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しろばらのきし

投稿の時間って、みんなどうしてるんだろ?

ヨーキー師の魔法と錬金術の授業を終えて、車体の【洗浄】と【補給・修理】し、あとは寝るだけ…と思ったけど少しだけ。


ホーンラビットの余った皮を使って小さなポシェットを縫って…縫い物なんて家庭科以来か?針も錬金、糸はラビットの腱を伸ばして糸にしてチクチク…おお♪ なかなか可愛く出来たんじゃね?これにペンで【収納魔法】の術式を書き込み…出来た!収納魔法付きポシェット。明日ミミムちゃんに持たせよう。そろそろ寝るかな、おやすみーzzz


◇◆◇◆◇


おはよはうございまーす、異世界生活今日で1週間。ちょっと慣れてきたかな?銃座の中でスヤスヤ寝てたスライムのアズくんも背伸びをする様にグニョーンと伸びながら車体から降りてくる。


(ふあああ…おはようございますっス、お腹すいたっスね)

「ああ、おはよー。はい、昨日みたいに増やしたら1本飲んで良いよ」

(はいっス、むむむ)


まだちょっと眠そうなアズくんに昨日作った毒消し薬を瓶ごと渡すと、飲み込んで【分体】毒消し薬を10本に増やし、そのうちの1本を食べて【吸収】…またぷるぷる震えてピカッと光るとアズはさらに深い青になった、よし【鑑定】


[ステータス:アズ]

Name:アズ

種族:キュアスライム

性別:♂

年齢:1歳6ヶ月

レベル:10

職業:遊び人、従魔《主:トリー》

HP:85/88

MP:112/118

STR:33

INT:98

DEF:39

SPD:55

LUK:71

VIT:250

武装:酸弾、治療弾、魔力回復弾、毒消し弾

装備:


魔法:

技能:吸収、分体、伸縮

耐性:耐水、耐衝撃、毒無効、麻痺無効、耐精神

称号:食いしん坊


うんうん少しずつ成長してる。出来ることも増えてるしこのまま育てればすごいスライムになりそう。


(ふうおいしかった、けどもうちょっと食べたいっス)

「おはようございます、トリー様」


まだちょっと不満そうにぷるぷるしてるアズ。従魔のくせに生意気だぞ!館からやってきて後ろで優雅にお辞儀するサリーさん、うん、動きに問題なさそう


「おはようございます、ああ、こいつになんか食べ物お願いします…残り物か残飯で良いので」

(ヒドイっス、僕も美味しいモノ食べたいっス!)

「はいはい、すいませんがお願いします」

「はい、かしこまりました」


アズの分の朝食を依頼すると再び綺麗なお辞儀して踵を返し館に戻るサリーさん。朝食が来るまで【念動】でアズくんをポンポンと上にお手玉みたいに放り投げて遊んであげる。


「おはよう、トリーさん」

「あ、おはようございます、ヨークシャーさん」

(おはようございますっス)

「トリーさん、ちょっと困った事になった」


朝食セットを持って来たサリーさんと一緒にヨーキー師がやって来る。なんだ?なにやら眉間にシワが寄ってるが…サリーさんに関節にさす油を渡して、アズはもちろん朝食に夢中。口ってどこだろ?観察しながら…


「困った事?」

「ああ、今朝がた師匠から手紙が届いてな、それによると王都での研究が手離せないからトリーさんに来て欲しいそうだ」

「ああ、そうなんですか。じゃあ行きましょうか?」


うーん、そろそろ行動範囲を広げたいし、王都にも興味あるし、行ってみようかな?


「良いのか?そうしてくれると助かるよ。私はまだメルカリウスを離れられん。帝国がどう動くかわからないからな」

「ああ、なるほど…あの湖の村の方はどうなりました?」

「あっちの帝国軍は撤退したらしい。ただ別のルートから侵攻してくるかもしれんから私はしばらく待機だ」

「なるほどー」

「師匠には私から手紙を書いておいたから渡して欲しい。ついでに魔術の上級編や錬金術を教わると良いだろう」

「了解しました」


というわけで王都行き決定だね。あ、でも今日もまた冒険者ギルドに集まる事になってるから、まず行っとかなきゃ…アズ、おかわりなんてしないでもうごちそうさましなさーい!


