第27話 不気味なパーティー
見晴らしのいいフィールドであり、同じ中級に分類されるダンジョンでも、上位のダンジョンだからか、ソロで魔物を討伐している俺は、とても目立っているようだ。
『Lv.17にUPしました』
『魔力が7UPしました』
『筋力が9UPしました』
『頑丈が7UPしました』
『敏捷が7UPしました』
『知力が7UPしました』
『精神が7UPしました』
『器用が9UPしました』
『幸運が8UPしました』
『【奇襲】Lv.5にUPしました』
『【気配隠蔽】Lv.5にUPしました』
『【魔力隠蔽】Lv.5にUPしました』
『【隠密】Lv.5にUPしました』
『【鎌術】Lv.5にUPしました』
『【異音感知】Lv.5にUPしました』
頻繁に使用するスキルのレベルを、軒並み上げることができた。もしかしたら、新たなジョブが解放されてるかもしれない。
家に帰ってからの楽しみができたことで、上機嫌で解体作業を行なっていると、こちらに近づく複数人の気配を捉えた。
解体作業を中断し視線を向けると、不気味なパーティーが佇んでいた。武器や防具はバラバラだが、三日月のようなスリットがある白い仮面と真っ黒なローブは共通していた。
「「「「…」」」」
不気味なパーティーは、仮面越しに俺を見つめたまま、沈黙している。
「…何か用で━━━」
堪らずこちらから用件を尋ねようとすると、パーティーの一人が無言で姿を消した。しかし、見慣れた挙動なので、慌てることなく【生命感知】が対象を捉えた。
背後に回り、対象が振り抜いた短剣が空を切る。同じように【隠密】で姿を消し、背後に回った俺が、後ろ首に短剣を突き刺す。
『Lv.18にUPしました』
『魔力が7UPしました』
『筋力が10UPしました』
『頑丈が8UPしました』
『敏捷が8UPしました』
『知力が7UPしました』
『精神が7UPしました』
『器用が9UPしました』
『幸運が13UPしました』
『【身体強化】Lv.4にUPしました』
『【看破】Lv.3にUPしました』
短剣を引き抜くと、口から大量に吐血して、膝から崩れ落ちた。
(いきなり殺しにかかるとは…コイツらは何者だ? 統一された仮面とローブを見るに、ただのPKパーティーには見えないが…)
仲間の一人を殺されたにも関わらず、他の奴等に動揺した様子は見られない。
「突然襲いかかってくるなんて、どういうつもりですか?」
「「「…」」」
「ダンマリですか…まだ襲ってくるなら、こちらも容赦しないですよ」
「「「…」」」
警告したつもりだが、奴等は引く気はないようだ。それぞれ戦闘態勢に入り、俺に襲いかかってきた。
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