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くっころさんがあらわれた!

戦闘の描写難しいです。

いろいろ準備してる間に日が暮れた。まあ、すぐには来ないだろう…警戒は切らないけど一休みするか。


「トリーさん…って言ったか、一つ聞いて良いか?」

「はいはい?なんでしょ」


同じく隣で火を焚いて、干し肉を炙って食べてる猟師のブランさんが訝しげに声をかけてくる。


「何でこんなことを…別にみんなと一緒に逃げちゃっても文句は言われんだろうに、いや、逆に今回のことを知らせに走ればなんか褒美が出るかもしれんのに」

「んー…こんな魔獣の姿でもお貴族様は話を聞いてくれるかな?」

「いやぁ…まあ、そうか」

「それにココで食い止めておけば村のみんなは安全に逃げられるし、この後の戦いに有利でしょ?手柄上げておけば貴族も少しは話を聞いてくれるだろうし…それに戦争は自国領であんまりしちゃダメですよ、うん」


ブランさんますます『怪しい』って顔になった、なんか不味いこと言ったかな?


「…一体、トリーさんて何者?」

「なんだチミは?ってかぁ?…あはは♪ 実は私もよくわかってないけど戦闘用ゴーレムなんだそうです、私を調べた錬金術師さんが言ってました」

「ゴーレム…そうなのか…」


なんか腑に落ちないけど、なんとか理解しようと頭をひねるブランのおっちゃん。いい人だよね


「さて、少しは寝てください。敵が来るのは明日の朝だそうですよ」

「ホントに来るんか?」

「まあ嘘なら嘘でいいじゃないですか、誰も傷つかないし」

「それはそうだが…見張りは良いんか?」

「ああ、この体は睡眠必要ないみたいです。なんかあったら起こしますから…」

「わかりました、お先に」


そう言ってマントにくるまってそのまま火のそばで寝入るブランさん、さすがプロ猟師。さてと、夜明けまでにもう少し準備しちゃいますか。


まずは【召喚】暗視装置


ガチャ


よし…OK、よく見えるね。魔力感知レーダーあるから必要無いっちゃ無いんだけど、これで夜忍び込んだ斥候を目視で撃てる。次は【収納】からペンを取り出して主砲に【属性付与魔法陣】を書き込み…出来た。火の属性じゃ森を燃やしちゃうからダメだけど氷や雷の属性を砲弾に付与出来たら追加ダメージ与えられるだろう。後は【補給】してステータス確認!


[ステータス:トリー]

Name:トリー

種族:戦車

性別:♂

レベル:20

Type: III号L型、95式チハ、【M7自走砲】

HP:410/410

MP:220/320

STR:260

INT:201

DEF:278

SPD:166

LUK:26

FUEL:560/560

兵装 主砲:69/69 機関銃:300 スモークディスチャージャー:3/3 スティンガー:1/1

装備 ゴム貼り履帯、ドーザーブレード、暗視装置、有刺鉄線


魔法:自動修理・補給、念動、補助魔法《初級》、攻撃魔法《初級:火・水・氷・風・土・雷・聖》、回復魔法《初級》、錬金術《初級》、空間魔法《初級:収納》

技能:鑑定、周囲索敵、改造・パーツ召喚、解体《初級》、魔力感知、障壁、身体強化、同時並行詠唱、属性付与

耐性:耐火、耐熱、耐冷、耐衝撃、毒無効、麻痺無効

称号:渡来人、交渉人、冒険者(仮)、中級ハンター、料理人《初級》、盗賊キラー


進化ポイント:95


あ、武装確認しなきゃ【鑑定】


【主砲:M101 105mm榴弾砲 発射速度16発/分 有効射程約11,160m】

【機関銃:ブローニングM2重機関銃】


お、鑑定さん進化した?ちょっと詳しくなってる。この発射速度なら1門でも軍隊を蹂躙出来るでしょ。ブローニングM2も絶対の安心感ある、塹壕乗り越えてくる奴はズタボロだ!ふっふっふ。


