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第一位

 かぐやはある程度の名前などを覚えて以来、色々と目を通すようになった。通販の蟹とか。まずはお座りのポーズで。集中しだすといわゆる[箱型]になり、尻尾が落ち着きを置き去りにする。さらに興味を持つと、飛び掛る前の伏せたような体勢になる。このあたりになると、尻尾はピンと天を突き、うねる感じが少々気持ち悪かったりする。

 そして最後はそのまま寝てしまっているのである。集中して集中してそのまま眠りに落ちるってどういうことなのかわからないけど、かわいい。結果起こせず、その日は雑誌が読めなかったりする。

 

 書籍を読み始めた当初、ページをめくれず、爪を立ててしまい何冊か爪あとが残っている。図書館で借りた本を弁償したこともあった。高い本でなくて本当に助かったものだ。

 しかし、そんな彼も今では慣れたもので、肉球の摩擦を利用して器用にペラペラと捲る。


 他の猫にはない、私の好きな猫のしぐさ1位は読書。

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