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悪だく…構想を練らなきゃ

ハルナの『メイド戦闘』とか『暗殺メイド』とかあるけどそっちの影響の方があるんじゃね?…する事が無くて立っててヒマそうなのでみんなにお茶を入れてもらう。俺は飲めないけど。


「そういえばメイド仕事の記憶を提供してもらったハイネ婆さんは昔、凄腕だったと聞いたのぉ」

「まあどちらにしろ陛下に納めるのは、やはり能力を落とした物の方が良いかと…師匠」

「もう廉価版1号を屋敷で試験しとる、それが終わったら陛下に納めよう」


これからは記憶をコピーさせてもらう時はその人の経歴にもちょっと気を使おう。あ、ちょっと待て、ハイネおばあさんから記憶をもらってるのはハルナもハンナ改も変わらないから…ま、まあ良いか。メイドだって護衛出来た方が良いし。


「ハンナ改ですね了解しました、こちらでも時間を見て作ってテストして行きましょう…あ、サリーさんもちょっとバージョンアップしますね」

「サリーとは?トリー」

「ハルナ達のベースになったゴースト憑依ゴーレムです、博士」

「ああそうか、バージョンアップとは?」

「見てもらった方が良いですね、ヨークシャーさん、サリーさん呼んでもらっても良いですか?」

「ちょうど来たな、おーいサリー、こっちへ」


ちょうどみんなにお昼を持って来たサリーさんにヨーキー師が手招き。持って来た食べ物が乗ったお皿をテーブルに並べ、こちらへやってきて優雅にお辞儀する。


「お呼びですか?ご主人様」

「うむ、どうだ?体の調子は?」

「いただいた潤滑油のおかげでバッチリですわ♪」


確かに調子良さそうだけど、ハルナを見慣れてるとねちょっとスタイルが野暮ったいね。


「サリーさん、ちょっと改良するから出てくれないかな?」

「えー、またですか?はあ、わかりましたぁ」


メイド服を脱いで貰って…憑依してたゴーストのサリーさんに出てもらって再びボディの改良、ハルナ達を参考にガ◯ダム関節からスリムな形に…手足の指も丁寧に1つ1つ関節を作って組み直し。体内に魔力貯蔵の魔石を追加で組み込んで出来上がり。再びサリーさんに憑依して貰って起動。


「どうかな?」

「あーだいぶ軽く動きます、良いですね」

「良さげだね、これでちょっとしばらく様子見てください」

「かしこまりました」


メイド服を着てお辞儀し、みんなの給仕にもどるサリーさん。すっかりスラリとアー◯ロイド・レデ◯になっちゃったメイドさんを見てた博士がヨーキー師と顔を見合わせて笑い。


「なるほど、こうやっていつもやらかしてるのだな、トリーは」

「そうなんですよ師匠!まったく自信なくしますよ」


なんでーそうなるのー?!真面目にやってるのにー


とりあえずちょっと休憩。博士とヨーキー師にもお昼食べてもらってる間にデザートにプリンを作っておこう。野外炊具を取り出して調理開始。今回はカスタードプリンに。卵を割って王都で仕入れた砂糖と混ぜ混ぜ…器に分けて蒸し器でじっくり蒸して。


作りながら考えをまとめておこう。


まずはデロリアの湖に作る新しい街について。名前とか正式な場所、周辺の街道整備、統治機構…あ、領主はフレーブル卿?じゃあメルカリウスの騎士団はどうなるのかな?それから…集める住人をどこから?初期費用は?産業開発は?帝国と境を接するから防衛とか入出国手続き、貿易、防犯それからそれから…おっとっと蒸し上がったな、蒸し器から取り出して【冷却】並行して水に溶かした砂糖を焦がしてカラメルを作る。


「わ!これプリン?ねえプリンでしょ?!」

「やった♪」

「プリンたん!」

(うー早く食べたいっス)


気がついたら野外炊具の前にズラッと並んでるちびっこチーム…あーわーてーなーい、ちゃんとみんなの分あるから少し待って。


まずは正確な地図が絶対必要。あとお金の援助と資材と人を都合してくれる商人…統治機構に足りない文官はゴーレムで、王様かフレーブル卿に記憶をもらえる優秀な文官を都合してもらえないかな?…よし出来た!小皿にゆっくりプリンをひっくり返して、上からカラメルを垂らして出来上がり。


「出来たよーどうぞ」

「わぁい♪いただきます!」

「はぐはぐ」


ちびっこチームから配っていくがすごい勢いで食べていく…あーこりゃお代わりいるよね?多めに作っといてよかったよ。博士とヨーキー師にもプリンを配りながらさっき考えてた懸案事項を話すとスプーンの動きは止まらないが意見を言ってくれる。


「ふーむ、トリーさんいろいろ考えてくれてるんだな。詳しい話は兄が来てからだと思うが…地図と商人は確かに早めに確保しなければ」

「その前に北の遺跡の調査研究もじゃよ!場所の確認と研究の取っ掛かりだけでも付けたい」

「じゃ、明日ドラガンに行きますか」

「失礼します。ご主人様、お客様でございます」


プリンを食べながら打ち合わせをしてると熟女メイドのアリアさんが、二人の商人とドランさんを連れて裏庭にやって来る。


「おお、ベホミアさんいらっしゃい。ちょうど良い時に…」

「お久しぶりでございますヨークシャー様、モードベン様もトリー様もお元気そうで」


胸の前で手を組みお辞儀して商人の礼をするベホミアさん、本当にちょうど良いところに来てくれました!


「ドランさん、どうしました?騎士団の方は」

「うむ、これも騎士団の仕事でなトリー殿、とりあえずベホミア殿の話を聴いてやってくれ」

「はいはい」


ベホミアさんやもう一人の商人さん、ドランさんとイズーにもプリンを勧めて。いったいなんの話だろ?


