罪と罰
生涯独りで生きる道を選ぶ事
好きに暮らせるし
後先の事なんて何も考えなくて済む
要するに楽観主義者なのかも
知れない
でもそれは、人を愛する事を拒否し
人から愛される事さえ知らずに
最期を迎える事を意味する
共に人生を歩む伴侶も
自分の子を抱きしめる喜びすら
知らずに
決して人が嫌いなのでは無い
異性が嫌いなのでは無い
ただ恋が実らなかっただけだ
再挑戦すれば済んだ話も、また失敗する
事を恐れ二の足を踏み続け気が付けば
恋愛することにさえ億劫になる
人を愛せなかった罪
独りで死んでゆく罰
ここにしか無いリアルがある