5章までの『キャラクター情報』
※ ネタバレを含みます。
本編5章をお読みいただいてからご覧下さい。
※ ★と「UPDATE!」表記があるのは、
すでに登場したキャラの《追記》案内です。
― 能丸 (国東衛) ―
身長167cm(装備含む)
体重72kg(装備含む)
《 外見 》
和風の『大鎧』を現代風にアレンジしたような全身プロテクターを纏い、大刀と脇差しを佩いて、面頬のような仮面で顔を隠している。
基本デザインとしてはカネヒラに近いが、烏帽子や兜のような被り物はしていない。
《 備考 》
衛が、ドクトルの要請を受け、シルキーベルをサポートする〈魔法剣士〉として変身した姿。わりとノリノリ。
魔法少女アニメ〈聖鬼神姫ラクシャ〉に、主人公の助っ人として登場する鬼の国の剣士〈夜叉丸〉をモチーフにデザインされた――ようだ。
その名も、夜叉の別名である『能敢鬼』から一字をもらう形でつけられた、とのこと。
しかしそれによって『ノーマル』と、からかわれやすい呼び名になってしまった。
変身による高揚感か、役目を果たそうというやる気が突出したのか、本来の衛の性格に比べると、かなり前のめりな感じ。
一応才能的には優れているらしく「普通に強い」が、アガシーには、まだまだへっぽこで裕真の敵では無いと断じられてしまった。
ただ、当の裕真はその力量に、なにか違和感を覚えたようだが……?
【 推定魔法剣士レベル:20〜30 】
★ 赤宮亜里奈 ★ UPDATE!
小学6年生。裕真の実妹で、事情を知る理解者。
〈天の湯〉の番台を手伝う看板娘。小さな才媛。
あんまり隠れてない隠れブラコン。
クセっ毛にツリ目が特徴。(本人としてはコンプレックス)
誰も気付いていないが、アルタメアの〈魔王〉が憑依中。
《 追記 》
外見上の特徴と自身の性格から、(客観的な事実は別として)自分は可愛くないと思い込んでいるフシがあるが……。
今回の買い物中のアガシーの助言により、少しは改善されたかも知れない。
また、そうしたもともとの考え方から、オシャレにはそれほど興味がないようで……どうせ似合わないからと、地味目なものを選ぶ傾向にある。
ただ、センスそのものが無いわけではない。
マジメでお堅いところもあるが、オールドゲーマーな父親の影響もあって、ゲームはわりと好きで、しかもレトロなゲームにもそこそこ造詣がある。
〈呪疫〉に襲われながらも、兄の身を案じてアガシーに助けを求めるのを躊躇してしまうあたり、単に甘えベタというだけではなさそうだが……?
【 可愛さの自己評価:35 】
★ アガシー (赤宮シオン) ★
聖剣ガヴァナードの剣の聖霊。裕真の相棒。
本来は妖精のような姿だが、ほぼ人間の〈人造生命〉の身体を得た。
裕真と亜里奈の再従妹ということにして、小学校に通う。
亜里奈のクラスメートでもあり、二つ名は〈ゴールド軍曹〉。
《 追記 》
アルタメアにいた際、長い間、聖剣のチカラを引き出すために、お役目と割り切って自らを犠牲にしてきた彼女だったが、その伝統を悪習と切って捨てた裕真により、自由に生きる道を与えられた。
普段のウザいテンションは、根っこにあるその真面目さの反動……かも、知れない。
でもそんなこともないかも知れない。
ただ、なんだかんだ言っても裕真への敬意を忘れないのは、しがらみを断ち、望みながらも諦めていた、『広い世界』へ導いてくれたことへの感謝があるのは間違いない。
関わった勇者はそれなりにいるはずだが、裕真だけを〈勇者様〉と呼ぶあたりに、そんな心情が表れているとも言える。
裕真の呼び出しなどによって〈人造生命〉の身体から本体(魂)が抜けると、人形のようになるが、亜里奈など、見知った人間の指示には従うようになっているようだ。
ちなみに、やはりというか、服の柄などは迷彩柄がお好みらしい。
加えて、いわゆる『薄い本』にも興味津々だが、内容を理解しているわけではなく、『なんかスゴそうだから見たい』ぐらいの感覚。
ただし、実年齢が千歳を超えていても、精神年齢がアレで、かつJSに擬態しているため、実際にそれに触れることが出来るのはまだまだ先のことと思われる。
【 裕真への感謝指数:100 】
★ 赤宮裕真 ★ UPDATE!
