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自重?何それ?美味しいの?

セクシーなくっころさん…は出ません(涙)


※6/29 お話を改変しました。

本当はすぐに帝国軍を追撃しなきゃと思うけど…一人で突っ走り過ぎかな?まあメラディアの軍隊が来るまでは待とう。まずは砲撃でボコボコにした谷への道をブルドーザーよろしく慣らしていく。トーチャンノォタメェナーラエーンヤコーラァ!


「トリーさん!」

「おお、ブランさんお疲れ様です」


谷の入り口で観測してた猟師のブランさん戻って来た、無事で良かったよ。


「…本当に一人で追い払っちゃいましたね」

「ええまあ…運が良かったよ」

「運で済む話じゃないと思うけど」

「ホントは追撃したかったけどねー」

「鬼だな…」


あっはっはーしっかしそれにしてもメラディア軍遅いなぁ…つか本当に来るのかな?やる事無くてヒマなので帝国軍が残した馬車に残った物資を回収したり、死体から装備を剥ぎ取ったり、林の中に残ったワイヤートラップを回収したり…


「トリーさん、女の人起きたみたいだけど」


ミミムちゃんとアルフィンたんもやって来てヒマそうにキョロキョロ辺りを見回してる。あ、もうお昼過ぎてるね。


「そっか、じゃあ戻ってお昼にしましょう」


とりあえず回収した物資を【収納】して、みんなを乗せて村に戻ろう


◇◆◇◆◇


村の広場に戻って回収した物資から食材の腸詰め肉や野菜、パンを取り出してオープンサンドを作る。でもこれだけじゃ物足りないなぁ…お!庭にはニワトリがいる!という事は卵もあるね、よしよしちょっと失敬…輜重にワインビネガーもオリーブオイルもあったしマヨネーズ作っちゃうか!


容器に卵とお酢と砂糖塩を少々入れて、オリーブオイルを少量垂らしながら攪拌したら出来上がり。オープンサンドにかけて…


「お昼出来たよー手でかぶりついて食べて」

「ん!うまっ」

「おいしー」

「うまうまたん!」


すごい勢いで食べてるケモミミ姉弟と仔ドラゴン。足枷だけ外した捕虜4人プラスくっころ女騎士さんと捕虜を連れて来てくれたブランさんにもオープンサンドを渡して食べてもらうと無言で貪り食ってる。まあ喜んでもらえて良かったよ。


「ブランさん、そう言えばあのデブ騎士は?」

「奴は証拠兼人質として昨日、メルカリウスへ伝令と一緒に送ったよ。しかしこのソース美味いなぁ」


そっか、みんなお代わりまで食べちゃって満足顔、捕まえたのに一人ウザいのがいないなーと思ったがブランさんが教えてくれたけど。


「……一体なんなんだお前は!」


いきなり立ち上がって一人で吠えてるくっころ女騎士さん、金髪縦ロールなんてベルばらっすか!まあ、なんだと聞かれてもねぇ…ヒマだから尋問しとくか。


「そうゆう貴女はどちら様?あ、私は歌って踊れる戦闘兵器、トリーと申します。親しみを込めてトリーさん♪とお呼びください」

「はぁ?」

「はあ、じゃなくて…誇り高き帝国騎士さんとやらは名乗りも出来ないので?」


ちびっこチームは顔を見合わせてやれやれって肩をすくめてるけど他の大人たちはポカーン…当のくっころさんは顔を真っ赤にしてワナワナ震えてる、ふっふっふ、もうちょっと責めちゃうよー


「くっ…メラディア侵攻軍所属、ポメリー・ラ・フルーンゼ男爵だ!」

「ポメリーちゃんですね、ありがとうございます。それでそのポメリーちゃんは今回の侵攻にどのように関わってるのですか?」

「ちゃんっ…愚弄するか!侵攻軍先遣隊の副隊長補佐だ‼︎」

「ああ、補佐と書いて『お荷物』って奴ですねー血筋が良いだけの女性士官にありがちなお話です。ご苦労様です」

「きっさまぁー斬る!斬ってやる!そこのお前、剣を貸せ!」

「ポメリーちゃんのあんなヘロヘロ剣じゃ、さっきみたいに当たらないどころかすぐに返り討ちですよ、それよりなんで今、侵略なんですか?」

「ふん!偉大なる皇帝陛下のご意向だ!メラディアなどという下賤な者どもは我が帝国の領土になった方が幸せなのだ!」

「うるさいなぁ【サンダー】」


ピシャーン!ゴゴゴ…


弱めの雷撃で黙らせました。先遣隊って事はまだまだ大軍が来るって事かな?貴重な情報ありがとう。しかし…ホントに大した情報持ってないな。本当にお荷物だった?でもまあ情報収集は俺の仕事じゃないし、こんなもんか。グッタリしてるポメリーちゃんを他の帝国軍兵士達に介抱を任せてお皿の片付けをする。


