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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

追放した者たちは依存症だった件

作者: 幻世

「トルス、お前をパーティーから追放する」

それはBランク冒険者チーム『紫焔の狼』がA級ダンジョン『自然の災厄』に挑戦している最中の出来事だ。

順調に進み、地下13階マグマエリアへとやってきた。

魔物が襲ってきても対処できるように見晴らしの良い崖の上で休憩をとることにした。

到着すると、トルスはリーダーであるガンスから突如追放を言い渡されるところから物語は始まった。




「そんなっ! どうして僕が追放なんですかっ?!」

「それはお前が役立たずだからだよ」

「あんた敵を倒してないわよね」

「こっちに負担ばかりかけているし」

「はっきりいって足手まといだ」

ガンスを皮切りにパーティーメンバーであるマルモン、ナイム、モルスからも次々とクレームが飛んできた。

それに対してトルスも負けじと主張する。

「僕はタンク(防御型戦士)で敵を引き付けるのが役目だ。 パーティーに加入するときに伝えたよね? それに攻撃やサポートは君たちの本分じゃないのか?」

「それはタンクとしての役割を果たしていればの話だろ」

「突破されて後衛に影響を出しているじゃないか」

「敵も碌に引き付けることができていないし」

「そういうのはちゃんと仕事してからいえよ」

ガンスに同調するようにマルモンたちからも辛辣な言葉が投げつけられた。

パーティーメンバーからクレームが止まらない。

(それはいつも君たちが勝手に行動するからだろ)

トルスとしてはガンスたちのほうが身勝手な行動をしているのに憤りを感じた。

敵を引き付けようとしてもその前にガンスたちは勝手に攻撃を始める。

それも連携もなく無差別にだ。

そのせいでパーティーが全滅しかけたことや死にかけたことは山ほどある。

「そんなに僕を追い出したいのか?」

「ああ、そうだ。 それで俺たちはお前抜きで話し合ってここに来たわけだ」

「どういうことだ?」

ガンスは武器を抜いて言葉を続ける。

「つまりは・・・ここでお前が亡くなれば俺たちの悩みが解消されるという訳だ」

ほかのパーティーメンバーも武器を構えたり、いつでも魔法を放てるような動作をとっていた。

「断ればここで殺すと?」

「はっはっは・・・断らなくてもここでおさらばだ」

ガンスたちはトルスを崖の先端まで追い詰める。

「お前とは3年だったか? 長い付き合いだ。 俺たちも直接手にかけるのは心苦しい。 そこで提案だが・・・」

ガンスはトルスのうしろを指さす。

「お前そこから落ちてくれないか」

ガンスのいっているのは提案でも何でもない。

ただの命令だ。

トルスは崖の下を見ると疑うような光景に聞き返す。

「? えっと・・・ここから飛び降りろと?」

「そうだ」

「え? 本当に?」

「くどいぞ!!」

トルスが確認するように聞くと痺れを切らしたのかパーティーメンバーの一人であるモルスが怒りを露わにしてその場で地団太を踏む。

「てめぇ! さっさとそこから飛び降りろっていってんだろうが!!」

するとそこで思わぬ事態が発生する。

ビシッ!!

モルスの怒りに共鳴したのか、はたまた元々地盤が脆かったのか、トルスとガンスたちの間の地面に無数の亀裂が入った。

ビシッ!! ビシッ!! ビシッ!! ビシッ!! ・・・

時間が経つにつれて亀裂は大きくなっていった。

「あ・・・」

亀裂を見てトルスが間抜けな声を出した。

ドゴンッ!!

そして、崩落した。

「「「「え?」」」」

トルスの足元・・・ではなく、ガンスたちの足元が。

「「わあああああぁーーーーーっ!!」」

「「きゃあああああぁーーーーーっ!!」」

突然足元が崩落した事にガンスたちの頭がついていけず、悲鳴を上げながら落ちていく。

それを唖然としながらガンスたちが落ちていった穴を見るトルス。

「こんなこともあるんだな・・・」

実はトルスとガンスたちの間の地面だけでなく、ガンスたちの後方にも大きな亀裂が入っていたのだ。

結果、ガンスたちがいたところだけ崩落した。

「・・・は! いけないいけない。 僕も早くダンジョンから脱出しないと」

トルスは地面を見る。

向こう側までの距離がありすぎてトルスの跳躍力では飛び越えることはできない。

「向こうに行くのは無理か・・・仕方ない。 飛び降りるか」

トルスはガンスたちが飛び降りろといった崖を迷わず飛び降りた。

ドンッ!!

