表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/10

オレンジ色に染まる

冷たい風に


頬にも指にも感覚がなくなっている


貴方は両手で私の冷たく白い頬をつつみ

温めてくれる


私の唇にのっているグロスも構わず

覆うように優しいキスをして


貴方は私を強く抱きしめてくれる


温かくなった部屋で

コートやジャケットを脱ぎ


薄着になった私は強く包まれると

肌が段々とオレンジ色に染まっていくよう


もっと温まるために

熱いシャワーを浴び


先に済ませた貴方はバスローブ

私が済ませると笑顔で手招きをする


私の後れ毛は少し濡れているのに

タオルを外し

中に招き入れた


2人・・・生まれたままの姿で

抱きしめ合い

求め合い


会えなかった間の切ない気持ちを満たすように


私の吐息を貴方は感じ

貴方の悪戯な目に私は感じ


甘く狂おしい時間をむかえた


体はオレンジ色

心は燃えるような赤色かもしれない



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