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悪魔の気持ち。
お風呂(?)も終わり、服を着てそこら辺をウロウロしていたら、真夜に話かけられた。
「おぃ、お前なんつー名前なんだ?」
「あ、亜和です・・・」
「あわ・・・変な名前だなぁ。お前はなんかの能力あるよな?なんだよ」
『能力』・・・。そう言えば分からない。その前に、能力ってなんだ。
「その子の能力は・・・しいて言えば悪魔だね」
その声は聞いたことのある憎たらしい声であった。
真夜は、後ろを向き
「あ。アホ。何しに来たんだ」
「いや、その子の説明にね。はははっ」
「はははじゃねーし。とっとと帰れ」
「まぁ。良いじゃん。説明だけだから」
「何若ぶってるんだよタコ」
「まぁまぁ。聞いてよ。その子の能力。悪魔を」