するとすぐに下の地面に到着する。

振り向いて見ると崖(?)の高さはトルスの身長の1.2倍くらいしかなかった。

「最初見たときには目を疑ったな。 崖の下にこんなスペースがあるなんて知らなかった」

ガンスたちと遠目で確認したときはトルスが今いる場所は死角で見えていなかった。

そのあと、トルスが崖の下を見て自分の目を疑った。

(え? ぜんぜん高くない)

下を見ればすぐそこに地面があったのだから。

「さて、向こう側に通じる道はあるかな?」

とりあえず道の通りに進んでいく。

しばらく歩いていると向こう側に通じていて、無事戻ることに成功した。

「あとは来た道を戻ってダンジョンを脱出するだけだ」

トルスは上層を目指して歩き出した。




一方ガンスたちはというと、ここより4階層したの地下17階に落とされた。

「いててててぇ・・・」

「酷い目にあったわぁ・・・」

「なんなのよぉ・・・」

「死ぬかと思ったぜぇ・・・」

地面に叩きつけられたとはいえ一命を取り留めたガンスたち。

しかし、ほかの階層とは違い、光がないのか暗くて何も見えない。

「暗いな・・・おい! トルス! 明かりだ! 明かりを点けろ!!」

しーん・・・

ガンスが命令するも返ってくるのは静寂だけだ。

「おい! どうした! さっさと点けろ!!」

「ガンス、ちょっと落ち着きなさいよ。 トルスはさっき追放したばかりでしょ」

マルモンの言葉にガンスはハッとする。

「そ、そうだったな。 忘れていたよ」

「しっかりしなさいよ。 あんたリーダーなんだから」

「あ、ああ」

ガンスは被りを振ると冷静さを取り戻す。

「明かりだけど・・・マルモン、【火魔法】か【光魔法】で明かりを点けてくれ」

「嫌よそんなの。 ほかの魔法が使えなくなるじゃない」

「はぁ?」

マルモンのまさかの拒絶にガンスの蟀谷(こめかみ)に青筋が立てる。

「お前! 魔力に余裕があるだろが!!」

「あんたバカなの? 魔法使いの魔力は貴重なのよ。 こんなところで無駄遣いする訳にはいかないわ」

「このぉ・・・」

そこにナイムとモルスが止めに入る。

「まぁまぁ、落ち着けよ」

「そうよ。 ここで言い争っている場合ではないでしょ」

「・・・たしかにそうだな。 なら、せめてランタンに火を点けるまででいいからお願いできないか?」

「それならいいわよ」

マルモンは【火魔法】を発動すると上空に小さな火球が現れた。

「ランタンを探すぞ」

「「「了解」」」

周りが明るくなったところでガンスたちは荷物からランタンを探すと程なくしてランタンが見つかった。

モルスが後ろを振り返って命令する。

「おい! トルス! ランタンに火を点けろ!!」

しーん・・・

いつもなら後方にいるトルスだが、今はいない。

「おい! どこ行きやがった! さっさと出てこい!!」

「モルス、落ち着きなさい。 もうトルスはいないんですから」

ナイムの言葉にモルスは我に返ると頭を掻いた。

「す、すまねぇ。 いつもの感覚でつい・・・」

「それよりも火を点けましょう」

モルスは火打石で火を起こすとランタンに移した。

「よし! これで火は確保したな」

マルモンは【火魔法】を解除するとランタンの火が辺りを照らす。

ナイムがいつもの調子で語りかけた。

「さて、トルス、これを頼みましたよ」

しーん・・・

ナイムが頼むべき相手はそこにはいなかった。

「まったく、トルスは使えませんね」

「ナイム、お前も落ち着けよ。 俺にトルスがいないってツッコんだばかりだろ」

モルスのツッコミにナイムは頭を抱える。

「私としたことがつい・・・」

ナイムは気を取り直して火が点いたランタンを手に取る。

「もう、あんたたちダメダメね」

ガンスたちのバカさ加減にマルモンはやれやれと被りを振る。

「そういうお前は平気なのか?」

「あたしはもう割り切っているから平気よ」

マルモンは自分の胸を軽く叩く。

「ウウウウウゥ・・・」

そこに音を聞きつけたのだろう。

遠くからこの階層に住む魔物シャドーウルフが3匹現れた。

「ちっ! 御出でなすったぜ」

ガンスたちを認識したシャドーウルフは身を低くしていつでも飛びかかれるように攻撃態勢を整える。

「やるぞ!!」

「「「おおー!!」」」

ガンスたちも武器を構える。

