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unlimited hunter〜ユニークスキル【魂喰】で能力値とスキルを奪い、誰よりも強く、最強を目指す〜  作者: 無名
第1章 5人目のSランクハンター

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第63話 〈猛進の拳鬼〉

 ギルドの職員に考えは変わらないことを伝え、カウンターに置かれていたハンター証を手に取り、ハンターギルドを後にした。


 「さて、早速Sランクダンジョンに━━━」


 「おい!」


 背後から呼び止められたので振り向くと、粗悪粗暴な感じの男が二人、佇んでいた。格好からハンターだと分かるが、またクランへの勧誘だろうか?


 「何でしょうか?」


 「お前が松原唯人だろう? スタンピードの件で話題になっていたが、今さっきAランクに昇級したみたいだな」


 「盗み聞きしてたんですか? まぁそれで、何の用ですか?」


 「俺達は〈猛進の拳鬼〉に所属しているハンターで、お前と同じAランクだ。マスターの大毅さんから、お前を連れて来るように言われている。黙ってついてこい」


 予想通り、クランへの勧誘みたいだが…何故こんなに偉そうで、上から目線なのか。〈炎帝軍団(イフリータ・レギオン)〉の奴等より、態度が酷いぞ。


 「クランへの加入は考えていますが…貴方達と話すことは何もないです。そう、マスターに伝えてください」


 俺の返答を聞いて、男達の額に血管が浮き上がる。今の一言で怒るとは、短気な野郎だな。


 「お前は…自分が何を言っているのか、分かっているのか? さっきの言葉は、最強のSランクハンターである大毅さんに、喧嘩を売っているんだぞ?」


 「そっちこそ、分かっていないみたいですね? 最初に喧嘩を売ってきたのは、そっちですよ。あんな上から目線で来られたら、誰だってそう思います」


 「ハハハ! お前は馬鹿だな! そう言うってことは、売られた喧嘩を買ったってことだろ?」


 「だったら?」


 「ちょうどいい。大毅さんからは、半殺しにしても構わないと言われているんだ。舐め腐っている後輩に、先輩として教育してやるよ!」


 「先輩も再教育が必要そうなので、丁寧に教えて差し上げますよ」


 「ハッ、言ってろ」


 そう言うと、どこかに向かって歩き始めた。


 「どこ行くんですか?」


 「あぁ? ダンジョンだよ。ここでおっ始めたら、他のクランが来て邪魔されるし、俺達ハンターは重罪で、最悪極刑だ。だから、無法のダンジョンに移動すんだよ」


 なるほど。しかし、魔物はどうするんだ?


 「あん? コイツ、ビビってるのか? 今ならまだ間に合うぜ! 土下座して靴を舐めるならな!」


 沈黙して考えていたのを、怖気付いていると勘違いしたようだ。


 「はぁ…ダンジョンに移動するのは賛成ですが、魔物はどうするんですか?」


 「馬鹿だな、お前は。わざわざランクの高いダンジョンに行くわけないだろ。これから向かうのは、雑魚のゴブリンしかいないEランクダンジョンだ」


 俺は当然として、目の前の奴等もBランク以上の実力はあるようだし、ゴブリンは何の障害にもならない。


 納得すると、大人しく奴等の後をついていった。

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