6話 変態ジャー顧問 杉崎白夜
いやぁ~とても更新が遅くなりますた。
理由はあとがきにて書きますので、ではどうぞ。
ここは変態ジャーが集う部屋。
変態ジャーのみんなは『HYD(H変態 Y野郎 D共)部』に入ってる。
とりあえず意味不明なので誰もこの部活には入らない。
この部活はみなには『生徒の願いを叶える』活動をしていると思われている。
しかし前に相談に行った人が『メンドイ』と言う黄菜子の一言でぱったり相談者が来なくなった。
こんな噂が広まったことから入部者も来なくなった。
今日は敵からの進行を防いだ後の反省会をしている。
その会議室には長机が真ん中に鎮座している。
その両端に理事長、この部活の顧問こと杉崎白夜が座っている。
この顧問、杉崎白夜は頭も良く性格も完璧、顔もモデル並みに整っている。
だからこの部活には女子の入部希望が多かった。
しかし黄菜子さんがどんどん追い出した。
その働きは凄く見てるこっちが怖かった。
とにかくこの先生は学園の憧れであった。
もちろんいろんな人が告白したこの学園のマドンナもアイドルまでもが告白した。
しかし誰一人として成功しなかった。
しかも一人一人にコメントまで行って断っているのだ。
その数2385人しかも白夜はその人全員の名前も憶えている。
それはもうこの世に具現化した神のようであった。
しかし、こんな完璧超人はいるわけもなくどこかしら欠点があった。
その欠点とは………二次コンなのだこの男は…。
顔も良く性格も良く頭も良いのにあろうことか二次コンなのである。
しかも極度の二次コンでアニメのキャラと疑似結婚式も挙げたらしい。
……何だこの学園は…教師も先生も変態か…この学園変態率多すぎだろ。
まあこんな話は置いといて、会議の話をしよう。
理「じゃあ、これから反省会を始める……誰か反省とか何かあるか?」
いつもこんな感じでやっている…とりあえずこの反省会は形式的なものである。
大体一人上げれば良い方なのだ。
緑「はいっ!!」
お、俺がいったことをブレイクしながらめっちゃ上げたよ。
白「ん、何かな緑クン」
緑「昨日戦っている時に思ったんですけど……」
何かメンドイことになりそうだなー……。
緑「戦隊ものってポーズがありますよね」
え、まさか……
白「……つまり?」
緑「うち等でも変身ポーズを決めましょう」
はい、予感的中。
赤「ま、そうだな……別にいいんじゃないか」
視線を皆に回し同意を求める。
皆一応頷く……あの黄菜子さんまで頷いている………ああ、俺だけ否定派かよ。
緑「よし、決まり……てかもう俺考えてあるんだよ」
おお、この無駄な用意の良さ…呆れるわ。
慎「だけど変態ジャーだぞ、どうやってもかっこ悪いだろ」
このままほっといたら勝手に決まりそうだから俺がストップをかける。
緑「ふふ、甘いですね俺が考えたのはカッコいいですよ、ふふふ」
緑「じゃあ、まず俺がやって上げましょう」
そう言うと椅子から立ちあがった。
緑「学園戦隊、変態ジャー」
そう言うと手を斜め上に揃えて……
緑「ロリグリーン!!」
その声に合わせて揃えていた右手を横に、左手を下に同時に動かしてそのまま斜め下に手を集結される。
そのあと手をグーでまず左手、右手を順番で勢いよく真上に突き上げ右手が上がった状態になった。
それを見たみんなは目を点にしてきょとんをしていたが、俺は分かった、いや分かってしまった。
能力を使って……とりあえずこのポーズは見た目はカッコいい。
分からない人は実際にやってみると良い、このポーズは……『ロ リ』と描いているのだ。
ま、まさかずっとこんな感じなのか…。
慎也は一抹の不安を抱きながら覚悟を決めた。
いやぁ~ポーズを決めるのに手間取っちゃってね。
いや~結構カッコよくポーズが決められました。
皆も異性の前で絶対やらないようにね