表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
脳内溢れ話  作者: コロン
7/27

気圧が下がると、人間の身体は思う以上に変化が起きる

いつも有り難うございます



こちらは医学の話になりますので、参考程度でお読み下さい


よろしくお願いします

このエッセイは使用上の注意をよく読んでご利用下さい。


        《使用上の注意》


このエッセイは「人間は低気圧のせいで自律神経の乱れと、ヒスタミンを分泌して具合が悪くなりますよー」という事を緩くまとめた物になります。

「ヒント」に過ぎないと思って下さい。


これをきっかけに、もっと詳しく知りたいと思われたら、「低気圧 ヒスタミン」や「低気圧 自律神経」など、低気圧と体調のキーワードで検索すれば、たくさんサイトが出てきますので、ご自身の体調に合わせた内容を探す事をお勧めします。

天気で起こる頭痛は「片頭痛」とも呼ばれますので、片頭痛で検索しても大丈夫です。


そして結論を先に言ってしまえば「天気相手に人間がどうこう出来るものではない」のですが、症状を楽にするコツやグッズなどが色々ありますから、自分に合ったコツを探すと、低気圧が来た時に少し楽に過ごせるようになるかもしれません。



以上、「要領」「用法」を守り、改善されない場合には医師の指示に従って下さい。



ちなみに私は医師ではありません。

それでは、よろしくお願いします。



○○○○○○○○○




「低気圧が近づいていますので、明日は西から天気が崩れ、昼前には雨が降り出すでしょう…」



低気圧が近づいてきていますだと?うわー最悪。

お天気お姉さんの声を聞いただけで頭が痛くなったわ。


そんなあなた!

ちょっと待って!

貴方の頭痛、それはお天気お姉さんのせいではありません。



気圧が低くなると、人間のカラダは思っている以上に変化が起こるのです。


最近は頭が痛くなる人が多いでしょうか?

それは片頭痛と呼ばれるものです。

他にもめまい、だるさ、膝や腰の関節痛、昔の古傷や、歯が痛くなる人、気持ちが暗くなる人や、病状が悪化する人など、低気圧のせいで個々の不調が出やすくなるのです。



低気圧による体調不良は何故起きるのか。

大きな原因が2つあります。



ひとつは低気圧によって《自律神経が乱れる》せいです。


気圧の変化は、耳の奥にある「内耳」から、脳へ情報が行きます。

気圧の変化で、前庭神経が過剰に興奮することで、自律神経のバランスが乱れます。

交感神経が優位になりすぎると、めまいや片頭痛、関節痛の悪化などの症状になり、副交感神経が優位になりすぎると、眠気やだるさ、うつ症状が生じやすくなるそうです。


この自律神経は独立した神経で、運動すると心拍数を上げる、汗をかく、食べた物を消化する…などの働きをしてくれる神経です。

自分の意思でコントロール出来るものではありません。


それ以外にも、低気圧帯では上昇気流が起きているので、空気中の酸素濃度が薄くなります。 そのため、体や脳がうまく酸素を取り入れることができずに酸欠状態になり、頭痛が起きたり、吐き気を感じます。 生あくびが出たり眠気が強くなるのも、酸素不足によるものと考えられます。




もう一つは《気圧が低くなると、人間の身体はヒスタミンという体内物質を分泌する》せいです。


ヒスタミンは炎症を引き起こす物質です。


「風邪やアレルギーに良く効く!抗ヒスタミン剤!!」

コマーシャルで聞きますよね?

出てしまったヒスタミンを抑える、またはヒスタミンが出るのを抑えるのに良く効きますよという意味の「抗ヒスタミン薬」


つまり、ヒスタミンが分泌される事は、風邪でないのに風邪と同じ症状になると言う事です。

頭痛はもちろん、鼻水、関節痛、粘膜の炎症、歯痛、昔の古傷まで痛くなったりします。


そしてアレルギー症状も引き起こします。

ヒスタミンは炎症を起こしますので、皮膚が痒くなったり、乾燥したり、鼻水、鼻詰まりなどの症状が出やすくなるのです。


ヒスタミンによる刺激で、筋肉や関節は血管を収縮させて血行を悪くします。

そして、元々炎症が起きている部位や、凝っている部位が低気圧により余計にひどくなるということです。




このように、低気圧による不調の原因の多くは自律神経の調整が追いつかないことと、ヒスタミンの過剰分泌によるものです。


低気圧だけではありません。

自律神経の乱れは、温度差でも起こります。


気圧の変化は、耳の奥にある「内耳」から、脳へ情報が行きます。

それと同じように、視神経からの情報も脳へ伝えられます。

曇天の暗さや、春のお日様が眩しいなども、全て脳に伝わります。

寒暖差の激しい春先は、自律神経が乱れやすいです。

夏から秋も台風の影響などで、体調が悪くなりやすいです。


地球の動きと合わせて、人間の身体は思う以上に変化しています。

それに抗うなど到底無理だと思います。

ですから、天気が悪い日に調子が悪くなっても、ぜーーーんぶ天気のせいです。


「天気のせいか。じゃあしょうがねーな」


そう思って出来るだけリラックスして過ごして下さい。

リラックス方法は人それぞれですので、自分に合ったリラックス方法を見つけ、それを試すのを楽しんでみてください。

自分のカラダで人体実験です。


そうは言っても、それさえ出来ないくらい辛い…


そう、そうなんですよね…

どうにもならない辛さ。

わかります。

だからこそ、どうかゆっくりとご自愛ください。




もし、家族や、周りで、天気が悪い日に具合が悪くなる人がいたら、理解してあげて下さいね。





《参考https://taiseim-cl.jp/blog/2735》

拙い文章、最後までお読み下さりありがとうございました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
つまり「くっ、昔、矢を受けた膝の傷が!」とか「ふっ、○○に斬られた傷が痛むぜ」とかいうのは気圧のせい!
[気になる点] 天気痛の事ですよね? [一言] 私が幼少から学生時代や新社会人までの頃は天気を言い訳にして体調が悪いのは健康管理が悪いと決めつけられ自己責任扱いされてきましたが今の時代は科学的に説明さ…
[一言]  むかし。一度、平衡感覚おかしくて。  職場になんとか車で行ったのですが、シフト交替のひとにちょっと残ってもらって、胃液吐いてきました♡  シラフなのに、船酔いみたいな感じで。  おかげ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