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二度目の目覚め

よろしくお願いいたします。


意識が少しずつ覚醒してゆく中、コトハは知らない部屋で寝ていた。


俺は何を…と考えいると目の前を一匹の羽の生えた猫が通過した。


羽と足をバタバタ動かしながら飛ぶ猫を見て俺は、

「ここは…天国か?…」

と勘違いしていた。


すると部屋がノックされた後に、ドアが開く。

すると死ぬ直前にみた女が部屋に入ってきた。

白く綺麗な肌、黒く長い髪に青色の眼、俺を殺った犯人まんまだった。


俺は、慌てて訳も分からず「申し訳ございませんでした!!」と布団の中に隠れた。



すると彼女は「何をやってるんです?」と不思議そうに言った。

「いや~、一回死んだのにまた殺されるのかと。」

そう返すと彼女は、

「まだ、あなたは死んでませんよ?

 でもよかった、その様子だとちゃんとリンクしたみたいですね。」


「リンクってなんだ?ていうか、なんであんたと会話ができている!?」

「それはですね…」そこで俺は一通り説明を受けた。


この星の名は、『クラフテル』というもので、

俺がこの星の空気を吸って動けないのは、地球とは成分がまったく違う。

メテスと呼ばれる大気がこの星の大部分であった為であること。


そして彼女の飲ませた液体は、この星にあるジュシキという植物から抽出したもので、

なんとこの星の言葉を理解できるようになるという液体だった。


「つまりあんたが日本語を話してるんじゃなくて、俺がこの星の言葉を

 理解して会話しているということなんだな?」

そういうと彼女はムッとした表情で、


「あんたではありません、イリスという名前があります。」

と言われたので慌てて訂正する。



「そうか悪かったな…それでイリス、俺はこの後どうなるんだ?」

「とりあえず村長のとこにあいさつに行きましょうか」



俺とイリスは、家をでて村長のいるところに向かった。

村長のところに向かうまでに村を観察してみると、小さな村だがいろんな家があり、

食べ物屋のような店や妙な動物を連れて歩く人達どれも見たことのないものだった。


村長は森にいるということで村のすぐ外の森にはいった。


「村長~つれてきましたよ~」

そういうと村長と思われる爺さんが現れた。


「すまんかったな、すこし採掘に時間がかかってしまって、

 わしがこの村の村長をしておるグランじゃ。そっちの若いのが例の…」


「そうです!えーっと…」と紹介しようとしてくれているので、

「そういえば名前をいって無かったな、俺はコトハっていうんだ

 わかってると思うがこの星の人間じゃねえ」



そして俺は、どうやってここに来たのか、自分の星で何があったかを少し話した。



「そうか、そんなことが…まあせっかくこの星にたどり着けたんじゃ…

 村でゆっくりしていくといい。」

と言ってくれた、思ったよりいい人だな、それに自然豊かないい村だな。



「ありがとう、お言葉に甘えるよ。話は変わるが採掘か何かしてたんだっけか、

 もしよかったら運ぶのを手伝おうか?」



そういうとグランは笑いながら、

「大丈夫じゃよ、そういえばおぬしには説明しとらんかったな」

そして俺は、この星について説明を受ける。


ありがとうございました。

次もよろしくお願いいたします。

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