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unlimited hunter〜ユニークスキル【魂喰】で能力値とスキルを奪い、誰よりも強く、最強を目指す〜  作者: 無名
第2章 Sランク殺し

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第1話 公式発表と燻る悪意

 国内で五人目のSランクハンターが誕生したと、ハンターギルドのギルド長━━━小川忠明(おがわただあき)が国内外に発表した。


 しかも、そのハンターは18歳の青年で、Sランクダンジョンを単独で攻略したという内容が、皆を驚かせた。


 ー昼休憩中のサラリーマンー


 「18歳でSランクハンターか…まだ高校卒業したばかりの青年が、富も名声も力も手に入れたわけか」


 「羨ましいっすよね! 綺麗な女優も可愛いアイドルも、色んな女を抱き放題っすよ!」


 「俺達は朝早く出勤して、終電間近まで働いて、サービス残業もして、やっと日々生活できるってのに…俺もハンターを目指そうかなぁ」


 「夢はあるっすよね! でも才能が無ければ、あっという間に死んで魔物の餌っすよ…」


 「そうだな。さて、仕事に戻るぞ!」


 「うっす!」


 ー昼休み中の女子高生ー


 「ねぇ、新しいSランクハンターって私達と歳近いよね! 見た目はパッとしないけどお金持ちだし、この人と結婚したいなぁ」


 「マジそれな! 一生働かないで遊んで暮らせるって、マジ最高じゃん。あぁ神様、この人と出会わせてください〜」


 「陰キャっぽいし、胸とかお尻とか触らせば、イケそうじゃない!」


 「かもね〜! でも、そう簡単に出会えるわけないけど」


 「現実的なこと言うなし!」


 それぞれが新たなSランクハンターの誕生に色々な思いを抱く中で、当然他のSランクハンター達も、発表された内容に驚いていた。


 しかし彼等が一番驚いたのは、新たなSランクハンターの誕生ではなく、Sランクダンジョンの単独攻略。


 トロールのスタンピードの件で、松原ハンターにSランク相当の力があることは、分かっていた。


 だが、Sランクダンジョンを単独で攻略できるほどとは、誰も思っていなかった。


 当然だ。何度もSランクダンジョンに挑戦している彼等が、一番その難しさをよく分かっている。


 今後も彼の動向を注視しようと三人が思う中、たった一人、激しい殺意と妬みを抱く者がいた。


 「Sランクダンジョンを単独で攻略だと…ふざけるな!」


 激しい怒りとともに、執務机に拳を振り下ろし、真っ二つに叩き割る。


 「最強のSランクハンターである俺様を置いて、あのダンジョンを攻略できる奴はいねぇ。ギルド長の爺も、クソガキの嘘に踊らせられやがって! クソッ!」


 「俺もマスターの考えが正しいと思います。マスターの考えが正しいと証明するためにも、クソガキをとっ捕まえて、自白させた方がいいかと」


 「あぁそうだな。少し痛めつければ、すぐに自白するだろ。その動画を全世界に晒してやれば、皆の見る目も変わる。大嘘つきのホラ吹き野郎としてな!」


 「あとは、万が一のためにも保険を用意しておきます」


 「あぁ、頼んだぜ。ハハハ、面白くなってきやがった!」

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