(あう、ごちそうさまっス)


◇◆◇◆◇


キュラキュラキュラキュラ


ヨーキー師の手紙を受け取り簡単に旅の準備して、アズくんを乗せて冒険者ギルドへ。


「おっそーい!」

「あ、おはようございます」

「わんわんたん」


もうちびっこチームは待ってたのでキルド前に止めて…と


「ごめんごめん、ちょっといろいろあって…これから王都に行かなきゃいけなくなったんだけど。どうする?一緒に行く?」

「王都?行く!」

「じゃあ行きます」

「わんたん」

「ちょうど良かったわい、ちょっと頼まれてくれんか」


即決かいな…ん?なんか一人返事が多いな…ってハゲギルド長!


「なんなんすか?前に言ってたお使いですか?」

「まあまあそんな嫌そうにせんで…ちょっと手紙を向こうのギルド長に届けて欲しいだけじゃ」

「お駄賃」

「ったく…ほれ」


手紙というか卒業証書の入る筒みたいなのと配達料金として中銀貨1枚を渡される。【収納】に入れてっと


「はい、承りました。昨日の素材の代金受け取ったら出発しますね」

「おう、頼んだぞ」


では、裏手の買い取り倉庫へ移動します。


「おっちゃーん」

「おう、来たか。ギルド長に聞いたぞ大変だな」

「そうだよー郵便屋さん始めたわけじゃねーっつーの」


さっさと済まそう、買い取り金額のチェックと清算


ヨーキー師から受け取った最初のゴブリン討伐の報奨金が200ガメル

今回の月光草採取の報奨金が800

と余剰の月光草1袋で600

マッドスネークの皮が21枚で210

マッドスネークの牙が42個で420

マッドスネークの毒袋が21個で420

ワイバーンが1匹、魔石は貰って1200


合計 3850ガメル、4人で割って1人962.5ガメルだから…小金貨9大銀貨6中銀貨2の小銀貨5枚っと、これで良し。


「トリーさんと組む様になってからすごい稼げるようになったよね」

「ねー♪助かるー、アルたんのゴハンもあるし」


お金を受け取ってホクホク顔を見合わせるケモミミ姉弟。あ、忘れないうちに、収納魔法付きポシェットをミミムちゃんに。


「え?いいのー?ありがとー♪」

「試作品だから使い勝手とか教えてね。そのうちたくさん作って売るつもりだから。ログくんにも今度あげるね」

「あ、はい」


さて、そろそろ行こう、ミミムちゃんログくんアルフィンたんアズくんと皆乗せて


「んじゃ、行って来ます」

「おう、気をつけてな」


買い取りのオッチャンに挨拶して王都へパンツァーフォー!


◇◆◇◆◇


ギュラギュラギュラギュラ


王都はメルカリウスから東に馬車で3日、戦車なら順調にいけば1日半か…さすがに4度目の盗賊イベントは勘弁してね?


「待てーい!」

「どわわっ!なんじゃい?!」


出発して大体2時間ぐらい、そろそろ休憩しようかと思ったら突然、大声と共に全身立派なプレートメイル姿の騎士が飛び出してきて呼び止める。なんだなんだ?乗ってるみんなも車体から身を乗り出して見てる。


「そこな面妖奇怪な魔物め!この白薔薇の騎士、ドラン・マーガメイヤーが成敗してくれん、尋常に勝負せい!どりゃー旋風げわぶっ」


しろばらのきしぃ?どう見ても大きなドワーフの親戚…しかしどうしてみんな技の名前を叫びながら突進してくるかなー、いつもの様に食らう前に【雷属性付与】したフリスビーぶつけて出鼻をくじいて痺れさせ、ハルバードを取り上げ手足を縛ってっと


「ううううじ、尋常に勝負せいいいい」


それでも痺れながらジタバタして喋れるのはスゴイな、本当にドワーフじゃね?でもどうしよう?盗賊なら問答無用で身ぐるみ剥いで自警団にでも突き出すのに…ん?道の真ん中におばあさんがうずくまって苦しそうにしてる


