表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/10

神話の花

春は美しい花達であふれる


菜の花 水仙などの幸せの黄色

気分も明るくなる


水仙は私の中のイメージでは

”ナルキッソス”(自己愛)


以前、美術館で観たカラヴァッジョの絵画

青年が水辺で自分の顔を映して

うっとりしていた


それは、自分に酔っているだけではなくて

自分自信を見つめていたのかもしれないが


青年と大人の間の微妙な、そして中間的な

妖しい美しさに私も見惚れた



菜の花のほんわかとした明るい印象とは違い

水仙は神話の中に登場するイメージがある


そしてカラヴァッジョの青年



鏡に映る私

化粧をして髪を綺麗にして覗き込む

真正面からも横からも


近づくとキスをするようで慌てて離れた

キスは自分でなくて好きな相手と


目を閉じたら

優しいキスと愛撫を受けたことを

思い出した


水仙の精が昔のことを思い出させた


目を開けないと

神話の中に連れていかれてしまいそう


水辺で自分を見たいとも思うけれど

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