高校2年生。異世界帰り(×3)の〈勇者〉。
魔剣士〈クローリヒト〉の正体。
鈴守千紗の彼氏で、ひたすらに苦労人気質。
《 追記 》
彼女の千紗とは、変身前はチンピラとのケンカで、変身後はサカン将軍との戦いで……本質的に息がピッタリであることが(皮肉にも)証明された。
しかし彼にとっては千紗とシルキーベルはイコールではないので、無意識にシルキーベルを気に掛けてしまうことに、罪悪感めいたものを覚えずにはいられないようである。
ちなみに、アルタメアの勇者だった際、歴代勇者が、アガシーを犠牲にすることで聖剣ガヴァナードの真の力を引き出し、魔王を圧倒してきた――という伝統を「バカバカしい」と一蹴。
力尽くでねじ伏せるようなやり方は根本からの解決にならず、同じことを繰り返すだけだと、独自のやり方を模索し――。
苦難の道となったが、それによりアガシーを自由にし、魔王もただ打倒するのでなく、魔族すべてをまとめての和解を成し……アルタメアに恒久の平和をもたらした。
そんなスゴいヤツなのに、未だ彼女の手を握れない恋愛ヘタレである。
ついでに、亜里奈を守るために再度顕現した魔王により、度が過ぎる鈍感――略して『どどんかん』と不名誉な呼ばれ方をしたが……。
これについては、本人は知る由も無い。
【 千紗との息ピッタリ指数:95 】
★ 鈴守千紗 ★ UPDATE!
高校2年生。裕真のクラスメイトで彼女。大人しい系関西人。
魔法少女〈シルキーベル〉の正体で、マジメな頑張り屋。
〈呪〉を祓うという家業に従い戦う、〈鈴守の巫女〉でもある。
前髪ぱっつんの黒髪おかっぱさん。体型的には中学生。
《 追記 》
彼氏の裕真とは、変身前はチンピラとのケンカで、変身後はサカン将軍との戦いで……本質的に息がピッタリであることが(皮肉にも)証明された。
しかし彼女にとっては裕真とクローリヒトはイコールではないので、息が合ってしまうことにも、ついクローリヒトを意識してしまうことにも、罪悪感めいたものを覚えずにはいられないようだ。
そして、そもそも大人しそうな外見に反して運動神経が良いことは知られていたが、チンピラとのケンカにより、ドクトル・カリヨンの孫に相応しい戦闘力を持っていることが判明した。
また、そもそも勉強は良く出来る方だが、美術方面の知識なんかもちゃんと持ち合わせている。
加えて、祖母ドクトルの反応を見るに、怒るとケッコー怖いようである。
……ちなみに、裕真の追記をコピペしていじることにより、作者がちょっとラクをしたというのはナイショだ。
【 裕真との息ピッタリ指数:95 】
★ 朝岡武尊 ★ UPDATE!
小学6年生。亜里奈のクラスメイト。
健康優良、イタズラ好きだが好漢系のガキ大将。
実はわりとカワイイ系の顔立ちだが、本人はイヤがっている。
《 追記 》
もともとの性格もあってか、色々と特徴的な(トガっているとも言う)アガシーとも気さくに付き合っている。
そんなわけで、この度、レトロゲーセンに案内した褒美として、当のアガシーから『アーサー』という二つ名を頂戴したが、某鎧の下はパンツ一丁の騎士を想像させるとのことで、あまりお好みではないらしい。
某有名格ゲーの勝負で、驚異の進化を遂げたアガシーの、通称『待ち軍人』に惨敗を喫するハメになった。
基本、思考も行動も見た目通りのお子さまだが、亜里奈のジュースの好みを覚えていてさりげなく(本当にさりげなく)気を遣ったりと、色々と意図せずして問題を起こしそうな天然系の空気を醸していたり……?
また、親しくしている親戚の『兄ちゃん』がいるようだ。
【 レトロゲーマーレベル:45 】
★ マスター(サカン将軍) ★ UPDATE!
純喫茶〈常春〉のマスター。本名『白城将軍』。白城鳴の実父。
体格も良く、ダンディなオジサマだが、ヒゲは生えてない。
普段は見た目通りに大人の落ち着きに満ちているが、娘の色恋の話になると途端に動揺しまくってしまう。
〈救国魔導団〉のリーダー、サカン将軍でもある。
《 追記 》
裕真が小学生の頃、初めて召喚された異世界――〈魔法世界メガリエント〉。
かつて、裕真以前にその世界を救った、『元・勇者』であることが判明した。
また、メガリエントにおいて、後の時代に、あまりに高度で難解であるからという理由で、大半が失われることになった魔法術式――〈マーシア定式〉の生みの親でもあるらしい。
高い魔法技術を持っているのもそのためと思われる。
ちなみに裕真は小学生の頃、その高度な術式の一部を詰め込み式に叩き込まれたため、マーシア定式と聞くだけで、勉強漬けだったときのイヤーな思い出が頭を過ぎるようだ。
【 魔法理解度:125 】
★ ドクトル・カリヨン ★ UPDATE!
