表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
unlimited hunter〜ユニークスキル【魂喰】で能力値とスキルを奪い、誰よりも強く、最強を目指す〜  作者: 無名
第2章 Sランク殺し

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

77/157

第2話 視認できない回避行動

 五人目のSランクハンターが誕生したことについて、テレビやネットで全国に拡散され、多くの国民が注目する中、俺はまだ訪れていないダンジョンに向かっていた。


 目的の場所に到着しタクシーから降りると、一人二人と俺に気づく人が増え、周囲がザワザワし始めた。


 しかし、安易に俺に近づく者はいなかった。特に近づき難い雰囲気は纏っていないが、強大な魔物を討伐できるSランクハンターなだけあって、少し畏怖も抱いているようだ。


 俺が歩き始めると、前方にいるハンター達が自然と避け始め、すんなりと入場手続きをすることができた。


 ただ、少しだけ申し訳ない気持ちになった…。


 ダンジョンに入場すると、多種多様な花が咲き誇っていた。周囲の見晴らしも良く、ハンター達がどんな魔物と戦っているのか、一目瞭然だった。


 頭部と胴部を含めた全長は1メートルほどあり、翅を広げた時の横幅は2メートルもある、大きな蛾の魔物。


 その大きさと特徴的な模様を見ると、本能的に嫌悪感を抱いてしまう。


 ここはBランクダンジョンなので、大きな蛾━━━ミアズマ・モスは全く脅威にならない。それに、所持スキルも既知のモノばかり。


 いやまぁ、俺からしたら雑魚ってだけで、ランクはトロールと同等だから、中級ハンターでないと、討伐は難しいけど。


 呑気に花の蜜を吸っている個体に近づくと、大きく翅を羽ばたかせ、飛翔する。少し見上げる程度の高さまで飛翔すると、そのまま滞空し、翅を羽ばたかせ続ける。


 そして翅を羽ばたかせる度に、キラキラと輝く極小の鱗粉が舞い、鼻がムズムズする。


 (【猛毒耐性】を所持しているから、この鱗粉には毒性がありそうだな)


 ただ、高い精神値と【猛毒耐性】を所持しているせいか、全く毒状態にならず、ミアズマ・モスも同じ動作を繰り返すだけ。


 特に変わった攻撃手段も無いようなので、知覚速度を超えた動きで、斬り伏せた。


 『魔力が7UPしました』


 『筋力が7UPしました』


 『頑丈が8UPしました』


 『敏捷が8UPしました』


 『知力が7UPしました』


 『精神が7UPしました』


 『器用が7UPしました』


 『幸運が9UPしました』


 「全然歯応えのない魔物だけど、小遣い稼ぎにはちょうどいいからな。ボス部屋に続く入口を見つけるまでは、ある程度討伐しておくか」


♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢


 あれから接敵したミアズマ・モスを討伐していき、無事に入口を見つけることができた。


 ここまで特に体力を消耗することはなかったので、休憩を挟むことなく、ボス部屋の扉に手をかけた。


 ボス部屋の真ん中辺りまで進むと、頭上から光球が降ってきて、さらに眩しく輝き出す。


 目の前に現れた魔物は、全体的な大きさはミアズマ・モスと同じくらいだが、翅に模様のない真っ白な蝶だった。


 すぐに【看破】でステータスを視ると、とても目が惹かれるスキルを所持していた。


 (名称から想像はつくが、実際にどんな感じなのか、この目で確かめたい!)


 俺は真っ白な蝶━━━プシュケーのステータスから現実に意識を戻し、〈バルムンク〉を手にする。


 するとプシュケーは、ミアズマ・モスと同様に鱗粉を撒き散らす。所持しているスキルから、この鱗粉には睡眠効果があるようだ。


 【睡眠耐性】は所持していないが、これだけ精神値が高ければ、すぐに寝落ちすることはないと思い、素早く距離を詰める。


 長剣を振り下ろした時、そこにはプシュケーの姿は無く、後方に気配を感じた。振り向くと、傷ひとつないプシュケーが翅を羽ばたかせ、先程と同様に鱗粉を撒き散らしていた。


 直前まで回避行動が見えず、気づいたら後方にいた。俺の知覚速度を超えて移動したというよりは、突然その場から消失したような感じ。


 「ハハハ!」


 その後、確かめるように何度も同じような攻撃を仕掛け、その度に突然消えたかのように回避された。


 最後に【隠密】で姿を消し、【息吹】で瞬発力を強化して、一瞬で距離を詰める。プシュケーの意識を置き去りにする速さで、真っ二つに斬り伏せた。


 『魔力が11UPしました』


 『筋力が11UPしました』


 『頑丈が11UPしました』


 『敏捷が14UPしました』


 『知力が11UPしました』


 『精神が12UPしました』


 『器用が11UPしました』


 『幸運が14UPしました』


 『【睡眠耐性】Lv.5を獲得しました』


 『【短距離転移】Lv.5を獲得しました』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