第80話
そして、時は過ぎていき……
色々な部隊が城門に整列していた。ここまでの間色々な部隊の人は相当鍛錬していたらしかった。
「ミツバ……もうすぐだね……」
「うん……長かったけど、もうすぐで終わりなんだね……」
「長いようで短かったように感じる……色んな人と出会って、別れて、色んな事もあったけど楽しかったっていうか……名残惜しいっていうか……」
「でも、まずはこの戦いを終わらせてからだよね……負けちゃったら意味が無いし……」
「うんそうだね。じゃあ、他の人に会ってくるからまたあとでね」
そう言い、他の人の所へと向かっていった。
――――数十分後――――
「これから我々は敵の本拠地を叩きに行く。皆、私に力を貸してくれ!」
そして、手を上げる。そして、叫ぶ。
「我々に勝利を!!」
それに連なって、大歓声が上がる。それに続いて
「みんな出発だ!遅れるなよ」
そしてジャンを先頭に城から出発した。
帝国軍の本拠地まで、どんなに早く行っても7日は掛かる。ましてや、大軍勢なのでもっとかかると読んでいた。
しかし、その読みが当たる前に敵軍と遭遇したのであった。
「敵の兵士の数は45000程度です。どうなさいますか?」
偵察兵がジャンに話しかける。
「そのうち籠絡に成功している部隊の兵士はどれくらいだ?」
「4000程度です。我が軍は50000いる故、あえて……」
「いや、それはこちらで話し合から大丈夫だ。とりあえず、敵と大きな戦いを始めるなと伝えてくれ。頼んだぞ」
「分かりました」
偵察兵はそう言って、去って行った。
「大きな戦いの前哨戦か……」
ジャンは大きく息を吐きながらそうつぶやいた。




