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願わくば

 かぐやは規格外、というか、どうも人間くさくなり過ぎてしまったようだ。

かぐやに、

「猫ってこういうの好き?」

 と、ねこじゃらしなどの幾つかのおもちゃについて評価を尋ねてみたのだ。

素直じゃないというかプライドが高かったりする彼は[こねこだまし]なんて伝えてくるが、その実まじめに、これは気になるとか、触り心地はなかなかとか全然猫の気持ちがわかっておらんとか云ってくるのだが、尻尾が勢いよく振られていたりとなかなか言動が掴めない。そのくせ、試作したものを他の猫相手に実戦してみても無反応だったりと製品開発(個人)はうまく進まない。

 そもそも私は元来猫に好かれないタイプである。特殊な電磁波が出てるとか、何かあるのかさえ不明だ。猫に好かれるよう、遊具を作り、特許をとって企業に売り込んだりしたいとも思っている。

猫がわの意見が聞けるから有利だと思っていたのだけれど、そう簡単にはいかないものである。

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