第72話 最優先目標の達成
俺は、ルンルン気分で帰路についた。それは何故かというと、フレイム・ワイバーンの買取額が超高額だったからだ。
フレイム・ワイバーン13匹分の買取額は、なんと52億! 亜種とはいえ、竜種の素材は超希少で、死体を丸々売却したからこその金額だ。
しかし、ここで調子に乗ってはいけない。討伐難易度が高く、供給量が少ないため、高額で買い取ってもらえるのだ。
容易に討伐できるからと大量に売却してしまえば、価値が低くなり、買取額が減少する。
それに、俺だけの問題で済まされない。スタンピード防止のために頑張っている他のクランにも迷惑がかかるので、なるべく間隔は空けるべきだろう。
まぁこれだけ稼げれば、金の心配はいらないし、しばらくはAランク以下のダンジョンを回るとしよう。
「ただいま!」
「お帰りなさい」
帰宅し、そのままお風呂に向かう。汗と疲労を洗い流し、部屋着に着替えてリビングに向かう。
まだ父さんも帰宅しておらず、母さんも夕食の準備中なので、ソファで寛ぎながらステータスを確認することにした。
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(更新された部分のみ表示)
【ハンターランク】
Aランク
・Lv.55(6UP)
【称号】
・孤高の攻略者
・ドラゴン・スレイヤー
【能力値】
・魔力 4,765(189+4,516+60)
・筋力 4,602(189+4,293+120)
・頑丈 5,940(184+5,756)
・敏捷 4,482(189+4,193+100)
・知力 4,917(189+4,857+60)
・精神 6,661(184+6,621+40)
・器用 4,745(184+4,421+140)
・幸運 5,200(189+5,011)
【スキルポイント】
残量 10
【スキル】
[魔法系統]
・【火魔法】Lv.9(2UP)
[戦闘系統]
・【剣術】Lv.7(1UP)
・【盾術】Lv.7(1UP)
・【身体強化】Lv.6(2UP)
・【息吹】Lv.6(NEW)
・【気功法】Lv.6(NEW)
・【発勁】Lv.6(NEW)
・【威圧】Lv.9(NEW)
・【覇気】Lv.8(NEW)
[感覚系統]
・【気配感知】Lv.9(3UP)
・【魔力感知】Lv.9(3UP)
[強化系統]
・【火魔法強化】Lv.9(2UP)
・【斬撃強化】Lv.7(2UP)
・【打撃強化】Lv.6(NEW)
[耐性系統]
・【打撃耐性】Lv.9(2UP)
・【斬撃耐性】Lv.9(2UP)
・【刺突耐性】Lv.9(2UP)
・【火魔法耐性】Lv.9(1UP)
・【水魔法耐性】Lv.9(1UP)
・【土魔法耐性】Lv.9(1UP)
・【風魔法耐性】Lv.9(1UP)
・【氷魔法耐性】Lv.9(1UP)
・【雷魔法耐性】Lv.9(1UP)
・【極暑耐性】Lv.9(2UP)
[補助系統]
・【隠蔽】Lv.9(1UP)
・【気配隠蔽】Lv.9(2UP)
・【魔力隠蔽】Lv.9(2UP)
・【遠視】Lv.9(5UP)
・【魔力操作】Lv.9(2UP)
・【看破】Lv.5(1UP)
[魔物系統]
・【異臭感知】Lv.9(4UP)
・【異音感知】Lv.9(2UP)
・【眼光弱化】Lv.7(NEW)
・【飛翔】Lv.9(NEW)
・【蒼炎化】Lv.8(NEW)
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前回ステータスを確認した時は、リッチが出現するAランクダンジョンの攻略を終えた後だった。
それからリビング・アーマーが出現するAランクダンジョンと、ついさっきSランクダンジョンを攻略した。
レベルはそこまで上がってないが、能力値の伸びは平均1,400くらい。前回が平均2,300だったので、少し伸びが少ない。
前回は17レベルも上がったのに対して、今回はたった6レベル。あとは、リッチが生成してくれたスケルトン・ナイトをたくさん討伐したからこそ、この差が出たんだと思う。
さて、最優先でレベルを上げている【隠蔽】以外にも、上限目前のスキルが増えてきた。
特に、感知系や耐性系、隠蔽系は重要だ。感知系は索敵力、耐性系は継戦力が向上するし、隠蔽系は俺の戦闘スタイルに直結する。
今後も魔物をたくさん討伐して、スキルレベルを上げていかないとな。他の人より成長しやすいんだから、頑張らないと!
そして、新たに獲得した称号の詳細は━━━
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・【ドラゴン・スレイヤー】
最上位の魔物である竜種を、単独で討伐した真に強き者に与えられる称号。
竜種系統の魔物と戦闘時、能力値×1.5倍。
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この称号と〈バルムンク〉の竜種特効が合わされば、今回のように苦戦せずとも、討伐可能かもしれない。
(次回が楽しみだな!)
最後に、スキルポイントを割り振ろうと思う。何に消費するかは、勿論━━━
『【隠蔽】Lv.10にUPしました』
(やっとだ! 目標達成!)
ユニークスキルの存在をバレないようにするため、最優先でレベルを上げてきた【隠蔽】が、ようやくレベル10に到達した。
これで【看破】Lv.10でも、俺のステータスを視ることはできないため、絶対に他人にバレることはないだろう。
安心して、ハンター活動に励めるぜ!
ステータス確認を終えると、ちょうど母さんが夕食の準備を終えたところだった。父さんはまだ帰宅してないので俺だけ夕食を済ませ、ソファで寛ぎながら動画を見始めた。




