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第66話

 城門の上に登って急いで二人の男の所へ向かった。二人組の所に着くと剣を抜き黒ずくめの男たちと対峙する。

「すいませんご助力ありがとうございます。今から私も手伝い……」

 その男たちの顔を見てフレッドは驚いた。

「おいおい、フレッド俺達の事を忘れたのかよ」

 そう、その二人組とは――

 ――シーザーとレクシオンであった。

「ところで、レクシオンさんとシーザーさんはなぜここに来たんですか?」

「それはな……ジャン様の命令で来たんだよ」

 レクシオンは剣を振りかざしてくる黒ずくめの男に向かって、剣で突きながら言う。

「違うだろ……お前がどうしても行きたいって言ったから来たんだろ……俺は休みたかったのに……」

「本当に悪いなシーザー、後で愚痴は聞いてやるから、今はこいつらを倒そうぜ」

 そういうと、レクシオンは黒ずくめの男たちの方向へ向かって走り出し剣を降りおろす。

「ふん、お前らの中に手ごたえのある奴はいないのかよ」

 しかし、黒ずくめの男たちからは返答がない。なぜなら、すでに息を引き取っているからだ。

 そのとき、残りの一人が城門に向かってきた。後ろにジャックを引き連れて……そう、ジャックが追っていた黒ずくめの男である。

「フレッド、あいつらも敵か?」

 レクシオンがフレッドに聞く。

「ええ、そうです。ジャックに追われているのが……え、らってなんですか?」

レクシオンは左側に指をさす。

「あいつらも敵じゃないのか?」

 フレッドはレクシオンが指を差した方向を向く。すると、そこには黒ずくめの男が4人が近づいてきている。


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