉開始のイベント時、決定ボタン
を押しっぱなしにしていると……おキヌさん
と体育の先生のバトルが観戦出来るぞ!
……特に何も無いけどな!