表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/40

ワイバーンばばんばん

異世界生活5日目おはようございます。今日もいいお天気です

いつの間にか冥土さんはメイド服を手に入れて館で働き出したようで、朝から庭をキビキビ動き回ってます。ステンレス色の肌が朝日で眩しいです、動作に問題無さそうですね。

寝る前に俺の【補給・修理】終わらせてあるし準備万端!今日はどこへ行くのかな?


「おはよう、トリーさん」

「あ、おはようございますー」

「トリーさん…あれ、どこからあんな発想が出てきたんだ?」


庭に出て掃き掃除をしてる冥土さん…サリーさんを親指で指して尋ねるヨーキー師、こりゃやっちゃったかなー?


「いやぁ、 単なる思いつきですよ…でも思ったより上手くいって良かった」

「思いつき、そうなんですか…前の世界に同じようなものは?」

「ありません…いや、あるけどあっちのはもっと複雑に指令を覚えこませるタイプで霊を乗り移らせるなんてことはありませんよ…あ、霊をロボットに憑依させるなんてのは創作の話ではあったな」

「ロボッ???そうなのか…」

「ええ、まあ」

「創作…作り話って事?ますます興味深い、また聞かせてくれ。そろそろ行くんだろ?」

「ええ、また夜に…ではいってきます」


根掘り葉掘り聞かれるかな?とりあえずギルド前へ出発!


キュラキュラキュラキュラ


…もうみんな慣れたかな?と思ったけどそんなでもなく、街の人もすれ違う人も『なんじゃ?ありゃ』って顔をしてる…はあ


「よおっ!」

「おはようございます」

「わんわんー」


途中でちょうどギルドに向かうちびっこチームと合流、こっちはもうすっかり慣れたもんでゆっくりなら走行中でも飛び乗ってくる。そのままギルド入り口まで行き横付けして、ログくんだけ降ろしてギルド内に見送りしばらく待つ


「…おい!」

「はいはい?なんでしょう?」


ログくんが依頼を取ってくるのを待ってるとこの前のハゲヒゲ…もといギルド長が入り口に立って声をかけてくる、なんだ?


「買い取った魔物の代金を払うから裏に来い」

「はあ、わかりました」


なあんだセラさんじゃないのか…テンション上がんないなぁ、面倒くさいからパパーっとココで払っちゃえばいいじゃん。はあ、しぶしぶ裏口に回って買い取り倉庫の方へ…


キュラキュラキュラキュラ


倉庫の前に行くともうログくんがしかめっ面のハゲヒゲと待ってた。


「ん?もう依頼決めて来たの?」

「はい、まあ簡単な奴です」

「そっか、じゃあさっさとお金受け取って行こう!」

「…依頼料と買い取り代金だ」

「はいはい、確認しますよ」


まず依頼が『レッドボア5頭で600ガメル』

今回狩った14頭から5頭引いて残りは買い取りで…


レッドボアの毛皮9枚で450ガメル

レッドボアの牙18個で72ガメル

レッドボアの肉7頭分で350ガメル

グラスウルフの毛皮11枚で88ガメル

グラスウルフの牙22個で66ガメル

グラスウルフの爪176個で176ガメル

ホーンラビットの毛皮4枚で16ガメル

ホーンラビットの角4本で8ガメル


ホーンラビットの肉とレッドボアの肉2頭分は自分らで食べる用&アルフィンたんのゴハン用に取っといて、魔石は今まで狩った魔物のは全部俺が保有してる。あと盗賊の賞金が4人で40ガメル、合計で1866ガメル…これを今回は4人で割ると466.5ガメル、ひとり小金貨4個、大銀貨6個、中銀貨6個と小銀貨5個か…ヨーキー師の分は俺が預かって、アルフィンたんはホーンラビットの骨ね♪これで良し。


