年賀状とおせち
久しぶりの脳内です
皆さん、年賀状ってどうされていますか?
来年からハガキ一枚の値段が85円になる事から、送るのも、もらうのも申し訳ないと思い、今年を最後に年賀状じまいをしました。
今の時代の年賀状は、デザイン、宛名、宛先はパソコン一台で終わりですよね。
簡単ですし、書き損じがなくて無駄もない。
でも私はほとんど手書きで出していました。
手書きと言うか、手作りですね。
昔「プリントゴッコ」という家庭用簡易孔版印刷機がありました。
知らない世代の為に、簡単に説明しますと「黒色で書いた文字やイラストなどを、特殊なメッシュ素材にフラッシュ光で焼き付ける。すると黒色のところだけ小さな穴が開くので、そこにインクを乗せ、穴から出たインクで繰り返し刷り込み印刷ができる」という、シルクスクリーン印刷を家庭で簡単に出来る印刷機の事です。
プリントゴッコが発売されると、年賀状はプリントゴッコが主流になりました。
年末にプリントゴッコで一枚一枚ぺったんぺったんと印刷。
印刷した年賀状は、インクが乾くまでは重ねられないので、部屋中に年賀状を並べ乾くまで場所を取って大変だったんですよ。
他にプリントゴッコのネックは「備品が高い」でしょうか。
フラッシュさせる電球は一回で2個必要なのにその一回しか使えませんし、特殊メッシュシートも高い。
それなのにまさかの失敗する事もありました。
パソコンの普及、ネットでの年賀状注文が主流にになり、プリントゴッコ本体の販売は2008年に終了。消耗品の販売も2012年末で終了しています。
私もプリントゴッコを持っていましたが、備品の高さからケチケチ精神に支配され「手書きはタダ!」と手書きになりました。
つまりケチ。
なので毎年印刷も使わず、全て手書きでイラストを描いたり、消しゴムハンコを作ったりしていました。
酉年のときは「カリメロ」を、戌年の時は「うなぎ犬とうなぎ犬の父と母」の消しゴムハンコを作りました。
凄く可愛いのでここでお見せしたいのですが、著作権の問題でダメだと思いますので我慢。
丑年の時はジャージー牛。ジャージ牛じゃないですよ?
未年の時は、泡のお風呂で羊っぽくもこもこの泡の女の子、卯年の時は女の子にうさぎの着ぐるみを着せたイラスト…
枚数が多かった時は飾り文字などにして、とにかく手書きした。
友人の子どもたちが、毎年私の年賀状を楽しみにしていると聞いて嬉しかったです。
それも昨年で終わり。
来年からはSNSでリアルタイム写真年賀状を送る事にしました。
基本的にめんどくさがりでズボラなんですが、料理は嫌いじゃない。
「料理は得意」と言えます。
あ…でも、自分が少食な事もあり、日々の料理はめんどくさいです。
それでおせち。
数年前に、某大型リサイクルショップにて漆塗りのお重を発見。大き過ぎず小さ過ぎず、深すぎないちょうど良い3段重。
箱に入って紙に包まれ説明書までついている新品みたいなものをお安く購入。
そこにスーパーで買ったおせち料理をそれっぽく詰める。
え?
間違えてないですよ?
買った物をそれっぽく詰める。です。
煮しめはめんどくさいので、まとめて作る筑前煮で。
え?
うん。間違えてないです。
めんどくさい。
それなりに見えればいいんですって!
そんなめんどくさがりの作ったおせち年賀状がこちらです。
ほらほら充分じゃないですか?
お弁当のプチトマトのように隙間に食べられないキンカンをのせ、レタス代わりに食べられない南天の葉っぱや、食べられない赤い実を乗せて視覚阻害すれば、中身の9パーセントは食べられない高見えおせち。
主婦の知恵。
知恵かな?知恵でいいよね?
どうぞ今年もよろしくお願いします。
日本酒は「梵GOLD」
淡い黄金色が特徴の、無濾過純米大吟醸。
フルーティな香りで、水のようなさらさらした喉越し。
日本酒デビューするならこちらがおすすめ。
日本酒が苦手な人にもおすすめです。