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私は帰ってきた!

先行して暴れるログくんと離れないように前進、ブローニングM2を構えて警戒しながら…スゴイな、小型車くらいの大きなロックリザードをズバズバ叩っ斬っていく。ミミムちゃんも銃杖ガン・ワンドで火炎弾を、アルフィンたんもブレスを撃ち込んでトドメを刺していく。


「あんなに大きなロックリザードを…」


横で剣を抜いて構えてるけどフレーブル卿は呆れてしまって。


ん?魔力感知レーダーに反応、ヤバい!背後だ。


ギャーッ!ギャッギャッ


森から次々と大きな猿?かなり早い!ブローニングM2をそっちに向けてアズにも向かわせ…って、え?ハルナが素早く飛び出し空中で目を真っ赤に光らせた大きな猿を素手?でズバッと叩っ斬った!とにかく態勢を整えなきゃ。


「フレーブル卿トライオンさんドランさんはそのままロックリザードの対応をお願いします。博士はハルナとアズのフォローを!」

「わかった!」

「任せなさい」


ミミムちゃん達がリザードに囲まれないように騎士三人でフォローさせる。ドランさん張り切ってハルバードを振り回しイズーに跨り荒地を駆け、回り込もうとするロックリザードを狩っていく。後方でも高速で跳躍する猿をメイド姿のハルナが全身を魔力で薄く輝かせながら飛び回り、両手でズパズパ切ってしまう…俺はいったい何を作ったんだろう?そうこうしてるうちに動いてる魔物は居なくなったみたいで静かに。


(むー今回も活躍出来なかったっスー)

(わたしもですー)


そんな事は無かったけどな。アズくんは氷の刃撃ったりワイバーンの牙で斬りつけたりして猿と戦い何匹も倒してたし、イズーもドランさんと駆け回ってリザードを余裕で狩ってたし俺やフレーブル卿の出番はまったく無かったよ。けど、ハルナの全身魔剣モードはその上を行ってたね。魔猿が死屍累々だ。


「トリーさん、あのメイドはいったい…」

「あは、あはははなんなんでしょうね?陛下の依頼で作った試作のメイドゴーレムなんですけどー」


フレーブル卿のジト目をなんとかスルーしながらこっそり【鑑定】


【鑑定】ハルナ:メイドゴーレム《高品質…ん?表示が変わった。


[ステータス:ハルナ]

Name:ハルナ

種族:ゴーレム

性別:♀

年齢:0歳

レベル:10

職業:メイド

HP:185/187

MP:21/85

STR:79

INT:58

DEF:120

SPD:81

LUK:42

VIT:121

武装:メイド服セット、ナイフ

装備:


魔法:魔力感知、障壁、補助魔法《初級》、攻撃魔法《中級:火・水・氷・火・風・土・雷・聖》

技能:メイド作法、メイド作業、メイド戦闘、身体強化、身体硬化、エアスラッシュ、ヘヴィストライク

耐性:耐衝撃、耐刃、耐麻痺

称号:暗殺メイド


ちょっとー!メイド戦闘って暗殺メイドって何ー?!もしかしてハイネおばあちゃん昔はスゴイ人だったとか?しかもステータスってこれからも成長するって事?わけわかんない、後で博士とヨーキー師に相談!報告連絡相談!


「と、とりあえず、倒したこの魔物の解体処理して、それからメルカリウスへ向かいましょう」

「それもそうだな手分けしてやろう」


大量のロックリザードと魔猿を一旦集めて解体…と言ってもどちらも素材としては用途があまりないので魔石を抜き取るのみ。フレーブル卿達も加わってサクサク済ませ死体を【土魔法】で埋めて終了。それでも50匹ぐらい居たからなー結構時間かかった。