後やる事は…地形の再確認、今は村の西側入り口前に陣地を築いてそこにいる、周囲に塹壕を掘って【錬金術】で作った有刺鉄線もついでに張り巡らせてある…村入り口からまっすぐ西に1kmは林と低木に挟まれた平坦な道、その先に狭い谷がある。その先は谷の斜面に沿ってくねくねした道が一本だけ…大兵力を展開するにはまったく向かない土地ですね。後は警戒しながら待つだけ…レーダーには何も反応無いな。


◇◆◇◆◇


そのまま朝になり…ブランさんも起きてきたので残ってた野菜と干し肉でスープを作ってあげたらすごい勢いで食べてた。


「なんでこんなことまで出来るの?」

「おいしいものは人生を豊かにしてくれるでしょ?」

「トリーさん食べれないのに?変なの」


そう言って笑いあう。夜の間に【召還】したトランシーバーをブランさんに渡して使い方の練習。


「あ、あーテストテスト、本日は晴天なり…聞こえますか?どうぞ」

「どっちかってぇと曇り空だが…聞こえるぞ、まったく…とんでもねーな、どうぞ」


少し離れて林の中に隠れたブランさんと通信。よしよし使えるね…お!おいでなすった♪


「ブランさん、来た。谷の入り口で敵に見つからないように、気をつけてーどうぞ」

「こっちも見つけた!無理するなよ、どうぞ」

「了解!」


通信を打ち切りレーダーに注視すると敵を示す光点がぞくぞく増える。谷の出口に先頭は騎馬の兵士が、後はだんだんと徒歩の兵士や荷物を満載した馬車が次々にやってくる。さあ来い!


「なんだ?どうなってる?」

「ワッサーの奴何やってたんだ?まさか村の鎮圧すら終わってないのか?…どうする?」

「どうもこうもないだろ、後もつかえてるし進め!」


築きあげた防御陣地を前に帝国兵は戸惑ってるけど侵略するのは変わらないみたい…でもまあ一応話しかけるか、俺は平和主義な戦闘兵器だもんな♪


「あーもしもし?何処の誰かは知りませんがそのまま引き返してくれませんか?そんな大軍勢で何をするので?」

「な、な、何が喋ってるのだ?魔獣?」

「はじめまして、こんにちは。メルカリウス冒険者ギルドの戦闘ゴーレム、トリーと申しますーよろしくお願いします。この辺りはメラディアの領地なのでこれ以上の軍事行為は侵略と見なします」

「何を…言ってるんだ?」

「なにを揉めてる、さっさと進め!ワッサーの奴、ヘマしたみたいだが魔獣一匹だ、踏み潰せ!」


問答無用っすねー…もうちょい引きつけて撃ちますか


「侵入をやめて出て行きなさい、さもなくば対抗措置を取ります」

「お前が出ていけ!ここはもうエランドリス帝国の領地だ!」

「またまたご冗談を、そちらのようなおマヌケな軍隊に何が出来ます事やら」

「ワッサーの事を言ってるのか?奴など我がエランドリス帝国軍の中ではどうでも良い小物よ」


なに?それ『四天王の中でも最弱』みたいな、あははは♪ もうちょっと…榴弾砲もブローニングもとっくに射程に入ってるが後少し


「その小物に大事な斥候を任せるとは…いやはや帝国とやらの人材枯渇は深刻なようですなぁ」

「…言わせておけば!弓兵!かまわん、撃て!」


よっしゃ!撃ってきた!反撃ー榴弾砲撃て!


ドン!ヒュルヒュル…ズドーン!


「なあっ!」


12.7mmを喰らえ!


ドッドッドッドッ!


「ぐっはあっ!」

「やられた!なんだ?魔法か?」


ふっふっふ、超音速の銃弾で吹っ飛べ!榴弾もおかわりだ、てぇっ!


ドン!…ドガーン!


ドッドッドッドッ!


「ぎゃあっ!」

「や、やめろ!!逃げ…」


あっちは浮き足立ってオロオロしてるけど、ファンタジー世界の兵士なら指揮官は目立つから狙い撃ちー♪


ドン!バーン!


「くっ!奴一匹だ、なんとか仕留めろ!」


勇気あるなー、まあ近づいても塹壕と有刺鉄線あるから立往生してる間にブローニングで蜂の巣っすよー


バラバラバラバラ!