◇◆◇◆◇


「トリーさん、王国軍の方が来ました」

「ああ、やっとかいな…捕虜をさっさと引き渡しますか」


見張りをしてくれてたログくんが知らせに来てくれてたので、暇つぶしにやってた村の外の畑の開墾を止めて広場の方へ。


「また派手にやらかしたなぁ、トリーさん」

「あれ?ヨークシャーさんどうしたんですか?」

「私の兄が指揮官でね、今回は顧問という事で…魔法使いが足りないのでね」


いつもの旅装に杖で武装したヨーキー師が広場にいて苦笑いしながらやって来た。その隣にいるのが…なるほど似てるな、立派な髭に細身の体…でも騎士だから引き締まった細マッチョにキチンとした鎧を着た騎士が話しかけて来た。


「弟から話は聞いてる、ヨークシャーの兄、フレーブル・クシューラだ。詳しい話を聞かせて欲しいのだがよろしいか」

「はいはいかまいませんよ」


ん?ファミリーネーム違う?まあいいか。簡単に、ワイバーンに子供を攫われた所を発見してから帝国の部隊に襲われてる村を見つけ、兵士を倒したと思ったらまだ大量に来るっていうので罠張って痛撃し追い返した…と言ったら頭抱えてた。マズかったかな?


「本当にあなた一人で追い返したので?」

「いえ、正確には村の猟師のブランさんに手伝ってもらいましたが…」

「兄上、トリーさんに常識は当てはまらんよ」


なんか失礼な事言われた気がしますがーやり過ぎだったかな?とはちょこっとだけ思いますけど。


「それより追撃はしないんですか?最低でも威力偵察ぐらいはした方が」

「あ、ああ…すぐに偵察部隊を編成して行かせよう、協力感謝する」

「良かったらついて行って後ろから援護射撃でもしましょうか?今ならあっちもかなり動揺してるでしょうし」

「どーしてトリーさんそんなに好戦的なのですか!」

「だって戦闘車両だもん」

「あああそうでした」


また頭を抱える兄弟、お疲れ様です。


「じゃあ、とりあえず帰っても?」

「い、いや…さらに大軍の本隊が来ると不味いから…」

「そうですね、じゃあ待機で?」

「よろしくお願いします」

「心得ました」


キビキビした動きで指揮に戻るフレーブル卿を見送り…さて、待機と言われたけどどうしましょ?


「なんか形が変わってるし、いろいろ聞かせてくださいよトリーさん、詳しくね」

「そうでした」


ヨーキー師との報告会ですね、わかりました。


◇◆◇◆◇


とりあえず、駐留する兵隊さんの邪魔にならないように隅に移動して、ヨーキー師、ミミムちゃん、ログくん、アルフィンたんそして俺と『ヘヴィ・アームズ』報告会です。


「…なるほど、いろいろよく理解できない所はあるが、頑張ってくれてたようだな」

「ええ、ログくん達が逞しくなってくれたのでマッドスネークぐらいなら余裕で戦えるようになりましたし、村人の護衛もキチンと出来て、もう3人は『駆け出し冒険者』は卒業ですね」

「うむ、それよりトリーさんですよ。その姿は一体何です?」

「ワイバーン倒すための大砲と地面を掘ったり慣らしたりする鉄板、それにより遠くの敵を大量に破壊するための大砲が付いただけですが?」


話しながら手持ち無沙汰だったので回収した食材とコンロと作業台を輜重車から小麦粉を出して、パンケーキを焼き、ハチミツをかけてちびっこチームに食べさせながら事情聴取に応じてる。


「それ私にもひとつください。それに何ですか?並行詠唱に属性付与って」

「うーん、出来るかな?って思ったら出来たとしか…どうぞ」


またまたお代わりを要求するちびっこ達に焼いてあげるついでにヨーキー師の分も焼いて、手渡しながらそう告げて…ふと見ると周囲の兵士さん達の目線がこちらへ


「あ、良かったら皆さんもどうぞー」


そう言うと列をなして詰め掛ける兵士さん達に順番にホットケーキを焼いて手渡していく…そのうち自衛隊の野外炊具1号にでもトランス◯ォームを考えなきゃイカンのかな?


