7年の人形
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:7年の人形
火事があったらしい。
私はその焼け跡に居た。
「なんでこんなことに…」
その家は
ウォーキングコースで歩く
道の横にあった、
前から知ってた家だ。
もちろん中の人のことは
知らないけれど、
なんとなくそれで親しみがあった。
さっき焼けたばかり…
なぜか私は心が妙に落ち着いて居た。
焼け跡を見てみると
少し向こうに人形が落ちていた。
私はこう見えて人形が大好き。
ふとそちらへ歩き、人形を見た。
「もともとは可愛らしい人形だったんだろうなぁ」
火事の壮絶さを
物語る様な人形の姿。
とりあえず拾い上げてみたけど、
「これはやっぱり…」
ってな事でその場に置いた。
もちろん盗む気など無い。
ちょっと拾って見ただけ。
「はっ、そうだ!」
そこから私は現実に返ったらしく、
消防車や救急車、警察に連絡。
その火事はニュースになった。
(後日)
私は家で火事のニュースを見て居た。
でもその時、
「え?…そうだったの?」
そこに住んで居たのは男性1人。
それも中年男性で、
近所の噂じゃ未婚で子供も無く、
ずっと独り身だったらしい。
「……」
中年男性が女の子の人形…?
そんなの買ったりするかしら。
まぁ趣味だから自由だけど
ちょっと引っかかった。
てっきりあの家に女の子でも
住んでたんじゃないかと思ってたから。
あるいは奥さんでも
居たんじゃないかと思ってたから。
そして人形の事はニュースでも
噂でも聞かなかった。
あまりに小さな事だから
気づかれなかったのか。
あえて報道なんてしないのか。
でもそれから恐怖の展開と
結末が待っていたんだ。
ニュースや噂と微妙に食い違う
あの火事の現場。
ある日から私の家に
何かが来るようになった。
はじめは音だけで
風のいたずらか
家のきしみだろうと思って居たんだが、
どうも違う。
その音は玄関の外や、壁や天井、
いろんな場所から聞こえてきて、
1番奇妙だったのは
私の歩く方向にその音が
近づいて来ると言う事。
それがあまりにも続いたので、
「な、何なのよこれ!一体!」
私は少しノイローゼ気味に。
そして携帯の着信。
メールの中に…
「え……」
(メール内容)
『あと、7年。あと、7年。』
とだけ書き込まれていた。
「…な、なに?7年て…」
差出人不明。非通知。
そもそも私の周りに
こんなこと書いてくる人なんて居ない。
そしてニュース。
数日後、あの火事のニュースに
新たな真相が見つけられた。
家の庭下に、
柔く掘り起こされた様な跡があり、
そこを掘り起こして見ると
小さな女の子が腐食した状態で
見つかったと言う。
女の子は
かなり深くに埋められて居た。
そして未婚と信じられた
あの男性は実は既婚者。
前の奥さんと
ずいぶん前に別れたようで、
間に出来た娘がかなり前に
あの家に住んで居たと言う。
これも警察の調べで判った事。
そしてその女の子の
推定年齢がちょうど7歳だった。
「…あと7年……あたし、大丈夫かしら…」
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=LGLQrx6nb3Q
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