オブジェでしか見た事ない「太陽の塔」芸術は爆発なんだな
ある日雑誌をパラパラとめくっていて、とある写真を見た時、驚きと共に写真に目が釘付けになった。
芸術は爆発だ!で有名な岡本太郎氏デザインの「太陽の塔」を写した写真。
太陽の塔からかなり離れたところで撮ったその写真は、青空の下、真ん中に太陽の塔、塔の脇には森のように木が見える。
手前には道路が通っていて、トラックや車が走っている。
調べてみると、たぶん「万博記念公園」の辺りから撮った写真だと思う。
これを初めて見た時の感想。
「え?!太陽の塔でかくね!?怪獣?」
だった。
それまで太陽の塔は、手のひらに乗るくらいのお土産サイズかと思っていた私は、本物は大きいと知り衝撃を受けた。
まるで街を新略しに来たちょっとアホな怪獣に見える。
ウルトラマンは本当に来てくれるのだろうか…
心配になるほどだった。
しかも塔中に入れるんだと。
手のひらサイズだと思っていたのに、中に入れるなんて驚き。
灯台のように螺旋階段でもあって登っていくのかな?
なんて思っていたが違った。
赤い世界。
あえて調べずに書くと、これは「体内」を表しているのかな?と。ちょっと肉肉しい。
入ったら最後、塔を出る時にお日様に目が眩む事が保証されている色彩。
いつか入ってみたい。
久しぶりに10年前のその雑誌を見て、同じようにまた「太陽の塔、でかい!地球を新略しにきた怪獣みたい!」と、新鮮な気持ちで驚いた。
コロンの脳内溢れ話。





