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第87話

 追撃が終わった後、ジャンは将兵を集めこう言った。

「今回の勝利で、帝国本拠地に向けての道が開けた。皆、良く頑張ってくれた」

 皆の前で頭を下げる。

「それで……だ。現在負傷した者は治療に当たってもらっている」

 ここで、ジャンは一呼吸置いた。

「その者達の傷が癒えてから、本拠地へ進軍する。今までの戦いで命を落とした者……その者達に向けて冥福を祈ると同時に今度の戦いの武運を祈ってもらう……」

 それを言うと同時に少しの間眼を閉じ、皆もそれに続いた。

「……よし、後は皆ゆっくり休んでくれ。いつ戦いになってもいいように準備は怠るなよ?」

 そういうと皆は解散していった。


 数日後、帝国軍の反撃も無く何も被害がなく帝国本拠地に進軍する準備が出来た。

「よし、皆最後の戦いだ。気合いを入れて戦えよ。この戦いに負ければ何もかも今まで頑張ってきた事全部が無駄になってしまうかもしれん。しかし、この戦いに勝てばそれで最後だ。無駄な死傷者は出したくない。だから、自分の身に危機が迫ったら逃げろ! 命を無駄にするな」

 そういうと、本拠地フレブルに向かって出発した。

 出発してからフレブルまでは十数日程度。しかし、帝国軍の抵抗もなくすんなりフレブルの近くまで到着した。

 しかし、フレブルの門の外には帝国軍が待ち構えていた。

「私はバルカン騎士団の一人のアレンだ!誰でもいい!私と一騎打ちする者はいないのか?」

 帝国軍から大きな叫び声が聞こえてくると同時に馬に乗った騎士が帝国軍から出てきた。

「それなら俺が行きます」

 フレッドはジャンに戦わせてほしいと願った。しかし、

「いや、俺に行かせてくれ」

 その言葉を発したのはレクシオンであった。

「フレッド達には危険な目にあわせられないな。お前らはセパイアの将だが、一時的にだ。もし、ここで一騎打ちに負けて死んだりでもしたら、村の皆に対して合わす顔がないだろ。それに生きている可能性だってある。マイクが生きてたのがその証拠だ。ま、とりあえず俺に任せておけ。勝って帰ってくるさ」

 そういうと、ジャンは承諾しレクシオンはアレンと名乗った騎士のもとへ出向いて行った。

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