ズドーン!


「ぎゃああああ!」


あ、林に逃げ込んだ奴クレイモアに引っかかったか、ご愁傷様です。


「もう、どうしたら…どうしてこう…」

「に、にげ」


逃がすかよ!榴弾を次々打ち込み谷までの道を火の海に…ヤバイヤバイ森まで燃やしちゃう、榴弾に氷の属性をつけて


「このままやられっぱなしで終われるか、このっ!」


塹壕に肉薄してた一人の騎士が…女騎士?有刺鉄線を飛び越え剣を抜き飛びかかって来る!…が、この前と同じラウンドシールドフリスビーに【雷属性付与】してぶつける。


「があっ!くっそ…」


痺れて動けない女騎士をワイヤーで縛り上げ


「くっ、殺せぇっ!」


おお、くっころさんだくっころさん!逮捕逮捕。


「トリーさん!」

「あーはいはい?」

「奴ら尻尾巻いて逃げてくぜ、今、谷の入り口だ…どうぞ!」

「了解了解、爆弾飛んでくからどの辺に落ちたか知らせてください、どうぞー」

「了解!」


ブランさん良い仕事してくれるな、よいしょ、射角と方向を調整して…ファイア!


ドン!……ズズーン…


「トリーさんもうちょい手前だどうぞ!」

「らじゃ!」


ドン!………ズドドーン!



……


気がついた時には村の前には帝国兵が死屍累々、谷間の帝国兵にはブランさんの誘導で正確な砲撃を喰らわせたので敵はおそらく壊滅。なんてったって有効射程11kmまで届くから奴ら生きた心地はしなかっただろう。


「トリー!」


はいはい?声をかけられて振り返るとログくん達ちびっこチーム。あれ?なんで?


「これ、トリーさん一人で?」

「…こわいよ」

「くうー」


…村の前の道は砲撃でボコボコ、兵士や騎士は半分以上体が吹っ飛んでて草も生えてない死の世界…やり過ぎた?


「あ、ええ、ブランさんにも手伝って貰いましたが…それより他の村人さん達は?」


とりあえず砲撃を止めて振り返り笑顔…は出来ないからなるべく明るい雰囲気で話しかけてみたけど…


「無事に隣の街に届けたよ。それよりこれはどうゆう事だよ!」

「トリーさん一人で危ないって急いで来たのに」


あんまり芳しく無い。まあ今は戦闘の後始末しなきゃね。


「心配してくれてありがとうございます。すみませんが後始末手伝ってくれませんか?」

「それは構いませんけど…何をすれば良いんですか?」

「捕虜捕まえたから味方の軍隊来るまで面倒みてください。お願いしますね?」


さっき捕まえたからくっころ騎士さんをログくん達に任せて…俺は死んだ帝国兵の装備を剥ぎ取りやボコボコになった道をドーザーブレードでならすなど後始末を始める。軍隊っていつ頃来るんだろう?




[ステータス:トリー]

Name:トリー

種族:戦車

性別:♂

レベル:25

Type: III号L型、95式チハ、【M7自走砲】

HP:460/460

MP:301/355

STR:290

INT:220

DEF:310

SPD:171

LUK:29

FUEL:600/610

兵装 主砲:69/69 機関銃:300 スモークディスチャージャー:3/3 スティンガー:1/1

装備 ゴム貼り履帯、ドーザーブレード、暗視装置、トランシーバー、有刺鉄線


魔法:修理・補給、念動、補助魔法《初級》、攻撃魔法《初級:火・水・氷・風・土・雷・聖》、回復魔法《初級》、錬金術《初級》、空間魔法《初級:収納》

技能:鑑定、周囲索敵、改造・パーツ召喚、解体《初級》、魔力感知、障壁、身体強化、同時並行詠唱、属性付与

耐性:耐火、耐熱、耐冷、耐衝撃、毒無効、麻痺無効

称号:渡来人、交渉人、冒険者(仮)、中級ハンター、料理人《初級》、盗賊キラー、兵士キラー


進化ポイント:130


あ、帝国軍の偉い人の名前…要らないかw


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