「あー頼みたい仕事があるんだが」

「はいはい、すみませんがまた今度ね、じゃあ行ってきまーす」


危ない危ない、俺が【収納】持ってるもんだからなんか無理難題吹っかけようってんだろ?もうちょっと冒険者稼業に慣れたらねーふふふ、ランクとか無いから気楽気楽♪


ガラガラガラガラ


いつものように東門を通過して門の外で一時停止してミーティング


「さて、今日はどこへ向かうの?」

「はい、今回は南へ…デロリア湖へ月光草の採取です」

「はあ?魔物やっつけるんじゃなかったのかよ」

「で、でも報酬も一袋集めて800だし、近いし良いと思って…」

「ちびっこチームも連携の練習はどうするの?」

「そーだよどーすんだよ」

「うん、途中で出た魔物を僕らで狩れば…」


むくれるミミムちゃんを宥めて…ログくんちゃんと考えてあるんだね、偉いなって俺が二人と一匹のフォロー?うーん…頑張るか


というわけで街道を南へ…パンツァーフォー!


◇◆◇◆◇


ガラガラキュラキュラ


これまたいつものように街道を歩く商人さんや傭兵さん達をビックリさせながら、街道飛ばして途中に休憩を挟んで約2時間、デロリア湖に到着!


「着いたー♪」

「ふう、さて、月光草は…」

「わんわんたんー」

「遊びに来たんじゃ無いから周囲に気をつけてよー」


みんなを下ろしてっと…わー綺麗、デロリア湖水面がキラキラ輝いて…久しぶりにピクニック気分だけどお仕事お仕事!月光草は魔力回復薬に使われるそうでしっかり探して、多めに採取して自分でも作ってみよ。おっとお客さんだ!


「ほらほら、蛇来たよー」

「はいはい、行くよ!」

「はい!」

「わん!」


…思ったよりデカい、3mぐらいあるかな?砲撃準備して二人と一匹の後ろで待機していよう。


「たぁー!」

「くらえ!ファイアー」

「わんわんー」


あ、ちょっと…押されてるね指示聞いてくれるかな?


「おーい、ログくんもうちょっと粘って盾になってくれないと後衛が危ないよ」

「そんなこと…くっ」

「頑張れ男の子!」


ちょっと手助けを、機銃でを一瞬でも動きを止めて


ババババ!


「落ち着いて対処すれば大丈夫だから、身体強化を使って押し返せ!…ミミムちゃんも火魔法集中して一匹づつ倒す!」

「はい!」

「わかってるわよ、うっさいなぁ!」

「がうがうっ!」

「そうそう、アルたんは相手の隙をよく見てブレス攻撃!」


よしよし、バランス良くなって来たね…回り込まれたり挟まれたりした時は機銃で掃射し援護しながらちびっこチームの監督を続けてると蛇出てこなくなった。ふう、やっと採取に集中出来るかな?


◇◆◇◆◇


そのあとはミミムちゃん達に月光草の採取を任せて俺は倒した全長3mぐらいの大きな蛇、マッドスネークを解体。結構倒したなぁ、ちゅうちゅうたこかいな、21匹かぁ…いくらぐらいになるんだろ?魔石を切り取って血抜きして、皮を剥いで牙と毒袋を注意して取り出し骨と肉を離して収納に放り込む…もうすっかり慣れたな。


月光草は湖のほとり一面咲いてるところを発見したので効率よく採取出来た。もう3袋出来てるしこれで依頼達成で帰れるかな?…ん?あれは?


「坊や…う…ああ…」


近所の村の女性だろうか?おぼつかない足取りでフラフラと…もういまにも転びそうな歩調でほとりを歩いて…危な!【念動】…その場にうずくまる女性を支えゆっくり寝かせるようにして…


「大丈夫ですか?」

「おばちゃん、どうしたの?」

「ぺろぺろ」


驚かせないように二人と一匹に介抱させ…こら!アルたんほっぺ舐めない!喉が渇いて苦しそうなので水を少し飲ませるとやっと少し力を取り戻したようでよろよろと指で空の一点を指し


「坊や…ミシェルが…ううっ…」


そちらを見ると遠い空に点が…拡大望遠…ワイバーンか?足になんか掴んでるけど…まさか!


