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unlimited hunter〜ユニークスキル【魂喰】で能力値とスキルを奪い、誰よりも強く、最強を目指す〜  作者: 無名
第1章 5人目のSランクハンター

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第56話 大人の色香は危険!

 彼女達の後ろをついていき、〈全癒の戦乙女〉が拠点にしている高層ビルを訪れていた。


 周囲を見渡しても、すれ違うハンターを見ても、女性の比率が圧倒的に多い。


 (女性ばかりだからか、建物内はいい匂いが充満しているなぁ)


 思春期の男子的なことを考えていると、豪著で大きな扉の前で、彼女達は足を止める。


 コンコンコン


 「聖母様。松原唯人様をお連れしました」


 「入りなさい」


 部屋の主の許可を得て、扉をゆっくりと開け放つ。応接用のソファに座り、左右にBランク以上の女性ハンターを控えさせ、こちらを見つめる女性。


 「さぁ、こちらに座ってくださいな」


 女性に促され、高価なソファに腰を下ろす。そして姿勢を正し、改めて目の前の女性を注視する。


 20代後半くらいのお淑やかな女性で、神聖そうな法衣を身に纏っている。そして、先程から必死に視線を向けないようにしている、彼女の豊かな胸。


 法衣をこれでもかと押し上げ、はち切れそうな豊満な胸。〈焼滅の女帝〉が巨乳なら、この女性は爆乳。


 (とても母性溢れる女性だ。聖母という名にピッタリだ)


 「初めまして、松原様。私は、菊池穂乃果と申します。〈治癒の聖母〉と呼ばれているSランクハンターです」


 「既にご存知だと思いますが、俺は松原唯人です。Bランクハンターです」


 「さて、お互いの自己紹介は済みましたね。部下から話は聞きました。〈炎帝軍団(イフリータ・レギオン)〉の勧誘を断ったそうですね?」


 「はい」


 「理由をお聞きしても、よろしいですか?」


 「実は、勧誘を断ったのは〈炎帝軍団(イフリータ・レギオン)〉だけじゃないんです。〈剣王(キング・オブ・ソード)〉からの勧誘も断りました」


 「そうですか…」


 「断った理由は、命を危険に晒して得た報酬が分配になるからです。それも、自分の力で事足りてるのに、あえてクランに所属し、分配する必要はないと思っています」


 「なるほど。唯人さんがクランに所属する理由は、あまり無いように思います。現在の攻略状況は、どんな感じですか?」


 「既にAランクダンジョンを二つ、ソロで攻略しています」


 こう答えると、〈治癒の聖母〉と左右に控える女性ハンター達は、一瞬目を見開き、すぐに平静を装う。


 「素晴らしいです。私を含めて部下達は、【神聖魔法】に特化している者が多く、優秀な前衛はいつでも歓迎しています」


 「そうですか」


 「それに先程の話ですけど、お金は分配することになりますが、宝箱から武器類が出た場合、唯人さんに全てお渡ししても良いと考えています」


 「なるほど」


 「他のクランと比べても、私達は後衛、唯人さんは前衛。役割が明確ですので、これまで通り戦うことができます。怪我や状態異常は私達が治癒しますので、とても安心ですよ」


 そう言いながら隣に腰を下ろし、その爆乳を密着させてくる。いい匂いなのも相まって、内心ドキドキが止まらない。


 (これは…Aランクダンジョンのボスよりも、強敵だ)

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