「おばあさんどうしたのー?わ、なんかスゴイ熱!トリー!」


ミミムちゃんとアルたんに様子を見てもらうとなんかヤバそう。急いでおばあさんを道の脇に避けて毛布の上に寝かせ…【収納】から中級治療薬を出し、【精製水】で薄めて少しづつ様子を見ながら飲ませる。お、少しづつ顔色が良くなったような。


「ここはぁ?」

「ああ、おばあさん」


目が覚めたようだ、大丈夫ー?


◇◆◇◆◇


おばあさんの介抱のついでにお昼休憩。道の脇の木陰に大型テントを張ってお昼ゴハンに腸詰めのスープと軽く炙ったパンをみんなに渡し、おばあさんには薄めた治療薬で炊いた麦粥にネギ、生姜鶏肉をちょっとだけ入れて…はい、ログくん持ってってあげて


「はい、どうぞ」

「おお、ありがとーやさしいねぇ…んーおいしいよ」

「良くなったなら良かったよ、おばあさん、ところでどうしてこんなところに?」


俺が話しかけるとビクッとするおばあさん。だけど気を取り直して俺に向き直る


「助けてくれたのはあんただね?ありがとよぉ…隣の村で産婆して帰る途中で発作が起きちゃってねぇ、歳は取るもんじゃないねぇ」


そう言いながら頭を下げるおばあさん。あれ?じゃあこの薔薇の騎士とやらは?目線をまだ転がってるおっさん騎士に向けると


「ふん!騎士たるもの御婦人を守るのが騎士道であろう」


なーるほど、俺が魔物に見えちゃったのか。それじゃしょうがない…でもなぁ。


「けどおばあさんを抱えて逃げれば良いんじゃね?」

「騎士たるもの危機に背を向けてはならん!」


はいはい、スバラシイキシドウでつねー頭固っ!でもまぁそんな悪い人じゃなさそうだし拘束は外して良いか。ついでにお昼もあげて。


「ふん!…うまいではないか」

「そりゃどーも、んで薔薇の騎士さんはこれからどちらへ?」

「一度王都に向かってから、何もなければメルカリウスへ戻ろうかと」


…もしかして就活中?自称、騎士なのに馬も従者も居ないし


「仕官の先を探してるの?」

「ぬっ、王都ならすぐに仕官先も見つかる!」

「そっか、もし良かったら私、メルカリウスのフレーブル卿と知り合いだから話しときます?あ、私、メルカリウス冒険者ギルドのトリーと申します」

「ぼ、冒険者?うむむ…なんだかよくわからんがよろしく頼む」


嫌な事言われてもキレないから良い人なのかも?うまく就職決まると良いね。ちょっと寄り道しておばあさんの家がある近くの村へ行こう。



[ステータス:トリー]

Name:トリー

種族:戦車

性別:♂

レベル:31

Type: III号L型、95式チハ、【M7自走砲】

HP:570/570

MP:190/410

STR:315

INT:235

DEF:360

SPD:177

LUK:33

FUEL:726/730

兵装 主砲:69/69 機関銃:300 スモークディスチャージャー:3/3 スティンガー:1/1

装備 ゴム貼り履帯、ドーザーブレード、暗視装置、トランシーバー、有刺鉄線、大型テント


魔法:修理・補給、念動、補助魔法《中級》、攻撃魔法《中級:火・水・氷・風・土・雷・聖》、回復魔法《中級》、錬金術《中級》、空間魔法《中級:収納》

技能:鑑定、周囲索敵、改造・パーツ召喚、解体《初級》、魔力感知、障壁、身体強化、同時並行詠唱、属性付与、従魔《従:キュアスライム・アズ》

耐性:耐火、耐熱、耐冷、耐衝撃、耐刃、毒無効、麻痺無効

称号:渡来人、交渉人、冒険者(仮)、中級ハンター、料理人《初級》、盗賊キラー、兵士キラー、ナイトハンター


進化ポイント:240


橋の騎士です

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