「実はドラガン鉱山のトロールですが、まだ退治されてないのです。それでメルカリウスに来たのですが…」

「メルカリウス騎士団はデロリアの湖方面にほとんど出払っててな。それで手が空いてる我輩が向かうのだがなにぶんトロールに一人では不安でな、トリーさんに手助けを頼めとフレーブル指揮官殿が」

「そうだったんですか、じゃあ今まで鉱山閉鎖したまま?それはお困りでしょう。では早速行きましょう!」


ベホミアさんドランさんと話を聞いたらちょっと緊急事態じゃない?やっぱり前回無理してでも…


「ちょ、待て!そもそもトリーさん狭い坑道には入れないだろ?前回は浅い所だったから良かったが。もう少し打ち合わせして、討伐メンバーを絞って行かないと」

「この菓子?は美味しいですな。どちらで手に入れたのでごさいましょうか?」

(おいしーですー!お兄ちゃんいつも食べてるの?ズルイですー)


あわてて引き止めるヨーキー師と、プリンの味に感動しておかわりを強請るもう一人の商人さんとドランさんの従スライム・イズー。なんだか混乱してきた。とりあえず二人に…他の子達に睨みつけられたのでみんなにプリンのおかわりを配って。


「カスタードプリンと言うお菓子で私が作りました…すいません、お名前をお聞きしても?」

「ああ申し遅れましたイーライと申します。このメルカリウスで商人をしてまして」

「前にトリーさんに紹介しようとしてた私のメルカリウスの知り合いですよ」

「そうでしたか、トリーと申します。よろしくお願いします…良かったらベホミアさんとイーライさんにプリンのレシピをお売りしましょうか?」

「は?」

「おい、トリー!いいのか?」


ふっふっふ、私にいい考えがある!手早くプリンのレシピを羊皮紙に書いて二人の商人さんに手渡す。


「これがプリンのレシピです。実はお二人に相談がありまして、他にも変わったお菓子や料理のレシピを持ってるのですが教えるのでお店をやっていただけませんか?それもこれからデロリアの湖に出来る新しい街で」

「はあ?」

「国王陛下も知らない新しいお菓子が食べられる街。国中から、いや帝国からもお金持ちが集まるとは思えませんか?みなさん!」


…商人二人どころかみんなポカーンとしてる。またやっちゃったかな?でも絶対うまくいくと思う。売り上げの何パーセントか貰えれば収入源になるし!でもまあトロール退治を済ませてからの話だね。


「詳しい話はドラガンから戻ってからですね。ベホミアさん、イーライさん、是非検討してみて下さい」

「は、はあ」

「後は…トロール討伐ですが…」

「もちろん我輩は入るぞ!」

「僕達も!」


まだ話を飲み込めてない商人さん達はとりあえず置いといて討伐メンバーを決めておかなきゃ。ドランさんとイズー、ミミムちゃんログくんアルフィンたん…魔法使い欲しいな。


「馬鹿もん!子供の出る幕じゃ無いぞ」

「いやいや、ログくんもうドランさんと同程度の力ありますよ」

「そ、そうなのか?」


ドランさんの言うこともわかるんだけどね、実力だけで比較するとログくんは外せないな。後は…あ!全身魔剣メイドのハルナさんならそう簡単にやられないだろうし…指揮が出来る魔法使いとしてやっぱりなんとか俺が入ろうかな?


「あとはハルナさんも護衛で入ってもらいます。それから私も…」


【変化】ルノーR35


少しづつ体が小さくなっていき…横幅を3号の半分ぐらい長さも3分の2ほどに…あ、出来た。


「これでなんとか潜ってみます。入れないところは土魔法で穴を広げてでも」

「…相変わらずなんでもありだなトリーさん」


討伐メンバー決まったかな?前衛ログくんとドランさん。中衛にアズ&イズーとアルフィン。後衛にミミムちゃんと俺で、最後衛をハルナに守ってもらって。これで良いだろう。さあ行きましょう!


「トリーさんちょっと待て。空を飛んでドラガンに行けるのだから慌てなくても良い。それよりトロール討伐の準備はもっとしっかりしてからだ。兄も来てもらうから向かうのは明日だ」


呆れてるけどなんとか引き止め落ち着かせようとするヨーキー師、まあ慌てて行っても遭難したら元も子もないね。



[ステータス:トリー]

Name:トリー

種族:機動兵器

性別:♂

レベル:42

Type: III号L型、95式チハ、M7自走砲、UH-1D、【ルノーR35】


HP:640/644

MP:400/482

STR:368

INT:282

DEF:402

SPD:200

LUK:41

FUEL:502/790

兵装 主砲:100/100 機関銃:3500/3500 スモークディスチャージャー:3/3 スティンガー:1/1 トレーニングバー

装備 ゴム貼り履帯、ドーザーブレード、暗視装置、トランシーバー、有刺鉄線、大型テント、野外炊具


魔法:修理・補給、念動、補助魔法《上級》、攻撃魔法《上級:火・水・氷・風・土・雷・聖》、回復魔法《中級》、錬金術《中級》、空間魔法《中級:収納》、従魔魔法《従属、暴走化》

技能:鑑定、周囲索敵、改造・パーツ召喚、解体《初級》、魔力感知、障壁、身体強化、同時並行詠唱、属性付与、従魔《従:キュアスライム・アズ》

耐性:耐火、耐熱、耐冷、耐衝撃、耐刃、毒無効、麻痺無効

称号:渡来人、交渉人、冒険者(仮)、中級ハンター、料理人《中級》、盗賊キラー、兵士キラー、ナイトハンター


進化ポイント:1980



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