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第78話

 フレッド達は城に着くと、ジャンが直々に迎えに来ていた。

「フレッドご苦労だった。今日はゆっくり休んでおけ」

 そういうと、ジャンはどこかへと去って行ってしまった。

 フレッド達は、用意された部屋に行くと自分の武器を研いだりした後に疲れたのかすぐに眠ってしまった。

 次の日、目が覚めると何かを振る音が聞こえてきたので見ると、カイザーが鍛錬用の剣を振っていた。

「フレッド殿ですか。起こしてしまって申し訳ないです」

「いや大丈夫ですよ。お気にかまわず続けてください」

 それを聞いたのか、カイザーはまた剣を振り始めた。

「ん……んぅう……」

 フレッドの隣でそんな声が聞こえてきたので振り向いてみる。するとジャックが目を覚ましていた。

「ジャックも起きたのか。おはよう」

 フレッドは明るい声で挨拶をする。ジャックは寝ぼけているのかうにゃうにゃと聞き取りにくい声でしゃべった後、また寝てしまった。

「ちょっと出かけてくるよ」

 そう言い、フレッドは部屋の外に出て行った。もちろん用事なんてあるわけない。カイザーの邪魔しないためである。

「さてどうするか……」

 フレッドはそう言いながら城の外に出ようとした時ジャンに呼び止められた。

「ちょっとこれから作戦会議があるんだ。顔を出してくれないか?」

 それを言った後に、一息ついて言葉を続けた。

「もちろん、無理にとは言わないが……」

「大丈夫ですよ。用事があるわけでもないですし」

「助かった。では先に行っててくれないか?」

「分かりました。いつもの場所ですよね?」

 いつもの場所とは大広間である。毎回どの城でも作戦はその場所で立てられていたのである。

「ああそうだ。ではまた後程」

 そういうとジャンは去ってしまった。フレッドは何か大きなことが起きるんじゃないかという予感がし始めてきた。

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