「…並行詠唱も属性付与もそう簡単に出来るものではないのだが…それこそ魔王を討伐する賢者とかでしか」

「そうなんですか?すごいんですねー私♪ まあ設計した古代人がすごいんでしょうけど」


唸りながらホットケーキを食べて一人で呟くヨーキー師に軽くそう言って軽く流…すしかないよねぇ。


「あ、ところでこれの食材はどこから?」

「ああ、帝国さんの輜重から拝借しました『智将は務めて敵に食む』ですよ」

「なんですって?」

「私の世界の有名な戦略家の言葉です『敵の小麦1袋は味方の20袋に匹敵する』そうですよ」

「はあ…そんなことまで」


再びおかわりに並んでるケモミミ二人と一匹に、村の牛乳を貰って急遽作った生クリームをクレープ状に焼いた生地巻いて渡してあげると


「ふおおお!」

「何ですかこれ!美味しすぎるー」

「うまいたん!」


異様なテンションで貪り食ってる三人…あーあ、口の周りクリームだらけだ。


「…私にはその体以上にトリーさん自身にも重大な秘密があるような気がしてますが、まあこれからじっくり調べていきますよ」

「お手柔らかにお願いしますね」


ヨーキー師も他の兵士さん達もクレープ食べたそうだったけどもうクリーム無いので諦めて貰って、食材や鉄板の掃除と片付けをやってると再びフレーブル卿が卿が厳しい顔で戻ってくる。


「どうかしましたか?」

「トリーさんが言った通りだ、偵察隊が帰ってきたが、谷の向こうの平原に砦と大規模な宿営地があった」

「やはり…どうなさるんですか?おそらく帝国軍は混乱してるか、こちらを舐めてかかっているはずです。攻撃するなら今だ思われますが」

「あ、ああ…しかしおそらく1万を超える敵軍が…」

「最悪失敗しても谷を封鎖すれば簡単には抜かれません。でも、ほっといて勢い良く攻めかかられたら押し返すのは大変です…もうすぐ日が暮れますから夜襲すれば相手を混乱させることが出来ると思いますが」

「いやいや勝手に攻撃するのは許可されてない。いたずらに戦線を広げて本格的な戦争にするわけには…」

「あ、そっか…命令違反で処罰されてもね。わかりました。でもここで待ってても何だから谷の方に防御陣を作った方が良く無いですか?」

「そうだな、少し助言して欲しいので他の部隊長を集める、打ち合わせにでてくれ」

「わかりました」


フレーブル卿、血の気が引いてるように見えたけど、またまたやりすぎかなぁ?


[ステータス:ミミム]

Name:ミミム

種族:ワーキャット

性別:♀

年齢:12歳

レベル:13

職業:魔法使い

HP:71/71

MP:121/130

STR:22

INT:89

DEF:21

SPD:45

LUK:66

VIT:22

武装:イチイの木の杖、守りのリング、蜘蛛糸のローブ


魔法:補助魔法《初級》、攻撃魔法《初級:火・風・水》

技能:魔力感知、従魔《従:ホワイトドラゴン・アルフィン》、障壁、詠唱加速

耐性:耐魔力、耐精神干渉

称号:初級冒険者


[ステータス:ログ]

Name:ログ

種族:ワーキャット

性別:♂

年齢:12歳

レベル:12

職業:戦士

HP:110/112

MP:62/66

STR:66

INT:47

DEF:88

SPD:49

LUK:55

VIT:82

武装:ロングソード、メタルプロテクター、ラウンドシールド、布のマント


魔法:補助魔法《初級》

技能:身体強化、エアスラッシュ、ヘヴィストライク、シールドバッシュ

耐性:耐衝撃、耐刃

称号:初級冒険者


[ステータス:アルフィン]

Name:アルフィン

種族:ホワイトドラゴン

性別:♀

年齢:101歳

レベル:7

職業:従魔《主:ミミム》

HP:61/62

MP:231/240

STR:27

INT:121

DEF:58

SPD:62

LUK:2410

VIT:153

武装:牙、爪

装備:青いバンダナ


魔法:竜魔法《初級:通信・風・光》

技能:ブレス《小・連射》、飛行《初級》、大型化

耐性:耐火、耐熱、耐冷、耐衝撃、耐刃、毒無効、麻痺無効、耐精神、耐魔法

称号:迷子


ちびっこチームもちょっと成長しましたw

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