第41話
「ありがとうございます。こちらは兵が増えるので助かります」
「いえいえ、残った兵たちが心配だったのでこちらもありがたいです。なので、礼なんていわなくても……」
その時、扉が開く音と共に1人の兵士がフレッドたちの前に転がり込んでいた。
「フレッド様、ジャン様から伝言です。今、ロンド城にバルカン軍が攻め込んできたので、急いで応援に向かってください。とのことです。それとこれを」
兵士は箱をフレッドに渡してくる。
「この箱の中身は、ロンド城周辺の地図と20000ガロンが入っています。兵糧代に使えとのことです。ではここで失礼します」
そういって兵士は去っていった。
「クロフォード殿、悪いが兵を集めて1時間後に出口に集合してくれないか?」
「分かりました。すぐ兵士に伝えてきます。ではまた後で」
クロフォードは傭兵申請所から急いで出て行った。
「ミツバ、ジャックに兵を集めて1時間後出口に集合してくれ。と伝えてくれ」
「分かった、すぐ出発する。全兵士を連れてくということでいいよね?」
「ああ、そう伝えておいてくれ。それとカイザー殿」
「はい、何ですか?」
「先にロンド城に行って、敵の数を探ってきてくれ」
「はい、分かりました。では、今から出発します」
ミツバとカイザーも急いで傭兵申請所から出て行く。
「俺も準備しないとな……」
フレッドはゆっくりと傭兵申請所から出て行った。