鈴守千紗の祖母。博士号を持つ、元・女子プロレスラー。
総合格闘ジム〈ドクトル・ラボ〉の代表兼トレーナーで、魔法少女〈シルキーベル〉及び魔法剣士〈能丸〉の生みの親でもある。
実年齢は60のハズだが、30前後にしか見えないという超美魔女。
《 追記 》
〈霊脈〉の現在の汚染状況とこれからの推移をシミュレートして、〈呪疫〉の発生に人手が足りなくなる可能性を懸念。
新たにシルキーベルの助っ人として、魔法剣士〈能丸〉を起用した。
その〈能丸〉の、千紗さえ寝耳に水レベルのいきなりの登場が、単に連絡が間に合わなかっただけなのか、彼女の過分な茶目っ気によるサプライズなのかは、杳として知れない。
あらゆる面において天才性を発揮する恐るべきおばあちゃんだが、単純ゲームのマインスイーパはなぜかニガテらしい。
【 初手で地雷を踏んじゃう率:78% 】
★ 絹漉あかね(おキヌさん) ★ UPDATE!
高校2年生。裕真のクラスメイトで、鈴守千紗の親友。
最小のボディに最大のリーダーシップを備えた、2−Aの姐御。
さらには計り知れないコネクションも持つ、豆腐屋の娘。
おデコちゃん。
《 追記 》
2−Aの他の女子たちとともに、なっかなか進展しない裕真と千紗の仲をやきもきしながら見守っていたが……。
もどかしいにも程があるということで、ついにそんな女子たち(有志連合)を率いて、二人の仲を後押しすると決めたようである。
ただし、その応援方法が不明かつ、どこまでやるか分からんというのが、裕真にとってはありがたくも不安であるようだ。
相棒の情報屋(?)、沢口唄音と組めば、『国家すら動かす』とウワサされる。
【 某カップルの仲を後押しする会会員ナンバー:00(総帥) 】
★ 摩天楼頂 ★ UPDATE!
高校2年生。裕真のクラスメイトで、幼馴染み。
頂点を目指すオトコ。何の、かは多分永遠に不明。
見た目も運動神経なんかもわりと良いが、とにかくザンネン。
家はお金持ちだが、小遣いは少ないので年中金欠ぎみ。
《 追記 》
なんだかんだで裕真とは(それを指摘されるとお互いイヤな顔をするところまで含めて)気が合っている模様。
ゾンビ状態で気が抜けている裕真のスキを突き、誓約書にサインまでさせる抜け目無さで、衛と2人してラーメンをおごらせることに成功した。
【 標高:42m(+2) 】
― 雲丹栗の店員さん ―
衣料量販店、〈雲丹栗〉で働くお姉さん。バイトの大学生。
お客のお姉さんと一緒に、アガシーのポニーテールビンタを食らってしまった。
そんな目に遭いつつ、さらにアガシーの亜里奈への服選びに振り回されつつも……アガシーたちに向ける表情は終始にこやかであったという。
ただし、それがバイトでありながらの優れたプロ意識によるものか、実は家では幼い弟妹たちの世話をしていてそういう事態に慣れていたからなのか、子供好きの優しい人だからなのか……は、定かでない。
【 時給:950円 】
― チンピラ ―
歴史ある街並みも多い、柿ノ宮近辺を縄張りにしてるチンピラさんたち。
一時は『狂犬』ならぬ『餓狼』とか呼ばれた、超武闘派のリーダーによって纏め上げられ、つまらない悪さなどはしないようになっていたらしいが……。
そのリーダーが身を引いたため、最近ではごく一部で、またそういう悪さをするヤツらも出てきているようである。
しかしそれにしたって、勇者と物理系魔法少女にケンカをふっかけるとか、まさにやってることも思考も感覚も、異世界のザコ山賊級と言える。
【 1人あたりの経験値:2〜3 】
【お得じゃない4勇コラム】
・2周目以降だと、選択肢によっては、
初登場時の能丸が、引き継ぎプレイでも
厳しいぐらい、とてつもない強さになるぞ!
ただし、倒すことが出来れば、
貴重なアイテムが手に入る!
……かも知れない。