「王都の周りってこんなに魔物多いものなんですか?フレーブルさん」

「いや、そんな事は…確かに昨日のホワイトブルといい、またどこかに密偵が潜んでる可能性もあるかもしれん」

「ですね、少しまわりを哨戒してからメルカリウスへ行きますか…それとどうですか?ドランさんは」

「うむ、ドラン卿なら落ち着いてて判断も確かだし、充分やっていけるだろう。私から声を掛けようか?」

「良かった、お願いします」


片付けが終わったのでみんなに離れてもらい【変化】UH-1D!いつものようにモニョモニョと姿が変わる。


「さー乗って乗ってー」

「はーい」

「…トリー殿、これは?」

「コイツで空を飛んでメルカリウスまで移動します。ドランさんもイズーも早く乗ってね」

(ご主人さま乗るです)


サッカーボール大になったイズーが機内に飛び乗るとドランさんしぶしぶ乗り込んで、ドアを閉める。


「んじゃ行くよー、皆様シートベルトをお締めください」


ローターを急速に回転させ暴風と砂煙を巻き上げ荒地からゆっくり飛び立ち、機体を前方へ傾け速度を上げていく。


「ぬおおぉおおお」

(すごいですーお兄ちゃん)

(すごいねー早いっス)


グングン上がる高度と流れていく景色に若干一名落ち着きのないドワーフモドキがいるけど、他の皆は空を楽しんでるみたい…スライムの二匹は兄妹になるのか?うーむ謎だ。


飛び上がってしばらく旋回し、怪しい者がいないか見て回るが見つからない。諦めてそのまま西のメルカリウスへ。王都に来るときは途中で一泊したけどヘリならあっという間。途中、伝書ワイバーンなんてものとすれ違って驚かせてしまったが…1時間ぐらいで無事に到着。


メルカリウス東の荒野に降りてまたM7自走砲に【変化】し、 ドランさんはイズーに乗り他は皆俺に乗せていつもの東門へ。


東門の入門受付にいつものように並ぼうとするが、今日はフレーブル卿がメルカリウス騎士団の指揮官殿がいるので特別な通用門へ回され、あっさり通過。やっと着いたぁー


「トリーさん、まずは騎士団詰所に行こう」

「わっかりました」


イズーに騎乗したドランさんも連れて街の中心部の騎士団詰所へ…戦車とスライムナイトで注目度バッチリだ。そのまま詰所裏庭へ入って停止、フレーブル卿とトライオンさんを降ろす。


「ありがとうトリーさん送ってくれて助かった。これから新しい街を作る件でいろいろ頼ると思うがよろしく頼むよ。あ、それと…あの魔法攻撃するアレ、なんとか作ってくれないか?」

「うーんわかりました、博士やヨークシャー卿とも相談して量産し易い形で作ってみます」

「ありがとう、頼むよ」

「ドランさんもイズーも頑張って!」

「かたじけない!トリー殿、世話になった」

(頑張りますです、お兄ちゃんをよろしくお願いしますです)


ここでドランさんとイズーとも一旦お別れ、無事就職決まって良かったね。次は冒険者ギルドへ伝言、忙しいなぁもう。


キュラキュラガラガラ


少し門の方へ戻るとすぐに冒険者ギルド到着。裏手から買い取り倉庫へ、ログくんにギルド長を読んでもらう。


「おーお疲れさん。どうだった?王都は」

「せわしなかったよ…それより王都のギルド長から伝言です。『手の空いた冒険者を送るので使ってくれ』だそうです」

「はあ?それだけかよ!職員も応援寄越せって書いたのに」

「さあ?伝えましたからね、では失礼します」

「お、おい!」


さー仕事は終わった終わったさっさと帰ろ。


ギュラギュラキュラキュラ


二、三日離れてただけなのになんか懐かしい気がするな。王都ほど人がいないからのどかで良いね…でも王様は新しい街を作るとかなんとか言ってたけど、そうなるとどうなるんだろ?詳しい地図とか欲しいな。いろいろ考えてるうちにヨークシャー邸に到着。