お互いに緊張が走る中、先に動いたのはシャドーウルフたちだ。

それぞれがガンス、ナイム、モルスに襲い掛かった。

「てやっ!!」

「ふっ!!」

「おりゃっ!!」

ガンスは剣で、ナイムはメイスで、モルスは拳でシャドーウルフを牽制する。

「今がチャンスだわ。 これでも喰らえ!!」

マルモンは意識を集中すると【火魔法】を発動して、ガンスが相手にしているシャドーウルフに向かって火球を放った。

火球はシャドーウルフに一直線に飛んでいく。

「!!」

危険を察知したシャドーウルフはサイドステップで躱すと攻撃相手をガンスからマルモンに変更した。

「ガルルルルルゥ・・・」

「ひっ!!」

突然襲い掛かってきたシャドーウルフにマルモンは怯えて動けない。

「トルス! 何してるのよ! 早く私を守りなさいよ!!」

トルスの名を叫ぶもいつもなら目の前に現れてマルモンを守ってくれるはずなのに追放した今守ってくれる盾はない。

「やだぁ・・・やだあぁ!!」

もう少しでシャドーウルフの爪が届くところでガンスが攻撃を受け止める。

「マルモン! 何しているんだ! 早く離れろ!!」

「! わ、わかったわ!!」

マルモンはその場を離れると先ほど自分が口にした言葉にショックを受けている。

「そんな・・・わたしも意識していたというの?」

それから5分後にシャドーウルフたちを倒した。

「みんな、大丈夫か?」

「ええ」

「問題ないぜ」

「・・・」

マルモンが落ち込んでいるとガンスがデコピンを喰らわした。

「痛っ! 何するのよ!!」

「ったく、何が『割り切っている』だ。 全然ダメダメじゃねぇか」

「うぐぐっ・・・」

マルモンは涙目になってガンスを睨むも何も言い返せなかった。

ガンスは1つ溜息を吐くとマルモンたちに提案する。

「なぁ、とりあえずお互い傷口を(えぐ)りあうのはやめようぜ」

「それには同感ね。 不毛でしかないわ」

「そうですね。 そんな事をしても何の利益にもなりませんから」

「だな、俺たちはトルスがいなくてもやっていけるんだからな」

ガンスたちは頷く。

「今の俺たちじゃこのフロアは危険だし、これ以上は無理だから今回の挑戦はここまでにして一旦上の階を目指すぞ」

「「「了解」」」

それから1時間が経過した。

「「「「・・・」」」」

なんとか地下16階に戻ってきたガンスたち。

しかし、その顔は暗かった。

それもそのはず、上の階段を見つけるまでガンスたちは何をするにもトルスの名前を口にしていたのだ。

振り向けばそこにトルスがいる、そう思えるほどに。

そして、自分たちで追い出したのにも関わらずトルスに縋っていたことに今更ながらに気づかされた。

「くそっ! 俺たちはこんなにもトルスに頼っていたのかよっ!!」

「これじゃ、1人では何もできないのと同じよ・・・」

「私たちが甘え過ぎていたのでしょうね・・・」

「あいつなしじゃ冒険もままならないのかよっ!!」

ガンスたちはこんなにもトルスに依存していたのかと改めて痛感した。

「あいつがもし生きていたなら謝ろう」

「報酬の分配も相応にしないとね」

「言い分も聞くようにしましょう」

「怒鳴り散らすのも止めないとな」

それぞれが反省するとまずは地下13階を目指すことにした。

もしかするとトルスが生きていることに望みをかけて。

だが、ガンスたちが地下13階の崖まで戻ってくると落ちた時の亀裂はそのままに崖の先端にいたトルスの姿はどこにもなかった。

それもそのはず、トルスは先にダンジョンから脱出するべく上の階を目指していたのだから。

そうとも知らないガンスたちは後悔に囚われながらも上の階を目指すのであった。




地上に戻ったガンスたちは拠点にしている町に戻った。

暗い顔で冒険者ギルドの扉をくぐると受付嬢のいないカウンターの前に見知った顔があった。

「トルス」

「!!」

トルスはガンスたちの顔を見て驚いていた。

「お前無事だったのか?」

「・・・うん」

ガンスが問うとトルスは歯切れの悪い返事をする。

そこに受付嬢が戻ってきた。

「トルスさん、お待たせしました。 A級ダンジョン『自然の災厄』にいる『紫焔の狼』の捜索についてですが・・・って、あれ? そこにいるのは『紫焔の狼』のリーダーであるガンスさんですよね?」

