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暗殺人形異世界転生記  作者: 紫苑
第一章
3/5

第一話~転生だそうです。~

「………!」

ガバッと擬音が付きそうな勢いで起き上がった。


「………?」

確か死んだはずなのに何故意識があるのだろうか。

急所を刺され出血多量で助かるのは絶望的だったはず。

まあ、考えてもわからないので後にしようと思う。


辺りを見回すと白っぽい空間にいた。

空が見えないので屋外だと思うが………

………………………………………………………地平線が見える。

………………軽く現実逃避したくなった。


とりあえず状況把握が再優先だと歩きだそうとすると

ピコピコ~ン☆と音がした。

上から聞こえてきたので見上げると

【おめでとう☆あなたは~☆10歳で死んじゃったり~☆うんがわるかったから~☆てんせいできま~す☆まあしんだらぜんいんするんだけどね☆じぶんがとくべつっておもっちゃった~?ごめんね~☆あ!でもでも!うんがわるかったから~☆いいものあげる~!てってれ~☆すぺっくがちゃ~☆】

とあった。………いろいろ気になる………というかむかつく部分があるがそれは置いといて。


目の前に開いた穴から出てきた長方形のような形の物は何だろう?

中に紙が入っている丸い物体が透明な部分から見えている。


よく見ると[うんどうしんけい][ようし][ずのう][しゅぞく][うん][すきる(かず)][すきる(しゅるい)]と書いてある。


………これをどうしろと?

これが【すぺっくがちゃ】なのか?

つまみがあるから回せばいいのか?

……とりあえず回してみよう。


ガチャガチャ ポトッ

丸い物体が出てきた。

開けてみるとSSと書いてある。


後の六つも回してみた。

ガチャガチャポトッガチャガチャポトッガチャガチャポトッガチャガチャポトッガチャガチャポトッガチャガチャポトッ

三つにSS、[すきる(かず)]と[すきる(しゅるい)]には∞、[しゅぞく]には かみとまじんのはーふ☆と書いていた。


「………?」

これは良いんだろうか?

あいつだったらわかるんだろうが生憎あいつのように[ふぁんたじー]やら[あーるぴーじー]やら[ねっとげーむ]の知識は持っていない。


「なにいってんのいいにきまってんじゃんふつうわかるでしょSSだよ?Sじゃないんだよ?ふたつつづいてるんだよしかもすきるにいたっては∞だししゅぞくでげきれあだしてるしなんなのきみめちゃくちゃうんいいじゃん!何でこんなうんいいのきみうんわるいはずなのに!」


………いきなり出てきた金髪碧眼美少年から長文ノンブレスでの返事を頂いた。

「?…………誰?」

「てんしだよ!きみふつうじゃないんだようんよすぎだよ」

「………?」

「わかんないの?!………まあいいやえいきょうがでないていどに

すぺっくおさえめでおくるから。せいちょうがただね。あとはてんせいさきでわかるからいいよね?………じゃあもうおくっちゃうから。まあしなないようにがんばって~」


天使(?)が話終わると目の前が暗くなり、意識が遠退いて行った。


白っぽい空間に一人残された天使(?)は

「………てんしちょうへのほうこくどうしよう。」

と悩んでいた。


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