第6話
そして、パレードも終わり次の日。フレッド達はカルトに向かって出発した。途中には、ブラスという町でパレードをやってるのが見えたが、先を急ぐためブラスによる事を諦めた。
そして、3日後フレッド達は、無事にカルトまで着いた。カルトはバルカンとセパイアの国境付近にある村である。着いたのはいいが、武器屋の場所が分からない。町の人に聞こうとするが、町に人影がない。どうしたのかと思い町中を探す。しかし、まるっきり、人が途絶えたように人影がない。
「ねえフレッド、何で人がいないの?」
「分からない。だけど、バルカン軍に攻められたことではないと思うよ」
「なんで?」
ミツバは首をかしげる。
「パレードのすぐ後に軍を出せる状況じゃないからね」
「ふーん、そうなんだ、よく考えればそうだよね」
ミツバは辺りを見渡すと、人影がある家を発見したらしく、大声で叫ぶ。
「すいませーん、誰かいませんか」
すると、中から人が出てきた。
「なんだ、騒がしいな。もうちょっと静かにできないのか」
中から出てきたのは上から下まで黒いススに包まれた人だった。
「あの……すみません……この村にある武器屋の場所を教えてほしいんですが」
その男は、親指を自分の家に向けた。
「ここが武器屋だ、で、何のようだ」
「ナルの村長からここに来て、武器を貰うように言われて来たんです」
「そうだったのか、もうすぐ出来上がるからちょっと中に入って待っててくれ」
フレッド達は、男についていき武器屋の中に入る。フレッドはそこで気になってた質問を聞く。
「あの、すみません」
「ん、なんだ、どうした」
「何でこの村には人がいないんですか?」
「いないんじゃない。裏にある鉱山にみんな行ってるだけだ」
「そうですか、なら安心しました」
「そうか、もうすぐできるから、待っててくれよ」
その時、フレッド達は外が騒がしいのに気がついた。フレッドは外に出てみると、奥の山から人がくるのが見えた。
「本当ですね。山から人がぞろぞろ降りてくる」
すると、中から声が聞こえてきた。
「この村は、山で採れた鉱石を交易品として売って栄えているんだぜ」
「へぇー、そうなんですか」
フレッドは中に入って話の続きを聞くことにした。




