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心で感じあう
あの人に逢う前は
何日も前から私の気持ちをドキドキさせていた
「女の悦びを」と
優しく丁寧に私を抱きしめて
２人でベッドの上で
笑ったりスキンシップした
彼の上になると
私の長い髪が彼の胸の上に広がる
彼はカーテンのようになったそれを両側にして
私の肌を見つめる
静かな中に２人の呼吸だけが聞こえて
大人の甘く優しい時間が始まる
１つに結ばれて
私の中の女が
彼の中の男が
目覚めた
体だけではなくて
心も揺さぶられる
心を委ねないと
体は感じたとしても
虚しさが残るもの
彼には心も体も委ねたから
私も委ねられた
汗をかいた胸に
私の長い髪がくっついて
離れにくかった
