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unlimited hunter〜ユニークスキル【魂喰】で能力値とスキルを奪い、誰よりも強く、最強を目指す〜  作者: 無名
第1章 5人目のSランクハンター

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第32話 スタンピード

 ダンジョン攻略を終えて、時刻は昼前。キリもいいし、早めに昼食を摂ろうかなぁと考えていた時、街中に警報が鳴り響いた。


 『緊急避難警報! 緊急避難警報! スタンピードが発生しました! 直ちに近くのシェルターに避難してください! これは訓練ではありません! 直ちに近くのシェルターに避難してください!』


 けたたましい警報音が鳴り響き、スタンピードが発生したことを伝える、アナウンスが響き渡る。


 「スタンピードだと!?」


 スタンピード━━━ダンジョン内の魔物が飽和することによって、外に魔物が侵攻してくる現象。


 普通は、ハンター達のおかげで滅多にスタンピードが発生することはない。しかし、ダンジョン内の環境や魔物の特性によっては、どうしても不人気な場所が出てくる。


 先程のアナウンスが聞こえたということは、既に魔物の侵攻が始まっているはずだ。


 携帯の通知を確認すると、スタンピードが発生した場所が分かった。そして、侵攻している魔物の情報を見て、俺はすぐに現場に駆け出した。


♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢


 スタンピードが発生した場所の付近は、酷い有様だった。ギルドの職員が常駐する建物は破壊され、周囲には血痕が飛び散っている。


 そして、魔物を足止めしようとしたハンターや、逃げ遅れたギルド職員の死体も散乱している。


 しかも、頭部や四肢が欠損しており、死体の損傷が激しかった。


 現在、街中で暴れている魔物は、オークやオーガと同等の巨体、でっぷりと張り出た腹、醜悪な見た目のトロールだった。


 Bランクに分類されるダンジョンの中でも、上位のダンジョンに出現する魔物であり、物理攻撃や魔法攻撃に耐性があるのは勿論のこと、高い再生力がある。


 泣き叫び、必死に逃げ惑う一般市民を、その剛腕で掴み、握り潰したり、大きな口に放り込んでいく。


 偶然その場に居合わせたハンターや、駆けつけたハンターが対応に当たっているが、被害を抑えられていない。


 ハンターギルドは当然、事態を解決できるクランに連絡を取ってはいるが、ダンジョン内に居たりして、後手に回っていた。


 同じく逃げ惑う人達の悲鳴や建物が倒壊する轟音が響く中、母親が娘の手を引き、必死に逃げていた。


 「ハァ、ハァ、ハァ」


 しかし頑張って母親に合わせていた足がもつれ、激しく転倒し、繋いでいた手が離れてしまう。


 娘は恐怖や疲労、激しい痛みでその場から動けず、泣きながら母親を呼ぶ。母親は迫り来る凶悪な魔物に見向きもせず、娘に駆け寄り覆い被さる。


 (お願い! 誰か助けて!)


 母親が神にも縋る思いで祈り、トロールがだらしなく涎を垂らしながら、母親に手を伸ばそうとした時━━━


 「オラァ!」


 一人の青年が駆けつけ、トロールの手首を斬り落とした。

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― 新着の感想 ―
とても面白いです色々なスキル覚えてワクワクしますが荷物を仕舞うスキルが無いので⭐︎4です
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