「…ミミムとログは林の中へ、お母さんを守って。アルフィンはついて来て!急いで!」

「な、なに?」

「撃ち落とす、危ないから林から出るな!」


【改造・召喚:スティンガー】を砲塔にセット、魔力感知レーダーと繋げて…よしロックしたぁ!用意…てぇっ!


ボシュッ!シュルシュル………カッ!ボン‼︎


よっしゃ!ヒット‼︎いくぞーパンツァーフォー!


ギャラギャラギャリギャリ


「わ、ちょっと」

「わーん、待ってたん」


なんか喚いてるけどしょうがない、飛び乗って来たアルフィンだけ連れてダッシュ!あんにゃろめはミサイル喰らってよろけてはいるけどまだ飛んでる、どうする?当たるか?…お!うまい具合に向かって来やがった、バカメ!機銃で両翼を蜂の巣だ


ドババババ!バリバリバリ‼︎


あ!掴んでた子供落とした、アルフィン!


「任せてたん!うーん!」


落下する子供をナイスキャッチ!よし、後は心置きなく!【サンダー】


ピシャッ!ゴロゴロ!ドドーン!


動き一瞬止まった、仰角一杯!徹甲弾…てぇっ!


ドン!ドン!ドン!…パン!…ドズンッ…


よし的中!…仕留めたか?地上に落ちたワイバーンに照準つけたまま接近…トドメ!


ドン!ドガッ!


うん、動き無いな…ふう…


「ふんむむむ、終わったたん?」

「お手柄だっだねアルフィン、なんとかね…周囲を警戒して戻ろう」


小さな翼を目一杯パタパタさせて小さな子供の襟をくわえて飛んでるアルフィンがフラフラしながら降りてくる。良かったー無事だったか。もう一か八かの賭けだったけど…子供とアルフィン、死体になったワイバーンを回収して林で隠れてるお母さんの所へ戻る。


キュラキュラガタガタ


林に入るとまだお母さんは草の上に横たわったまま、さっき助けた子供を【念動】でそっと降ろしてお母さんの元へ…あ、やっと起き上がった。


「ミシェルーぅぅ、うっうっうっ」

「おかあさーん、うわーん…あー」


ふう、良かったぁ…お母さん服もボロボロ靴なんか破れて…どんなに走り回ったことか、でもなんとか無事に子供を返せて良かったよ。


「でも…なんであんな所にワイバーン一匹だけいたんだろ?普通5・6匹で群れて襲ってくるはずなのに…」


ログくんなんだって?じゃあまだ他にあのクソトカゲいるの?まだ油断出来ないな、このままお母さんとミシェル君を護衛してこの子たちの村送って行かなきゃ…何も無きゃ良いけど。



[ステータス:トリー]

Name:トリー

種族:戦車

性別:♂

レベル:18

Type: 【III号L型】、95式チハ

HP:390/395

MP:220/315

STR:250

INT:190

DEF:265

SPD:160

LUK:25

FUEL:252/520

兵装 主砲:80/84 機関銃A:1905/3500 機関銃B:1880/3500 スモークディスチャージャー:3/3 スティンガー:1/1

装備 ゴム貼り履帯


魔法:修理・補給、念動、補助魔法《初級》、攻撃魔法《初級:火・水・氷・風・土・雷・聖》、回復魔法《初級》、錬金術《初級》、空間魔法《初級:収納》

技能:簡易鑑定、周囲索敵、改造・パーツ召喚、解体《初級》、魔力感知、障壁、身体強化

耐性:耐火、耐熱、耐冷、耐衝撃、毒無効、麻痺無効

称号:渡来人、交渉人、冒険者(仮)、中級ハンター、料理人《初級》、盗賊キラー


進化ポイント:200


もうちょっとボケないとね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