「あ、ああ、たしかに俺は『紫焔の狼』リーダーのガンスだけど」

「実はそこにいるトルスさんから『紫焔の狼』の捜索依頼の手続きをしていたところなんですよ」

受付嬢の説明を聞いてガンスは目を見開いた。

トルスはというと気まずそうに顔を背けている。

「それであとは依頼金についての話をするところだったんですけど・・・本人たちが戻ってきたということで、今回の依頼はなしということで問題ありませんか?」

「・・・そうなりますね」

「はい。 では、依頼はキャンセル・・・っと、それで悪いのですが、皆さん、私についてきてください」

トルスたちは受付嬢に気圧されてついていくことになった。

応接室に通されて待つこと3分、ギルドマスターが入室してきた。

「やぁ、待たせたね。 では、早速だけど今回の件について詳しい事情を聞かせてもらおうか。 嘘偽りにはギルドから厳しい罰則が与えられるからな。 まずはトルス君から」

「はい」

トルスはA級ダンジョン『自然の災厄』地下13階でガンスたちからパーティーを追放された上で殺されそうになったことを包み隠さず報告した。

聞き終えたギルドマスターは少しの沈黙のあとに1度だけ頷いた。

「なるほど、わかった。 では、次にガンス君たちだ」

「はい・・・」

ガンスは虚偽報告をするかと思いきや素直にありのままの真実を話した。

トルスはもちろんのこと、話を聞いていたギルドマスターも驚いた顔をしている。

聞き終えたギルドマスターはガンスを睨みながら質問した。

「ガンス君、今の話は本当なんだな?」

「はい。 事実です」

「・・・ふぅ、2人とも嘘はついていないようだ」

ギルドマスターは困った顔をしながら話し始めた。

「まず君たちにいっておくが、パーティーというのはトラブルがつきものだ。 相性が最高で最後まで一緒に組んでいるのもいれば、加入・脱退を繰り返してより良くするのもいる。 大体は後者だけどな」

そこでギルドマスターはガンスたちを見て話を続ける。

「ガンス君、君がトルス君を嫌いパーティーから追放するのは咎めない」

ギルドマスターは目を細めてガンスたちを睨みつける。

「だが、正当な理由でもないのにパーティメンバーを殺めるというのであれば話は別だ。 それはギルドの規定に反する。 今回は外部に公表される前だったので未遂だが、もし発表されて報告通りであればパーティーランクおよび個々人の冒険者ランクの降格、下手をすれば一発でパーティーの登録抹消や個々人の冒険者ライセンスの剥奪もありうることだ」

それを聞いてガンスたちは顔を蒼褪め、身体が震えていた。

「ギルドからの判決だが今回は未遂ということで厳重注意だけにとどめておく。 次やった場合はパーティーランクおよび個々人の冒険者ランクの降格にするからな。 わかったか?」

「「「「はい・・・」」」」

ギルドマスターの圧に負けてガンスたちは項垂れるように返事をする。

「それとこれもいっておくがガンス君たちが崩落に巻き込まれたあと、トルス君は君たちのことを助けてほしいとギルドに依頼してきた」

「「「「!!」」」」

ギルドマスターの言葉にガンスたちは驚き、トルスを見た。

トルスは気まずいのか、はたまた恥ずかしいのか顔を背ける。

「本来なら追放された(縁も切れた)から君たちとの繋がりなんてもうないのに彼は心配してギルドに救援を求めたんだ」

「トルス、お前・・・」

「・・・」

ガンスたちはトルスにどう接していいのかわからず、困惑した顔になる。

「トルス君が薄情者でなかったことに感謝するんだな」

「「「「・・・はい」」」」

ギルドマスターの小言を聞き終えたガンスたちは反省したのかしょんぼりと返事する。

「よろしい。 あと残っているのはトルス君の『紫焔の狼』からの脱退だけだな?」

「はい」

ギルドマスターが確認すると受付嬢は肯定する。

「それでは手続きを・・・」

「待ってください!!」

そこでガンスたちはトルスの前に立つとその場で土下座した。

「?!」

突然のことに驚くトルス。

「トルス! 俺たちが悪かった! 戻ってきてくれ! この通りだ!!」

「これからはあんたの言うことも聞くし今まで以上の報酬を渡すわ! だからお願い!!」

「あなたを迫害するようなことはもうしません! どうか聞き届けてください!!」

「俺たちはお前がいないと何もできないんだ! 頼む!!」

ガンスたちから出た言葉は謝罪だった。

どうすればいいのかわからないトルスはギルドマスターを見る。

「ギルドマスター」

「これはパーティー内のトラブル・・・といいたいところだが、今回の場合決定権はトルス君、君にある。 どうするかは君自身が決めることだ」

「わかりました」

トルスは1度目を閉じて深呼吸した。

落ち着いたところで目を開けてガンスたちを見る。

「僕は・・・」




このあと、トルスがどういう決断をとったのか?

それは皆さんのご想像にお任せします。


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