表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/40

将軍様のおなぁりぃ〜

ハロワ行ってて遅くなりましたorz

とりあえずヘリから3号戦車に戻してっと


「あああ、そんなぁあ」


なんか博士涙目になってるけどそんなに飛びたかった?


「明日はギルドに行って、メルカリウス冒険者ギルド長の手紙を面倒いけど届けて…あっちに帰るときですね」

「むーそうか…じゃあさっさと用事を済ませちゃおう!行くぞ」

「だーかーら明日以降ですって博士」

「ぐうっ!仕方ない、寝るか!おやすみ」


やっとお開きか…館に帰る博士とハンナさんを見送り、再び爆睡してるアズを砲塔に乗せて俺もちょっと寝よ、おやすみー


◇◆◇◆◇


おはようございます、王都はちょっと曇り空。なんかテンション上がんないね。


「はよー」

「おはようございます、トリーさん」

「おはようたん」

(みんなおはようございますっス)


起きたアズに攻撃魔法教えたり、スーパーボールみたいに跳ねさせて遊んであげてたら館で休んでたミミムちゃん達も起きてきた。アズは水、氷、土魔法は適正あるみたいだけど他は無理みたい。


「あー!トリーはアズばっか魔法教えてーあたしにも教えてよねー!」

「ああ、はいはい時間ある時にね」


アズは俺の従魔だから強くなって貰わないと、どうしてもミミムちゃんは後回しに…って俺、先生でもなんでもないんだけど。


「それより朝のおやつたん!」

「はいはい、ちょっと待って」


卵無しの簡単クッキーを焼いて…魔法なら鉄板の上下から焼くなんて簡単だから良いよね。はーい出来たよー


「んんんんー!」

「うん、スッゴいサックサク」

「うまうまたん」

(おいしーっス)

「んぐんぐ、これまた…甘さ控えめだからいくらでも…モグモグ…お茶!」


ショタジジイ博士いつの間にか子供達に混ざって全く違和感無いっスよ…みんなすごい食べるから焼いても焼いても追いつかん。


「日持ちするからそんなに慌てて食わなくても…いっぱい焼いて置きますから」

「そうなのか…これ、売ればものすごい売れるぞ?多分」

「うーん、砂糖がやっぱ高いですから値段をつけるのが難しいですよ」

「むー、いつでも食べられるようにならんかのう」


ま、そのうちにね。そろそろ王都の冒険者ギルドに手紙届けて来なきゃ。クッキー作りに使った鉄板等を【収納】して。みんなを乗せて出発!


「ワシも行くぞ、道案内ぐらいはしてやらんと」

「ありがとうございます博士」


博士も背中に乗せてパンツァーフォー!


◇◆◇◆◇


キュラキュラキュラキュラ


早朝なので人通りは少ない…やっぱ早めに出発して良かったよ。


「乗り心地良いのう」

「馬車には無い揺れを防ぐからくりが付いてますからね」

「からくりか…」

「向こうじゃ科学と言ってますけどね」

「科学…」

「ところで王都の冒険者ギルドどちらでしょう?」

「おおおこっちじゃ」


うーんと考え込んでる博士にギルドへ道を尋ねるけど…大丈夫か?


「おおここじゃここじゃ、止まれ止まれ」

「はいはい、停止ー」

「んじゃぁワシらで行ってくるぞ」

「お願いします」


メルカリウスと同じで門からそう遠くない所に冒険者ギルドはあった、もちろん俺は入れないのでミミムちゃん達と博士に渡しに行ってもらう…俺とアズはギルド入り口でお留守番。でもやっぱり周りの『なんじゃ?こいつは』っていう目線は痛いね。


「こいつは…なんと言って良いのやら…」

「はい?なんでしょう」


声がする方を振り向くと、どう見ても服を着た熊の親戚のような毛むくじゃらな大男がこちらを睨みつけてくる。まさか?


「ああ、俺が王都ギルドのギルド長だがアンタがトリーさんか?ご苦労ご苦労」

「ああこれは、はじめましてメルカリウス冒険者ギルドのトリーと申します。こちらは従魔スライムのアズです」

「よろしくお願いしますっス」

「うん、ここじゃ詳しい話出来ないから…そうだな、悪いが買い取り品の倉庫へ回ってくれんか」

「承知しました」


メルカリウスでもそうだもんね、とりあえず裏手の倉庫へ移動ー


キュラキュラキュラキュラ


「お、来たな」


裏の門から入って倉庫の前へ行くと先に行ってた博士達がもう待ってた。なんだろ?


「集まったな、ご苦労さん。手紙はちゃんと受け取った、そこでこの手紙に書いてあったことだが、中は読んでないよな?」

「当たり前でしょう、そうでなくてもメンドくさい感じしかしないのに触るわけない」


倉庫の前にやってきてさっき渡した手紙の筒を振って見せる熊男、もとい王都ギルド長、なんかさっきから嫌な予感しかしない。


「バッサリだなぁ、まあ良い、書いてあったのは二つ、これからメルカリウス方面で戦になりそうだから冒険者の応援を増やして欲しいという事と、その戦のことで話が聞きたいそうで王宮に来て欲しいそうだ」

「は?」

「どちらもお前さんが関わってることなのだろう?違うのか?」

「…この体で王宮に入れるの?入れても謁見の間っていうのに入れるの?」

「別に王に会うわけじゃない、ゴダラ将軍が会うそうだ、王宮内の練兵場に来るように…だそうだ」


げーやっぱり面倒事か…どうしよう。


「手紙届けたし帰って良いよね?」

「まーて!どうしても連れて来いって御達しだ!」


うわー今すぐ帰りてー


「別に私は将軍様とかに用は無いけど」

「断るんなら冒険者ギルドの資格取り上げるぞ」

「別の国で冒険者になりますー」

「世界中に回状を出せばどこに行ってもなれん!」

「別に魔法使いでも錬金術師でも…傭兵でも稼ぎ放題だよん」

「どうしてもか…」

「力ずくならお相手しますけど?」


あ、剣に手を掛けたなクソオヤジ。徹甲弾よーい!


