表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
unlimited hunter〜ユニークスキル【魂喰】で能力値とスキルを奪い、誰よりも強く、最強を目指す〜  作者: 無名
第2章 Sランク殺し

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

102/159

第27話 衝動を遮断するアイテム

 外に戻ってきた俺は、早速ハンターギルドの出張所に向かい、素材と買取とアイテムの鑑定を依頼した。


 指示された場所にレッドキャップの死体を50匹並べると、職員達は口をあんぐり開けて、驚いていた。


 「お、お待たせしました! レッドキャップ50匹とレッドキャップ・リーダーの素材買取額は、1億200万になります」


 (これだけ大量に討伐すれば、Bランクダンジョンでも億は稼げるか。何度もやれるわけじゃないけど)


 「続いて鑑定結果ですが、こちらのアイテムは、〈干渉遮断のチョーカー〉と言います。一つ目の効果は、スキルや武器、アイテムによらない精神干渉を遮断することができます」


 「ん? それら以外に、何か精神に干渉してくるモノはありますか?」


 「あります。称号です」


 「称号…あ!」


 【シリアルキラー】のことか! あれは殺意に敏感になり、殺意を抱く者を殺すまで、殺戮衝動が抑えられない効果がある。


 つまりこのチョーカーがあれば、殺戮衝動を遮断し、理性的に対処できるということ。これは、とても有難いアイテムだな。


 (しかし…すぐに『称号』と即答したということは、職員は【シリアルキラー】のような称号を知っているわけか)


 たとえ自己防衛のための殺人であっても、【シリアルキラー】を獲得したということは、十人も殺害している証拠になる。


 あまりハンター自ら情報提供するのは抵抗がありそうなものだが…まぁ、存在を認知していると思った方がいいか。


 だが、対策が何もされていないように感じる。理性的に対処できれば、ハンター同士が争ったとしても、捕縛という手段が取れる。


 資源調達と魔物の脅威から国民を守るハンターは、貴重な戦力だ。その損失は、なるべく抑えるべきだと思うけど…。


 (〈猛進の拳鬼〉の奴等も、全員身に付けていなかったしなぁ)


 まぁアイツらは、人を殺すことに慣れてそうだったし、わざわざ殺戮衝動を抑える必要はないって思ってそうだけど。


 「すみません。このチョーカーって、あまり入手頻度は高くないんですか?」


 「Bランクダンジョンの攻略報酬の中でも、希少な部類です。攻略報酬の大体の傾向として、ボスに関連するアイテムが多いですから」


 「なるほど」


 Bランクという中級上位のダンジョンで入手でき、その中でも希少な部類になると、ハンター自身で入手することも、ハンターギルドで大量に確保することも、難しいか。


 できることなら力になりたいが、Bランクダンジョンの攻略はそれほど楽しくないし、慈善活動でやるつもりはない。


 結局のところ、ハンターは自己責任だしな。


 ただ、一般市民が殺意を抱いた場合が問題だ。内心で思っただけなのに殺されるのは、流石に厳しすぎる。


 もういっそのこと、日本全土を覆う干渉遮断結界があればいいのになと思う。


 (あぁでも、ダンジョン内まで効果が及ぶが分からないか…)


 駄目だ。もう考えるのが疲れた。


 「ありがとうございました」


 職員にお礼を言い、帰路についた。その途中で、松本さんと一緒に訪れた舞妓さんの店に寄った。


 スタンピードが発生した夜、緊急のことで会計を済ませていなかったためだ。しかし、既に松本さんが会計を済ませてたみたいで、急いで連絡をし、お礼を伝えた。


 宿泊先であるビジネスホテルに戻ると、ベッドに寝転がり、一人で大人な時間を楽しんだ。

 ブックマーク登録とリアクションで、作者を応援してください!

 感想やレビューもお待ちしております!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
今後スキル融合的な構想はありますか?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