第二話~ステータスだそうです。~
…ゆっくりと意識が覚醒し、目を開ける。
青い空が見えた。
どうやら地面に寝転んでいるようだった。
「………?」
それを確認すると、体を起こそうとしたが、何故か起き上がれなかった。
不思議に思いながらもまわりの気配を探って見た。
しかし木や草以外何も無い。
虫一匹いなかった。
危険が無いことに安堵しながらもう一度試してみるが、やはり起き上がれない。
「……!?」
思わず自分の体を見下ろすと、骨と皮だけのガリガリに痩せ細った手足が見え、困惑する。
だが、少しだけ動く指を動かしてみると全く同じ動きをする。
やはりこれが自分の体のようだ。
しかしここまで痩せているはおかしくないか?あの天使(?)は成長型だと言ったが、これでは歩く事すらできない。
不思議に思っていると、
ピコピコ~ン☆と聞き覚えのある音がした。
そして目の前に
【やっほ~☆
ぼくだよ~きみのぎもんにおこたえしま~す☆
えっとね~ぶっちゃけかみとまじんのはーふってむりだったから~にたようなのにしといたよ~☆
でもにたようなのもめんどくs…むずかしかったから~そのからだちょっとじょうけんがとくしゅなんだ~☆
せいちょうがたもだめになっちゃった~ごめんね~☆
それいがいはまあいいかな~☆
あと~すてーたすってとなえたらいろいろみれるから~☆
それと~もうすぐきおくもけいしょうされるからね~☆
かいせつおわり~じゃね~☆】
とあった。めんどくsって……相変わらずむかつくがそれはどうでもいい。
それより重要な事をさらっと言っている事の方が大事だ。条件が特殊とか記憶の継承とか。
とりあえずステータスを見てみよう。
「……ステータス。」
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名前:仙崎日暮
年齢:14歳(凍結中)
性別:不明
種族:神人
職業:闇力吸収
レベル:1600
魔力:28000
体力:25000(1)
攻撃力:15000(1)
防御力:150(1)
俊敏力:30000(1)
運:4000
スキル
・スキル創造
・スキル合成
・スキル分割
・スキル強奪
・スキル譲渡
装備
ローブ(黒)
称号
・世界守護者
・光の勇者
・闇の申し子
・光の申し子
・全属性覇者
・裏切られた者
加護
全能の神、運命の神、戦の神、時の神、闇の神、光の神、水の神、風の神、土の神、火の神
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「………?」
やはりわからない。
………まあいいか。