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第83話
「フレッド殿、ジャン殿がお呼びです。どうやら、実質は戦闘に勝利したので退却するようにという感じですね」
「分かりました。了解した旨を伝えてください」
フレッドはジャン宛の言伝を伝令に頼み、先程まで指揮を執っていた隊に向かって言い放った。
「先程の戦いでは勝利したがまだ終わってない!一度、我々はジャン殿の所に戻る。そのため、帰還の準備をしてくれ!みんなご苦労であった」
フレッドも帰還する準備にはいった。
少し後、フレッド達は隊をまとめて帰還していった。
「フレッド殿、大役ご苦労だった」
そういって、フレッド達を出迎えたのはジャンだった。
「フレッド殿やミツバ殿、ジャック殿、カイザー殿のおかげで戦局を有利に進める事が出来た。礼を言言う」
「いや、ただ与えられた仕事をしたまでですから」
ジャンは笑いながら言う。
「謙遜なさらずともいいでしょう。今日はゆっくり休んでこれからの戦いの鋭気を養ってください」
そう言われ、フレッド達は休むために与えられたテントの中へ入っていった。
その夜……フレッド達は、戦いの疲れを癒すため、眠りについていた。
すると、ガキンガキンと剣と剣が交わる音が聞こえてきた。
「何事だ?」
そういって、フレッド達は外に出る。
――――敵の夜襲だ――――




