悪魔の自由行動。
自由行動にでた亜和達。
亜和はまず街を探検してみた。
すると、市場があった。
新鮮な食材がズラリと並び、どれもおいしそうであった。
いろんな食材を見ていると、果物を売っている女性に声をかけられた。
「食べてみる?おいしいよ」
「あ・・・はい。ありがとうございます」
女性が差し出してきたその果物はあまり見たことのない果物であった。
食べてみると、甘酸っぱくレモンとリンゴの様な味がした。結構おいしいものであった。
「おいしいですね」
「あ。だよねだよね。それはねぇ、なんかフェロモン的ななにかを一時的に増幅させるらしいよ」
「ふぇろもん??」
「あ~。知らないの。まぁいいか。あ。自己紹介するね。私、由稀。アナタは?」
「私は、亜和と言います」
「へぇ、亜和。変わった名ね」
「あははは」
そこで、由稀と話て別れた。
市場を出て、街を歩くと知らない男に話かけられた。
「君、かわいいね。俺とヤらない?」
亜和は言っている意味が分からず、もう一度聞きなおした。
「だから、俺とヤラない?」
もう一度聞いた。
「だーかーらー、俺とヤ・ら・な・い?って聞いてるの!!!!!!!」
なぜか怒るその男に亜和は聞いた。
「えっと・・・やるって、何をするんですか?・・・ゲーム?」
その質問を聞き、男は笑ってしまった。
「アンタ、そんなことも知らなかったのかよ!アホ?」
「????」
難しい顔をして考えていたら、男は亜和の手を引っ張り、裏路地に連れて行った。
すると、男は亜和の唇にキスをしようと顔を近づけた。
しかし
「オィ、てめぇなにしてくれちゃってんの?」
この声は_______________
「真夜ちゃん・・・」
真夜は男に殴りかかった。
男の顔は一瞬でボコボコに腫れた。
亜和は一つ学んだ。
(こういうのが瞬殺か)
「オイ、どう落とし前つけてくれんだ」
「すすすっすすすすすすすすすすすすっすっすいませんんんんん!!!!許して!殺さないで!!!!」
しかし、真夜の顔は変わらずこう言った。
「ははっ。亜和のこと犯そうとしたヤツがどの面下げて言ってんだコラ」
「すいませんすいませんすいませんすいません許して許して許して許して・・・・・」
「誰が許すか。亜和をこんな目に「オイ」
後ろから声がした。
亜和と真夜は後ろを向いた。
そこには100人くらいの男達が集まっていた。
「ねぇ。そこのお嬢さん、その子、僕の弟なんだ。離してくれないかな」
「あぁ?誰だおめぇ」
「君こそ誰かな?ここは僕の領域。僕の領域でかってなことされると困るんだよね」
「あ?何古臭ぇこと言ってんだ。ジジーかテメェ」
男はブチっとキレたのだろう。亜和に抱きつき、膀にキスをした。
「!!!!?!?!!?!?????!!!?!?!」
「ッテメェェェェェェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「何?怒ってる?だってこの子かわいいんだもの」
「テメェ・・・亜和を離せ」
「じゃぁ。条件がある」
「なんだよ」
周りの男達がクスクス笑っている。
そして、こう言い放った。
「僕とヤろうよ」
「は?」
その瞬間つかんでいた男を離して落としてしまった。
「てっとあってめっ何言って!!!???」
「何恥ずかしがってるの?君もかわいいねぇ」
真夜の顔がもっと赤くなった。
「だっだっだっだだ誰がてめぇなんかと「じゃぁ、僕この子とヤっちゃおうかなぁ」
「??」
「はぁ!?」
(亜和は状況が飲み込めていない)
「ねぇ。どうなの?この子が犠牲になっても良いの?僕精神がおかしくなるまでやっちゃうよ」
「フザケンな!!!!てめぇぶっ殺すぞ!!!!」
「僕を殺すならこの子を僕が殺すよ?」
「!!!!」
「????」
(亜和はまだ状況が飲み込めていないらしい)
しかし、真夜はこう言った。
「てめぇどうせハッタリかましてんだろ?」
その言葉に反応したのか、男の手がいきなり鋭い刃物に変化した。
「!!!!!!!!!」
「!!!!!!!!!」
(亜和はやっと状況が飲み込めた)
「ホラ、どうする?ヤる?ヤらない?殺す?どれ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
真夜は考えた末、答えた。
「ヤる」