「こんにちはー」

「おお、これはトリー様、おかえりなさいませ」

「お邪魔するぞ、ヨークシャーは館か?」

「モードベン様もよくぞいらっしゃいました、主人を呼んで参りますので裏庭でどうぞ皆様でお待ちください」


玄関に着くと有能セバスチャンのリヒテル氏が出迎えてくれる。なんか自分の家じゃないけどこうして暖かく迎えてくれると照れ臭いけど嬉しいね。でもみんなで裏庭?俺は良いけど皆は館で休んだ方が良いのでは?そう思いながら案内されるまま裏庭に回ると…いつものボロい馬車小屋が、戦車3台ぐらい余裕で入りそうな大きな建物に。


「わ、ピカピカだー」

「綺麗になってる」


降りて建物に駆け入るミミムちゃん達、俺は恐る恐る馬車小屋にいつものようにバックで入って駐車。それでも余裕のある広さに加えて俺が物を置く棚や、人が腰かける椅子やソファー、テーブルがいくつか備え付けられて…なんでこんなになってるの?


「帰ったかトリーさんお疲れ様。師匠も来て頂いてありがとうございます」

「ヨークシャーさん、この建物は?」

「トリーさんの家だよ、いつでも帰って来て良いし、好きなように使って良いから」


ううう、ありがたいよー俺の家だ♪…でも早速ミミムちゃん達もアズも椅子など好きな所でゴロゴロくつろいてる。まったくもー


「ありがとうございますヨークシャーさん、大事に使いますね」

「ところで師匠は?」

「おう!こっちじゃー」


車体からゆっくり降りてくるショタ博士、背後にメイドゴーレムのハルナを従えて。


「おお!師匠、ついに完成しましたか」

「ほとんどトリーが作ったがの、しかも能力に問題ありまくりじゃ!」

「問題とは?トリーさん」

「それが…魔鋼で作ったらとんでもなく強くなっちゃって、こっちに帰る途中で魔猿に襲われたんだけど全身魔剣化して飛び回りバッタバッタ斬りまくっちゃった」

「…え?」

「はじめましてヨークシャー様、ハルナと申します。よろしくお願い申し上げます」


メイド服のスカートをつまみ、綺麗なお辞儀をするハルナをボカーンと見ているヨーキー師。そんなことより鑑定してして、さーみんなで考えよー


「これはまた…もう、一人の生命体とも言えるな」

「そうじゃな、自ら成長する金属生命体…トリーのような、な?」

「まあ、私の構造を参考にしましたし」

「「それだ!」」


えーそんなー



[ステータス:アズ]

Name:アズ

種族:キュアスライム

性別:♂

年齢:1歳6ヶ月

レベル:18

職業:遊び人、従魔《主:トリー》

HP:125/137

MP:170/186

STR:58

INT:140

DEF:52

SPD:72

LUK:88

VIT:285

武装:酸弾、治療弾、魔力回復弾、毒消し弾、ワイバーンの牙、バックラー、ワイバーンの帽子

装備:


魔法:補助魔法《初級》、攻撃魔法《初級:水・氷》

技能:吸収、分体、伸縮、身体強化、スライム・ストライク、魔力感知、障壁

耐性:耐水、耐衝撃、毒無効、麻痺無効、耐精神

称号:食いしん坊



[ステータス:イズー]

Name:イズー

種族:キュアスライム

性別:♀

年齢:0歳

レベル:10

職業:旅人

HP:77/78

MP:105/110

STR:40

INT:95

DEF:44

SPD:65

LUK:80

VIT:220

武装:酸弾、治療弾、魔力回復弾、毒消し弾、ワイバーンの牙、バックラー、ワイバーンの帽子

装備:


魔法:補助魔法《初級》、攻撃魔法《初級:水・氷》

技能:吸収、分体、伸縮、身体強化、スライム・ストライク、魔力感知、障壁

耐性:耐水、耐衝撃、毒無効、麻痺無効、耐精神

称号:食いしん坊



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