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イリスの過去

よろしくお願いいたします。


彼がこの村に来たのは一週間前だった。



昼の間に上空から見たことのない物体が村に落ちてきて、

夜面白そうだから一人で謎の物体に近づいたら、中から同じ人間の

男の子が出てきて苦しそうにしていたので、すぐに他の星から来たのだと理解し、

すぐにジュシキによるリンクを優先し彼を家に運んだ。



村の人と相談して私の家で引き取ることになり、

寝たきりの彼を看病することになっていた。



彼の真っ黒な髪に惹かれつつ、目を覚ました彼を村長や村の人に

紹介し彼が自分の家で生活しだしてからは私も元の生活に戻っていた。



私は狩りをする、どんな生物も足に宿ったソルグレイヴのスピードには

ついてくることはない、私にはこの足と剣でやらればならないことがあった。



「今日で終わらせよう…絶対にアイツを…」

手掛かりはつかんでいた、長年の情報収集で大体の位置はわかる。



必ず両親を殺したアイツを…

そうしてイリスは幼いころ目の前で殺された父と母の姿を思い出し、

一層決意が強まった。



あの時私がこの森に入っていなかったら…



幼いころ何も知らず踏み込んだこの森でギアウルフというオオカミのような

怪物に囲まれ、間一髪のところを両親に助けてもらった。



両親も狩りをしており、相当強かったらしくギアウルフを一掃し、

帰宅しようとした時、奴は現れた。



現れた奴の不可解な攻撃で父が殺され、私を抱えて逃げていた母も

「ここから走って一人で村に逃げなさい」と言って私を降ろした。



そういった母に私は母と別れるのが嫌でそれを拒否するも母は最期に、

「あなたには時間がある、これから先を生きる時間が…だから行きなさい、

 お父さんもつれて後で帰るから…」



そう言ってなぜかつけていたネックレスを私の手に握らせ私を見送る。

私は母を信じ一生懸命に走って村について村の人に助けを求めた。



村の狩猟勢数人で救助に向かい捜索を行った。

しかし帰還した人の中に両親はいなかった。



私は後悔した、何度も後悔した後、いずれ必ず両親を殺したアイツに

一矢報いることを誓った。



そして今日、目の前に奴のいるであろう洞窟の穴がある、私は中に入り様子を伺うと

中は最初は細かったもののその先に巨大な空間があった

上部に穴があるのか光が中に漏れ出している。



イリスは中に入り奥がないか確かめようとするとそこにギアウルフが群れで現れた。

40…いや50体はいる、完全に誘い出された私は剣を片手に覚悟を決めた。



狩りを開始し、すぐに足のソルグレイヴによる高速移動および、両親に教わった剣術で

40体のギアウルフを両断する。


あと10体というところでスタミナが切れかかり集中力が切れる。

イリスを囲っていたギアウルフに、ほんの一瞬をつかれ背中と足を爪で裂かれる。



「くっ…」

その傷を負ったタイミングで一斉に襲い掛かってくる。



こんなところで死ぬのか…アイツにまだ会ってすらいないのに…

皆には止められるから言ってなかったけど

死ぬ前にみんなに…お別れ言っておけばよかった…

私って後悔ばっかりしてるなぁ…



目の前に迫る牙や鋭い爪を前に諦め、目をつむる。

乾いた音とともに鮮血が飛びちり、肉片が飛ぶ、私だけを残して…



「一体何が…」



すると後ろから彼の声がした…

いつものように、けだるそうに、不思議そうにこっちを見ながら…



「なにやってんだ?こんなとこで」




ありがとうございました。

次もよろしくお願いいたします。

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