「待てーい!どうしてそうケンカ腰になるかなートリー」

「トリー!トリーの力をココで使ったら王都が丸焦げになっちゃう!」

「わんわんわん」


えー?俺が悪いの?博士もみんなも必死で俺を止めようとしてる、えーん、ヘコむー


「ギルド長も頭ごなしに言えば反発されるに決まっておろう。丁重にお招きする様に書いてあったと思ったが?」


ん?ああ、この前の偵察部隊の副長さん!確かトライオンさん、久しぶりー


「どうしたんですか?トリーさん、出来れば穏便に王宮へ来ていただきたいのですが」

「うーん、すんごい嫌な予感がするんですよね王宮に行く事に…何もメリットもないし、そもそも何の用で?」

「ちょ、おま…貴族様に」

「良いんだギルド長、トリーさんは私達の隊の戦友だし命の恩人だ、それに彼が本気になったら躊躇なくこのギルドじゅうを木っ端微塵にしてのけるぞ!私は見てたからな」


俺ってどんな評価なんだろ?いまさらだが


「……」

「トリーさん、将軍はトリーさんから直接話を聞きたいとの事です。実はフレーブル卿から報告書が提出されたんですけど信じて貰えなくて…報酬もちょっとは出ますから」

「行きます!」


そうゆう事ならね、なら報告会に出るのもやぶさかではないな


「トリーひどーい!みんな一生懸命止めたのに」

「だめたーん」


ホントごめんねー


「報告会はこの後すぐ始まるから是非来てくれ」

「了解」


急いでオークの買い取りお願いしなきゃ


オーク28体

ハイオーク3体

オークロード1体

全て解体、魔石抜き済み


これを買い取り係のオッチャンに渡して、トライオンさんも乗せていざ鎌倉!違う、いざ王宮へ


◇◆◇◆◇


キュキュキュキュキュラキュラ


だいぶ人が出て来たけど王宮の周りは貴族街なのでそんな騒がしくない。それでも目立たないように大通りを避けて裏通りを進み王宮の横手、軍用の門に到着。


「開門!将軍閣下のお召しである、通せ!」


俺を見て魔獣が来たと騒がないのはさすがと言うべきか?みんなビックリして二度見してるけど。


「そのまま右のほう、練兵場へ」


トライオンさんの案内の通りに進んでい行くと城内とは思えないほど広い運動場みたいな広場へ、その中でも隅のやや大きな建物の前に止めさせられる。詰所かな?


「ここだ、ちょっと待っててくれ」


飛び降りたトライオンさんが建物に入っていく、他のみんなも降ろしてしばし待機…しかしなんだろうな、話って。


「やっと来たか、おお!誠に鋼の魔獣だ…思ったほど大きくはないな」


なーんかどこかで聞いたセリフと共に豪華なベルばら風軍服を着こんだ金髪ナイスミドル軍団が建物から出てくる…あ、フレーブル卿も来てたんだ、どした?


「フレーブル卿、彼なのか?報告にあった魔獣は」

「はっ」

「そうか、来ていただいて感謝する、王都防衛軍団司令のゴダラ・クロフトだ、よろしく頼む」

「お初にお目にかかります将軍閣下、メルカリウス冒険者ギルドのトリーと申します」


そんな嫌な奴じゃなさそう、ちょっと安心かな?


「冒険者…誠であったか」

「ええ、まあ…ところで今回はどの様な御用でしょうか?」

「此の度は軍への協力誠に感謝する、ただ…師団長の報告ではイマイチ全容が掴めんかったのでな、こうして全てを知っているはずの貴公に来ていただいたのだ」


フレーブル卿、ちゃんとぼかして報告してくれてたのね。しかし困ったなー何と言ったものか。


「はあ…あるがままに言っても信じてもらえないかと思いまして、少し隠して報告してもらうように私がフレーブル卿にお願いしましたが…どの辺を知りたいのでしょうか?」

「帝国軍先遣隊を排除したのも侵攻軍を撤退させたのもメルカリウス配備の師団だけでは日程的に間に合わないし兵力も全く足りなかったはず。報告書には協力してくれた冒険者としか書いてなかったが複数の隊員から魔獣が味方してくれたとあったのでな。その魔獣…冒険者の貴公の力を見たいのだ」


…なーんか怪しいな。貴族様がそこまで気にするか?まあ良いか、テキトーにやってお茶を濁そ。


「良いですよ、ココでいいですか?」

「かまわんが…なにを?」

「みんなちょっと離れてー」

「ちょっ、トリー、なにすんのよ!」

「大丈夫大丈夫、向こうのあのカカシをね」


距離500、【火属性付与重ね掛け】榴弾よーい…てぇっ!


ドン!ドバアーン‼︎


アッチッチッチー、着弾と同時に物凄い熱風混じりの爆風と衝撃波!練兵場の向こう側にあった鎧が着せられたカカシどころかその後ろ、矢止めの土が盛り上げられた壁も丸ごと消し飛んで跡形も無く…轟々と火柱と黒煙を立ち昇らせている…やり過ぎた?



明日は校正のためちょっとおやすみさせてもらいます。すみません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