人命救助
いつもありがとうございます
よろしくお願いします
詳しくは書きませんが、、、
溺れる子ども(2歳児)をザバァッと引き上げ、母親に渡した事があります。
水深30センチ無い程のプールです。
子どもの様子は喉に水を詰まらせていて、呼吸がほとんど出来ていません。
母親は抱いてるだけで何もしないので「貸して」と言って、私は子どもを取り上げて、子どもの顔を横に向け、その小さな喉に指を突っ込みました。
水を吐かせたかったのです。
なかなか水を吐かない子ども。
呼吸も戻ってきません。
その時
この手の中で死んだら怖い
と思い「ごめん、返す」と言って返しました。
はっきり言って自分が大事です。
まだ、携帯が一般的ではなく「救急車」と思っても、電話のあるところまで行かなくてはいけない時代でした。
そして救急車を呼んでも来るまでの対応も、どうしたらいいかわかりませんでした。
現場から、私の家はすぐです。
「今車出すから待ってて!」
すぐに車を出して、一番近い病院へ乗せて行きました。
子どもは病院で泣きだし、その後は無事でした。
その場にいた人達には絶賛されましたが、母親には特に感謝もされませんでした。
別に感謝されたくてやった事ではないので、それはいいのですが「本当だったら感謝してもし足りない」くらいの重大な出来事だった。と、母親に知って欲しいと思いました。
二度とないよう、気をつけて欲しいと。
途中「この手の中で…」と思い、母親に返したのは、若かりし頃の我ながら素晴らしい判断。と、思っています。
(20代の出来事です)
私の中で、人助けで重要なのは「確実に助けられる場合しか、手を出さない」事です。
その場にいたら、出来る事はしますが、ダメだと思ったら引き上げます。
自分が巻き込まれて、被害者を増やしてしまっては意味がありません。
救急車を二台呼ぶ事になっては、意味がないと思っています。
人工呼吸も、その子にさえしたくはありませんでした。
例えば吐瀉物で汚れた口に人工呼吸出来ますか?
その中に毒が入っていたら、自分も死ぬかもしれません。
泳げないのに飛び込んで、自分も溺れては意味がないです。
ただし、身内は別です。
命にかえても守りたいと思うでしょう。
でも、その時も何が必要か、冷静に判断すると思います。
余談
「ねぇ、悪い奴に対して戦う練習してみるから、悪い奴の代わりになってくれない?こうして…こうしてみたいの」
「……絶対ヤダけど」
よく、旦那にお願いしています。
たまに許可してくれるので、当然手加減した練習をさせてもらいます。
準備万端。
拙い文章、最後までお読み下さりありがとうございます